「♪季節も時間も 全て変わっていく ねぇ見てよほらオリオンが 地平線に輝く〜!
飛び方を忘れた鳥のように 僕は何かを見失って……
傷ついたその場所から生まれ出た 痛いほどの 幸せを 見つけた」
「エンディングテーマ」ということで、ゲームの場合本当に「エンディングだけ」で流れる曲というのはどこにでもある。
しかしこの曲は違う……。まずはそこが、第一のキーポイントだな。
オープニング、冒頭のワンシーンで一度だけ流すというそのスタイルがオレは気に入ったんだ。
それは、その冒頭にてこの曲を聴いたとき……やっぱりすごく惹かれるモノがあったからだと思う。
もしあの時オレの感性を刺激するものが無かったら、ここまで好きになることもなかったろう。
その音に惹かれ、頭の中にそのメロディーを植えつけられ、しかし本編で再度流れることは無く……。
最後の最後、エンディングにて文字通りラストを彩っていったこの曲。
やっぱりEDテーマの素晴らしさというものは、その作品そのものの出来さえも左右するんだと思う。
そういえば、この曲はCMにおいても印象的な映像とともに流されていた。
思えばゲームをプレイする前から、この曲からの「刷り込み」は始まっていたんだなあ……。