ジューダス……。10位のリオンに続く形で、本命がここに登場だ。
リオンの時から好きだったコイツが『D2』になって再登場。
その時の感動は、とても言葉で言い表せるものではない。
なぜに、カイルがあそこで「じゃあ……ジューダス!!」などと名付けたのかは知らないが、
まずその「ジューダス」の意味を知り、感動。そしてシャルティエに感動。仮面を外して再度感動。
「リオン=マグナス」という称号に改めて感動。エンディングに感動。
そしてもちろん、真神煉獄刹に大感動した。
『デスティニー』時代の罪を払拭する形で、ぼやきながらもカイルの良い世話役に。
カイルをめぐってのロニとの衝突は、ヒロイン(リアラ)の立場を疑いたくなる微笑ましさだった。
「仲間」になれなかった16年前の歴史を取り戻すためなのか……。
自分の命を賭けてまでカイルを、スタンの息子を守ろうとしたジューダスには心が動かされた。
ただあくまでも、外側は皆に辛く当たっているというところが彼のジューダスたる所以か。
あからさまな優しさではなく、内に秘められた優しさ。
そこを感じ取ることができたとき、オレのコイツへの愛着はMAXに達した。