ガイラルディア・ガラン・ガルディオス……まあ要するにガイだよ、ガイ!!
最新作『アビス』におけるベストキャラ、つまりはオレの最新好きキャラと言えるのが、このガイだ。

「ガイ様、華麗に参上!」と、店頭ムービーを見ていた頃はどんなお調子者かと思っていたが、 それはとんだ早計というものだった! マジでイカすぜ、コイツはよ!!

とりあえず、本来主従関係であるハズのルーク……しかも「初期」のルークであるにも関わらず、 信頼し、そして信頼され……「親友」であり続けたガイ。
皆がルークを見限り、「本当のルークはアッシュだ」と現実を真っ向から突きつけられてさえ、 嫌な顔ひとつせず「ルーク」を待っていたガイ。
親友として、そして時には兄として、ガイはルークを見守ってきたのだろう。

感動したのは、障気を消すため自らの命を犠牲にしようとするルークを殴りつけたシーン。
「痛いか? 死んじまったら、殴られる感触も味わえない!」って、ホントにカッコ良かったよ……。

でもそれ以上のベストシーンは、「今度は守れるのか?」と会談中の王に刃を突きつけたところだ。
ガイの本音と過去への決別の想いが、痛いほど分かったシーンであった。