蛇足的諸注意


あなたがこのページを読んでくれているということは、入場時の「基本的な諸注意」には同意してくれたことと思います。
「ページの途中に飛んできて読み始めたから、諸注意なんて知ラネェ〜」とかいう方は、是非ともこのページ下段の「Top」をクリックして、入口から再入場してください。
第1回トーナメントの際はある程度寛容でしたが、さすがに個々への対応が面倒くさいので、明らかに注意事項を読んでいない方の意見・感想はテキトーに流すので注意のほど。

ともかく「諸注意」を読みそれに納得してくれた方々にとって、もはやここで述べることは蛇足ではありますが…。
だが「言わずとも大丈夫だろう」と甘く見るより、少々しつこくても言っておいた方が何かと安全ゆえに、基本的な注意をここにまとめておくことにします。


1.参戦作品・参戦キャラの選抜は、制作側の趣味・趣向・都合・その他の理由であるため、現状で納得して下さい。
例えば一番簡単なところで言えば、「オレを含む、企画協力者全員が誰も知らない・詳しくない作品」から、キャラを出せるハズがありません。
また知っていてもさして愛着が無かったり、記憶が薄れていたりすれば、出したところできちんとした考察が不可能です。
よって「なんで、僕の大好きな○○(作品)が出てないんだよ! 出してよ!!」とか「なんで○○(作品)は出てるのに、××(キャラ)は出場してないんだよ!」とか…。
そういった勝手な個人的希望を言われたところで困るだけです。現状の参戦作品・参戦キャラで納得した上で閲覧して下さい。

2.作品描写の間違い・勘違い・忘却などは腐るほどあります。いちいち気にしないで下さい。
オレを含めて、誰もこの企画に命を賭けたり、読者の皆から視聴料を取って営利的に運営しているわけではありません。あくまで「趣味」としてやっているだけです。
よってあるキャラが原作内でやっていないことを「やっていた」と言っていたり、実は不可能なことを「可能」と判断していたり、あるいはその逆だったり…。
そういう類の描写間違い・勘違い等は、数えきれないほど存在します。なぜならこのトーナメントは公式設定資料集や公式攻略本等を用いて「厳密なデータのみを考察材料とする」などというお堅いモノではなく、あくまで個人個人の記憶に頼っているためです。よってそんな間違い・勘違いに対し、いちいち突っ込まれても困ります。
たとえあなたが「○○厨」と呼ばれるほどにある作品の熱狂的ファンであり、そしてその作品に対する我々の認識が間違っていたことに憤りを覚えたとしても、「所詮は趣味だ」と思って気にしないで下さい。というより自分が好きな作品が間違って話されていたら怒らずにはいられない…という人は、最初から閲覧しないで下さい。自己責任で頼みます。

3.キャラの戦力値に関するインフレ・デフレなども、いくらでも存在します。自分の考えと違うからといって、騒がないで下さい。
これは基本的な諸注意にも書きましたが、まずはこの言葉を肝に銘じて下さい。
「アンパンマンと超サイヤ人4の孫悟空が戦ったとしても、アンパンマンが勝つという人はいる。というか、そういう意見があっても何も不思議ではない」と。
そもそもこのトーナメントは、全てが個人個人の「主観」により運営されています。そして何しろ「主観」なのですから、ある人が「こうだ!」と思ってしまえば、もはやそれが結論であって異論は存在しません。例えば以前のトーナメントにおいてSEED厨のオレは、ストフリの強さをインフレ気味に考えて勝敗を決めていましたが…これは当然というかなんというか、アンチSEED厨は「そんなの認めん! ふざけんな!」などとのたまっていたものです。
でもこれは当たり前の話ですが、以前のトーナメントも今回のトーナメントも、(協力者の方々はいるにせよ)基本的には「オレが勝手に行なっている」だけのものです。すなわちオレがAと言ったら結論はAになるのは「当然すぎる」こと…これを傲慢と言おうが勝手と言おうが自由ですが、何しろオレが主催しているトーナメントなので、オレの考え方と違う結論になることはあり得ない…その事実は理解できると思います。(オレが人の意見を聞いた結果、当初とは異なる結論に至った場合も、それは最終的に「オレが結論に納得している」という点で同じことです)
よってそんな「オレの勝手な結論」に納得できない・自分の意見以外は聞く耳持たず…という人は、やはり閲覧を遠慮して下さい。

というより「オレが主観で結論を出しているもの」に対して「○○が勝つはずないじゃないか! 勝手に決めるなよ! ××が勝つに決まってるだろ!」という類の台詞が、どれだけ矛盾しているというか子どもじみているかは、さすがに解って下さい。その意味が解らぬ人は、本気で閲覧を止めた方が双方のためです(笑)

4.「最強厨」は閲覧を自粛して下さい。
こんな「最強トーナメント」なんてものを行なっているくらいだから、「お前こそが一番の最強厨だろ」と言われるかもしれません。ですが、それは的外れです。
そもそも真の「最強厨」は、こんなトーナメントなどやる必要がありません。なぜなら「あのキャラこそが最強! これに文句付ける奴はカス!」という確固たる信念が既に確定しているので、わざわざ「誰が一番強いんだ!?」なんてことを多大な手間をかけてまで決める必要が無いのです。だってそれはもう、(その人の中で)「ハナから決まっている」ものなんですから。
だからこそ、そういう「○○最強、これは決まっていることで異論の余地などない」なんて考えを抱いている人がこのトーナメントを読んだところで、得るものなんて何ひとつ無い…それどころか自分が最強だと思っているキャラがアッサリ1回戦負けしていたりして、ショックを受けたり憤りを覚えたりと、デメリットしかないと思います。

…例えばここに、面白い話があります。幾人かのガンダムファンに話を聞いたところ、「アンチSEED」と呼ばれる人の中には、大きく2パターンの人間がいるらしいのです。
ひとつは「ストフリは旧ザクより弱い」という理屈を叫びまわるタイプで、これが前述の「最強厨」です。最強厨とは、基本的に「強いモノ=偉いモノ」というなんともシンプルな発想が根源にあるため、そういう人間にとって「ストフリは強い」と認めることは断じてできません…なぜなら「強い=偉い」のですから。だからこそ「ストフリ弱い! だからあのアニメはクソ!」という理屈を押し通すためには、何としてでもストフリの「強さ」を貶める必要があるわけですね。

対してもう一方の「アンチSEED」の場合、その思考は「ストフリは強すぎる、だからあのアニメはつまらない」というのです。これは先に述べた最強厨タイプのアンチSEEDより平均年齢が高めで、また殆ど初期からシリーズに親しんでいるような老舗のガンダムファンが多数を占めるといいます。そしてそういう方々にとって、「ガンダム」とは「強けりゃいい、それだけで最高」なわけではない…のだと。むしろ最初は雑魚敵相手に無敵っぷりを誇っていても、中盤過ぎからは敵ライバル機と同等になり始め、最終的には戦力差に自身が押されるくらい…しかしそうやって苦戦しながらも「なんとか勝つ」からこそ『ガンダム』という作品は面白く、それこそがガンダムの醍醐味…だからこそ「苦戦さえもしない、最強過ぎるストフリ」が存在する『SEED』は「つまらない」という理屈ということらしいです。

さて、これら両パターンの「アンチSEED」は「SEEDが嫌い」という点では共通していますが、「何故嫌いか?」という点は全く正反対です。
前者が「強い=偉い」と考えていることに対して、後者は「強い=偉い」などもってのほか…逆に「強くない」ことを美徳としており、むしろ「強すぎる」ことに憤りを覚えるタイプですね。
さて…長くなりましたが、このトーナメントは「前者」のタイプには全く向かないものです。なぜなら「強い=偉い」なのですから、きっとその人が大好きな作品というのは、よっぽど最強のキャラが存在しており、またその人はそのキャラが大好きなのだと思います。ですが最初に述べた通り、このトーナメントで「そのキャラ」が優勝する保障なんて無いし、そもそも出場さえしていない可能性もあるわけで、そんな「自分の価値観と全く違うモノ」を読んだだけで不愉快になるだけでしょう。
だからこそ、このトーナメントは「最強トーナメント」と銘打ってはいますが、真の「最強厨」には著しく不向きです。
自分にそのケがある人は、閲覧をご遠慮下さい。


以上の4点をきちんと納得してから、閲覧して下さるよう宜しくお願いします。

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