スーパーケンカ大戦 2回戦

簡易対戦表
東照美V.S.サクラ
八樹宗長V.S.一条誠
叶親浩司V.S.小林一文字
グレート巽V.S.相川摩季
宮田一郎V.S.クッパ
鬼塚英吉V.S.丹波文七
江戸川コナンV.S.鷹村守
弾間龍二V.S.日比野晴矢



2回戦第1試合

東照美 (番長連合) V.S. サクラ (餓狼伝)

オレ「さてと…いよいよ2回戦だ。1回戦の時点で各選手の『基本的な戦闘能力』とかのデータは揃ったから、ある意味じゃ2回戦以降のがラクに考察できるな(笑)」

たか弐「だね。
とりあえずこの試合だけど、東が攻撃当てれるかどうかってのを考えると、やっぱうまく防御されてしまうからダメージは与えられないんではないかな。
東が防御力に自信があるとはいえ、サクラの攻撃力が半端じゃないからな…。まぁ…攻撃も防御もサクラのレベルが半端じゃない…。
というわけで、サクラが勝つのではないかと思われる。
サクラに勝てそうなヤツはいるが、そこまでそいつが勝ち残れるかな…」

オレ「確かに東は格闘技経験があるわけじゃなく、攻撃も大振りだ。
となると、サクラには防御されちまう公算が高いな…。なんせ一流プロレスラーの攻撃さえスカしてたような超人がサクラだから。
しかし、サクラに勝てそうなヤツ…誰のことだろう(笑)」

SAT「ともかく、この試合は順当に東の勝利かと。東は頑丈さで何とか立ち向かって、軽傷を負わせられれば御の字と言った具合でしょうか」

オレ「とはいえ、東の大振りでは『軽傷』も確率的に難しそうですね…。ここは、無傷で勝ち上がるのが順当でしょう」

勝者:サクラ

2回戦第2試合

八樹宗長 (明稜帝 梧桐勢十郎) V.S. 一条誠 (BOY)

たか弐「一条は1回戦でピックを使ったよな。
となると八樹は当然それを警戒すると思うから、ピックは避けれるか…もしくは1回戦で負ったケガ(中傷)の影響で当たるのか…。
これが全てを決する気がする。
ピックで武器を落とせば一条が勝つだろうし、当たらなければ八樹が勝つだろう」

オレ「確かに一条は、既にピック投げを見せちまってるな。ただお互いに中傷だから…そこらへんが重要だ。
一条の『ピック投げ技術』の高低に、試合が大きく影響されそうな気がする」

SAT「一条はボクサー級の拳を持つ男に膝をつくほどまで拳撃を浴びせられた後も、ピック投げの威力・正確さ共にまだまだ健常に近い物が有りました。
その経緯から腕を骨折したり、相当な打撃を腕に負わない限りは、まだまだ恐るべき威力と速度を見せると思います。
更にピック投げの速さは、見た後ではまず避けられない速度になっています。指への直撃は避けられても、腕のどこかにはまず命中すると思います。
そして両者傷を負っているため、八樹も短期決戦を狙って突っ込んでくるかもしれません。
そうなれば一条の狙い目で指にピックを直撃させて、木刀の使用を制限させて勝利でしょうか」

オレ「なるほど…。
一条のピック投げが論点になっていましたが、傷を負っていてもそれだけの正確さを有しているとなれば、かなり一条有利でしょう。
仮にピック投げを指あるいは手に当てて木刀の使用を抑え込めば、これ以上負傷レベルが上がらず(中傷のまま)勝利できるでしょうね。
…そういえば気になる疑問点があるのですが、ピックの弾数や補充の有無はどうなんでしょう?
前述の通り、一条は1回戦で既にピックを使っていますが、今回もまた使えるんですか? また、1発外しても2発3発と投げることは可能?」

SAT「ピックのサイズは10円玉位ですので、ポケットに10枚は携帯可能と予想しています。左右合わせて10枚ずつで、合計20枚くらいでしょうか?
作中でピック投げのちょっとした解説としては、一条が敵と対峙した時、仲間の1人が
『一条のピック投げなら指の爪全部駄目にするぜ』
と警告していた事から、5〜10枚はその時点で持っていたと見るべきでしょう。
このように指の爪にピンポイントでめり込ませるという離れ技から、八樹の状態次第では爪に直撃させる事も不可能ではないと思います」

オレ「なるほど…装弾数が1発のみだったら勝負も判らないと思ったのですが、それだけの数を所持している…更にはその技量から、この勝負は一条優勢ですね。
仮に1発外したとしても2発3発と投げつけることで、八樹がそれらを全て捌くのは不可能…結果として木刀を使うことが難しくなり、敗北することになるでしょう。
よって一条の負傷レベルも変わらず…ということで」

勝者:一条誠

2回戦第3試合

叶親浩司 (幕張) V.S. 小林一文字 (天使な小生意気)

たか弐「反応速度が尋常ではないというからには、剣道経験者程度の腕しかない叶親の攻撃は当たらない可能性が高いと思う。
逆に叶親が付けている防具のおかげで、小林は決定打は与えられないかな。
小林の一撃チョップを決められるかどうかがカギだと思う。決めれないなら互いに決め手を欠くから、泥試合になりそうだ」

オレ「戦闘技術的には小林が上のような気もするが、叶親には『武器持ち』の有利がある。
小林は対武器に素手で勝利した経験…槍の達人が放ってきた突きを、レンガブロックで捌いたなんていう技量さえあるから、そこがどうアドバンテージになるか…だな」

SAT「実力的には小林で勝者も小林だと思いますが、防具の恩恵で少しは耐えると思いますね。
何発かは竹刀も当てられるのではないでしょうか? 軽傷程度は負わせられると予想します」

オレ「そうですね…そのくらいが順当でしょう」

勝者:小林一文字 (軽傷)

2回戦第4試合

グレート巽 (餓狼伝) V.S. 相川摩季 (エアマスター)

たか弐「巽はプロレスラーだから、やっぱり投げ技とか関節技も使うの? まぁ、使うとしたら軽傷状態の摩季はかなり不利だろうね」

オレ「巽は…そうだな、むしろ打撃より投げ・掴み・関節技の方が得意だと思われる。原作でも、プロレスラーってことでツイスト(関節技)の方がスポットされてたし。
もちろん打撃も一級品ではあるが…しかしこの事実は、摩季に対して相性が良いかもしれん。摩季は掴みに弱いって話は1回戦のときにも出たからな」

SAT「回避の悪魔と掴みの鬼の激突ですね。軽傷を負っている分相川の速度が落ちていますから、避けられない程の『ターミネーター』は難しいかも知れません。
こうなってくるとスタミナにも自信が有る巽に、十分勝機が感じられます。現状、消耗戦では巽が有利に運びそうな気がします」

オレ「確かに巽が無傷であることに対し、摩季の『軽傷』が影響を及ぼしそうです。全体的なスピードも落ちているでしょうし…。
摩季は切り札のターミネーターを使わない限り、タフネス自慢の巽に満足なダメージを与えられないでしょうから、その大技を狙わざるを得ないハズです。
仮にターミネーターが当たらなければ『掴み』のある巽にチョークスリーパーへ持っていかれ、一瞬で敗北…ということさえあり得ますね。
摩季は自分の攻撃(蹴りなど)を1発でも巽に掴まれてしまえば、そのまま絞めや関節技に持っていかれますから、軽傷状態ではかなり厳しいでしょう。
『真のエアマスター』に覚醒する以前に、打撃戦から掴みへ持っていかれ敗北するような雰囲気です。
ただし防御・回避ではなく『プロレスラーとして攻撃を受け続ける』戦闘スタイルの巽も、若干のダメージを負うことにはなるでしょうね」

勝者:グレート巽 (軽傷)

2回戦第5試合

宮田一郎 (はじめの一歩) V.S. クッパ (スーパーマリオ)

たか弐「クッパの炎は人間が走る程度だから、避けるだけなら宮田もどうにかなるとは思う。
ただ、宮田の身長だとクッパの顔面にパンチが届くかどうかさえ微妙なんだよな…クッパの身長が人の2.5倍だとすると、4mを超えるから…。
というわけでクッパ勝利だろう。
というか、実はクッパは優勝候補じゃ?
弱点は顔面だけど、ランク1のメンツでは顔面に攻撃与えられるヤツが少なすぎる」

キューピー「宮田とクッパでは体格差がありすぎ、破壊力に乏しい宮田のパンチではクッパの腹部への攻撃はほぼ無意味に思われる。
かといってジャンプしてもスキが大きすぎてカウンターを喰らい、結局宮田になす術はないだろう」

オレ「あ、オレも2人が言っている部分は気になった。
だが、まんまるさんが説明してくれた『クッパの体格は人間の2.5倍』ってのは意味が2通り取れないか?
人間を横に2倍くらい、縦に1.5倍くらい伸ばしたら、それだけでも合計3倍だ。
つまり単純に『身長が2.5倍』ってことじゃないかもしれん。全体的に膨らんだ感じならば。
ここは、もう一度詳しく聞く必要があるな、まんまるさんに。
顔面の位置が低くなれば、まだ宮田に勝機が出てくる可能性もあるぞ」

SAT「仮にクッパの顔面がそこまで高い場所に無かった場合…黒沢よりは接近を期待できそうですが、それでもかなりの速度で飛んでくる火炎を避けきって無傷で攻撃とはいかないでしょうね。殴れて10発、後はクッパの勢いに押されて敗北でしょうか。
ただしクッパの身長が4mも有ったら、宮田の身長を170後半と仮定すると…当たりませんね(笑)
それなら無傷決着でしょう」

まんまる「クッパの体格に関してですが、『全体的な大きさ』が2.5倍ぐらいです。
だから身長は3.5m〜4mぐらいですね。しかし顔の大きさも大体1.5mほどあり、顔自体が前に突き出しているため、対戦相手の身長+腕のリーチが2〜2.5mほどあれば、ジャンプせずともクッパの顔を殴ることが可能だと思います」

オレ「なるほど…そういうことでしたか。
しかしクッパは顔面自体が馬鹿でかいので、ある意味近付くことさえできれば殴るのも容易そうです(笑)」

SAT「結局、何とか宮田の拳は当たりそうなんですね。
では先の予想通りに、10発程度は命中させる事が可能…というくらいでしょうか」

たか弐「一応パンチも当たるっちゃ当たるんだね!
ただ、宮田はアッパー系はジャブとかストレートに比べるとやや劣るんだよね。
やや上の相手に対して攻撃するわけだから、アッパーじゃないと攻撃当たらない…つまりその分はアッパー不得意な宮田にとって不利じゃないかなぁ。
やっぱ体格差を活かしてクッパが勝つと思う。
それにジャンプ着地時の衝撃波は360度満遍なく飛ぶ…というか飛ばないとおかしいだろうから、避ける方法はジャンプしかない。そして軽いジャンプだったとしても、その着地を狙って炎を連射すればさすがに全部は避けれんと思うし。
まぁ、クッパも多少は喰らうと思うが」

オレ「うむ…それじゃ、ここまでをまとめて結論を出そう。
まず人間が走るクラスのスピードを持つ炎を避けながら、クッパの眼前に近付くまでが、宮田にとってはまず難しいな。ただし、宮田のスピードならそれも可能かもしれない。
だけどクッパの大ジャンプによる『全方位衝撃波』は接近していればいるほど避けにくく、仮に避けられたとしても体勢を崩すだろう。もちろん衝撃波に当たれば、もっと崩す。
そこに、2秒で5,6連射が可能な炎弾…それも数発で常人を戦闘不能に追い込むような炎を乱射されれば、いかに宮田といえど避けきれず敗北するだろうな。ただでさえ、パンチを打ち難い斜め上を攻撃しなきゃなんないんだし。
ただし宮田もボクサーの拳速を活かし、数発程度はクッパにダメージを与えられるだろう。さすがに、たか弐のいう衝撃波→炎のコンボをやられたら10発も殴れないだろうから、せいぜい数発。だがボクサーの数発は常人の数倍の威力があるため、炎ダメージも含めて常人のパンチ30発程度で倒れることが予想されるクッパにしてみたら、かなりの負傷になるだろう。
ということで、ここでは常人のパンチ10発分のダメージを喰らったと判断し、クッパの勝利としようか」

勝者:クッパ (軽傷)

2回戦第6試合

鬼塚英吉 (湘南純愛組) V.S. 丹波文七 (餓狼伝)

たか弐「鬼塚が弾間と同じレベルの実力ならば、鬼塚が圧倒的に不利。
弾間は高校生ボクシングチャンプを破ったとはいえ…そして、鬼塚もそれくらいの実力だとしても、相手の丹波は強すぎるよ。丹波はプロレスラー相手にも余裕で勝つ感じだもんな…。
レベルが違いすぎる(笑)」

キューピー「ともに直情型の戦いをするだろうが、その実力は互角かやや丹波が上と見られる。
だが、そうなれば丹波の『虎王』により決着するだろう」

オレ「鬼塚をじかに知っているキューピーさんがそう言うのですから、やはり丹波優勢でしょうか。
しかし鬼塚も『横綱をパンチ一発で倒す』とか『プロレスラーを手玉に取る』レベルの丹波と、やや劣るとはいえ互角程度の力量はアリですかね?
『虎王』は秘伝の奥義なので、使わずに進められたらそれだけ丹波が有利なのですが…」

SAT「『GTO』では鬼塚は空手2段だか3段だか持っているとか言っていましたが、高校時代に黒帯だったか分かりませんね。
あと、やはり『GTO』の話ですが、教頭にジャーマンスープレックス決めてました。
それくらいの筋力と柔軟性は有るという事でしょうか。
とは言っても、やっぱり相手は歴戦の猛者の丹波。
只の不良よりは何段か上の実力というくらいの鬼塚でしょうから、強者歴訪の丹波には及ばないでしょうね」

オレ「なるほど、黒帯ですか…。
しかし、仮に高校時代で既に黒帯の有段者だったとしても、やはり『その程度』では丹波の相手は務まらない…と考えるのが適当でしょうね」

たか弐「もう前にも少し出ている話で、プロとアマの差はかなりあるから…って理由で決着が付いた戦いもあったはず。
そう考えると、高校生チャンプとはいえ所詮はアマ。
プロですら余裕で倒せる丹波に対しては、鬼塚の分が悪すぎる。
それに鬼塚は『コンクリは砕けないくらいの、まだ常識的な強さ』ってことだけど、丹波は床板を砕けるって段階で攻撃力が違いすぎるしね。まぁ、床板の材質にもよるけどさ」

オレ「そうだな…確かに『プロとアマの差』ってのは、思う以上にデカイんだろう。
オレも今のところ、鬼塚はだいぶ分が悪いと考えている。
ちなみに丹波が粉砕した床板は道場の床…つまりフローリングみたいなモンだな。
コンクリよりは柔らかいが…それでも相当なモンか(笑)
結局『可能か不可能か判断できないモノは、不可能とする』の定義により、鬼塚がプロの格闘家相手に立ちまわることができる保証はない。
よって、順当に丹波の勝利だな。虎王も、この試合に関しちゃ使う必要はないだろう」

勝者:丹波文七

2回戦第7試合

江戸川コナン (名探偵コナン) V.S. 鷹村守 (はじめの一歩)

たか弐「1回戦でコナンの増強シューズを見ている以上は、鷹村もそれを当然警戒すると思う。
ただ、アレは相当に速いからなぁ…避けられるかどうか…。
避けられるにしたって、まだ麻酔銃があるだろうし。
この試合の観点は、コナンが麻酔銃を出すかどうか…かなぁ」

オレ「確かに、キック力増強シューズの威力は半端じゃないからな。
だが『それをわかった上』でも、避けられるかどうかは微妙ってところか。
まぁトドメの麻酔銃がある以上、それでもコナンが若干有利…か?」

キューピー「おそらく常人の反応速度ではサッカーボールは避けられない。
よって焦点は『コナンがボールを出してシュートするまでに鷹村がK.O.できるか』だろうが、開始時の距離は約8〜9メートル。ボール射出に要する時間は…2秒くらいだろうか。これならギリギリ鷹村が早いと思われる。
更に、コナンの身体は年相応なので鷹村の攻撃を受ければ一撃で沈むだろう。
しかし、いざとなればコナンには麻酔針がある。シュートをフェイクに麻酔針を使えば、何とかコナンが勝つだろう。かなりギリギリの勝負になりそうだが」

オレ「なるほど…確かに『ボールを出す』ためには時間が必要ですから、初戦でその馬鹿げた威力を知っている鷹村は『蹴らせる前に倒す』を狙って突っ込んでくるでしょう。
鷹村が100mを10秒ちょっとで走れるとするなら9mは1秒程度なので、確かに微妙な線ですが…ボールを出す+蹴るで合計2秒と考えてもコナンが不利です。
やはりこの試合で、切り札・麻酔銃の出番となるか…!」

SAT「話にも出ているようにサッカーボールの種は既に割れましたが、もう一つの隠し玉睡眠針の使い方次第でしょうか。
格闘技者は戦いの最中は興奮物質の分泌等で、睡眠剤が効きにくかったりとか有るかも知れないので、鷹村が一撃で昏倒しなければあとは所詮小学生の体力。追いかけて撃破するのも不可能ではないかと思いますね。
それから常人に較べて相当鍛え込んでいて筋肉の壁も厚いでしょうから、針の刺さり方が浅かったりするかも知れないですよ」

オレ「なるほど…!
確かに『格闘中はエンドルフィンの分泌で麻酔の効果が低下』があるという可能性は、これまで考えたこともない盲点でした…!
しかし確かに、ソレは的を射ています!
仮に数秒でも麻酔効果発動が遅れれば、パンチ一発K.O.は必至…。
しかも『服の上からだと麻酔が効きにくい』という描写は原作にもありますから、筋肉の壁でも同じことが言えるかもしれません。これは、更に詰めていく必要がありそうです!」

魔王「しかし鷹村のようなタイプなら、麻酔銃で撃たれ多少眠気がきても、そのまま殴りにいきそうな感じがします。
その場合は両者試合不能になるのかな?」

オレ「確かに…近付いてきてから針を撃った場合、仮にそれが効果を及ぼしたとしても、即座には眠らずそのままコナンを殴り倒す可能性は十分にありますね。
仮にそうなれば、試合の勝敗は…。
ふうむ…ここはまだ定義してませんが、あるいはダブルノックアウトで『引き分け』という結果もアリかもしれません」

たか弐「なんか一番熱い試合だな…まさに一瞬の勝負。
どうやら、みんなの意見だと鷹村のスピードだとシュートする前に殴れそうなんだね。
さっきは鷹村の速度を考慮に入れ忘れてたわ(笑)
ともかく、コナンは麻酔銃を撃つときは必ず人の死角から撃つよね。
これは必ず当てなければならないってのもあるだろうけど、ちゃんと狙いを定めないと当たらないってのもあるだろう。ということは、撃つ前には必ず狙いをつけるって作業が必要になるね。
そうなると、鷹村もさすがに警戒するだろうし、いざとなったらグローブで止めれば無効化はできるやん。まぁ、止めれるかどうかは銃の弾速にもよるけどさ。
たぶん銃をギリギリまで引き付けて発射するのは不可能だと思う。これは相打ちになってしまう可能性が高いから。
コナンが確実に勝つためにはパンチが当たらない距離で、銃を発射しなければならない」

オレ「これは、やはり重要な試合だな。
そしてその中でも重要なのは、やはり麻酔銃についてか。
確かにコナンはキッチリとおっちゃんの首筋に狙いを付けて撃ってるな。
ただそれは、あるいは『肌の露出してる部分』を狙う必要があるから…って意味も強いんだろうと思う。服の上からだと効果は薄いから。
だけど思ったんだが、鷹村はプロボクサーだろ?
ってことは、やっぱ殆ど『服を着てない』んだよな?
これって実は、コナンにとってかなり有利じゃないか!? だって全身『マト』だらけだ(笑)
これなら大して狙わずとも、テキトーに相手に向けて撃つ! ってだけでも当たりそう。
もっとも麻酔の場合、素肌ならどこでも良いってんじゃなく、やっぱり静脈か何かを狙わなきゃいけない…とかかなぁ。薬に詳しくないから良く判らんが…。
だが、背後から狙い打つようにしてる普段のコナンじゃなく、戦闘中に真っ向からターゲットサイトを向けられたら、誰だって警戒するのも事実だよな(笑)
こりゃ、若干コナンが不利…か?」

SAT「鷹村の服装って、やっぱりトランクス一丁なんでしょうか?
武器として拳・道具としてグローブを使ったりしていますが、武器を持つような敵と戦うと判っている場合は普通の服装をしそうな気もするんですよね。
鎧というほどの特別の武装でもないと思いますし、この場合はプロボクサーでも洋服程度は着ていそうな気もします。その辺りの事は、何か決まり有りましたっけ?」

オレ「なるほど…確かにここは、未だ定義していない部分ではあります。
ただし単純な『服を着る』という行動であろうとも、対戦相手ごとに『試合前に何かしら準備をしておく』ことをここで容認してしまえば、恐らく後々になって『色々と』問題が発生しそうな気配がするんですよね(笑)
下手すると、アレもコレも何でもアリ! みたいになりそうで。
よって、ここでトーナメント定義に追加しましょう!」

《2-2-2.服装・装備・道具等に関する定義》

・各選手は、基本的に「原作における、最もオーソドックスな服装と武装」をしているものとする。
よって2回戦以降対戦相手の情報がある程度判っていても、それに対し「作戦」や「対策」を練ることはできても、基本となる服装や武装を変えることはできない。
ただし「換装が可能」なキャラに関しては、その限りではない。

オレ「つまり対戦相手に関しては、既に終了した試合の映像を見てその戦法を判断する…くらいで十分。こちらも『対策』は練るが、ことさら特別な準備をしてはならない、ただし換装可能な選手は別…という方向で。むしろこの部分こそが『換装可能キャラ』と『換装不可能キャラ』の間にある、大きなアドバンテージの差異ということになりますね」

たか弐「さっきの麻酔銃に関してだけど、リアルな話をすると対人の麻酔銃はない。それに銃免許がいる(笑)
まぁ、そんな夢のない話は置いといて…。
コナンの麻酔銃は針の形っぽいから、やっぱピンポイントを狙わないと厳しいような気がする。
小五郎のおっちゃんも、大抵首にあたりに喰らってるしね。
さすがに、腕とかに当たってすぐ昏倒だなんて違和感がありすぎると思うな…」

オレ「うむ…わかった。それじゃ、この試合に関してもさっきと似たような結論を出せるな。
すなわち『コナンの麻酔銃は、素肌に当たりさえすればどこでも一撃一瞬で昏倒せしめる』かどうかは『可能か不可能か判断が付かない』ため、ここでは『不可能』と判断するのが適当だ。エンドルフィンとか、筋肉の厚さとか、他にも色々と要因はあるしな。
よって、コナンは真正面から殴りかかってくる鷹村の攻撃を回避しつつ麻酔銃を的確に放つのは無理であり…そして鷹村の攻撃が当たれば一撃でK.O.だろうことから、鷹村の勝利だ。
いやぁ…さすがに3回戦進出は無理だったか、コナン君!」

勝者:鷹村守

2回戦第8試合

弾間龍二 (湘南純愛組) V.S. 日比野晴矢 (BOY)

たか弐「日比野は武器があるからなぁ。武器がある分リーチが当然長いわけで、戦闘には有利だろう。
たぶんだけど、素手での戦いはほぼ同レベル…オレの印象ではやや日比野が上かなって思ってるから、武器持ちの分日比野の勝ち。
負傷の程度は、今後の意見次第ってトコで」

キューピー「弾間は比較的冷静であるとはいえ、接近戦が常であることに変わりは無い。
しかし二人の間にはパワー差が大きいと思われる。打ち合いになれば弾間は不利だろう」

オレ「これは意外と似たもの対決みたいな感じだな。
だが『似たもの』とはいえ、武器イロイロな日比野の方がやっぱ有利か…」

SAT「遠中近とバランス良く武装と力を持っている日比野が圧倒的に有利ですかね。
ウォッカファイヤーの種は初戦で割れているとはいえ、弾間が攻撃する為にはどうしても近付かないといけませんから、その間に被弾する事は必至だと思います。
それから弾間お得意の力技も、同等以上かと予想出来る日比野相手では、近付くまでの負傷で何割も力を出し切れない間に撃破されるでしょう。
弾間は初戦で中傷を負っていますし、怪我の具合も考えて、無傷決着も有るかも知れないですね」

オレ「ですね。2回戦最後のこの試合が、一番アッサリ決まった感じです(笑)」

勝者:日比野晴矢

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