スーパーケンカ大戦 3回戦

簡易対戦表
サクラV.S.一条誠
小林一文字V.S.グレート巽
クッパV.S.丹波文七
鷹村守V.S.日比野晴矢



3回戦第1試合

サクラ (餓狼伝) V.S. 一条誠 (BOY)

オレ「さて、いよいよ3回戦だな。というわけで初戦は、いつもの通りサクラの登場だ(笑)」

たか弐「一条は、2回戦までで中傷を負っている分も考えると、相当不利な戦いになりそうだね。
やっぱ近距離だとサクラに対してはかなり分が悪いと思うから、ピック投げを使うかも。
ただ、それで致命傷を負わせることが可能であるか…と言われればムリっぽい気はするが。
というわけで、ここもサクラが勝つのではと思う」

オレ「それに一条は、相手が武器を持っているような場合以外、ピックを使わない…という一本気なヤツらしいからな…。
だから、もし一条が『近距離戦じゃ分が悪いな』と考えたとしても、超人とはいえ一応『丸腰』のサクラ相手にピックを使うか否か…という問題もある。その点も重要だな。
もっとも、いずれにしても『勝者がどっちか』は変わらないっぽいが(笑)」

SAT「一条の作中でのピック使用は、拳銃を持っている相手・武器を持っている相手に限られていましたね。
もっぱら武器を使用不能にする為に使っていましたから、相手の体格が良かったり、ジャンキーだったとしてもピックは使いませんでした。
よって、身一つで挑んでくる相手に一条はピックは使わないでしょうね。
たとえ自分が負傷していて、使わなければ確実に負けるとしても。
怪我で速度も破壊力も落ちている一条では、無傷で粉砕されてしまうでしょうね」

オレ「なるほど…。
『ピックを使わなければ自分が負ける』と解っていても、丸腰の相手にはソレを使わないとは、一条もかなり筋が通ってますね。しかし、となれば勝敗も決定でしょう。
真っ直ぐな心に負けた一条…。正義が勝つとは限らない、というトコロでしょうか(笑)」

勝者:サクラ

3回戦第2試合

小林一文字 (天使な小生意気) V.S. グレート巽 (餓狼伝)

たか弐「巽が有利かな。
小林は接近戦はかなり強いと思うけど、つかまれると弱い気がする。
たぶん巽はこれまでの小林の戦いぶりを見てつかみに行った方が有利だと考えるだろうしね。
ただ、小林が巽につかまれるかどうかは分からんが」

オレ「確かに、一度掴まれてしまえば『気配を読んで回避』どころじゃないのは確かだ。
そして攻撃力的には小林も『一撃チョップ』があるものの、巽だって『骨折りキック』があるし…。
よって、現状は投げや掴みのある巽が有利か」

SAT「巽の頑丈さと破壊力に対して精神集中をしている余裕は無いでしょうから、必殺の一撃チョップはまず使えなさそうです。
仮に使えたとしても、打撃の速度・正確性では小林に分が有りそうですが、破壊力は巽…そして体力頑丈さも巽が上だと思います。
暫く打ち合いが続いた後に巽が間合いを制して掴み技が決まるかと。
しかし巽も勝利した後は負傷が増して、中傷レベルに上がると予想します」

オレ「確かに小林の一撃チョップは軽々と振りまわせるものではなく…やはり放つためには相応の精神集中が必須なので、そうそう乱発はできません。
対して巽は素の攻撃力が『一撃チョップ』レベルなので、やはり小林は分が悪いでしょう…。
そしてある程度互角に思えるからこそ、最終的には『掴み』のある巽が優勢になる…これは、自分も殆ど同意見です。結局のところ、いかに回避が得意だろうと…一度掴まれ関節技や投げ技に持っていかれたら、防ぎようもありませんしね。
よって勝者は巽でしょうが、しかしさすがに負傷度も増すでしょう」

勝者:グレート巽 (中傷)

3回戦第3試合

クッパ (スーパーマリオ) V.S. 丹波文七 (餓狼伝)

たか弐「クッパはやっぱり、ジャンプによる衝撃波と炎のコンボを組み合わせるとかなり強いと思われる。
ただ、丹波はパワーもスピードもかなりすごいからねぇ…だから丹波が多少喰らいつつも押し切りそうな気はする。
怪我も多少はする。軽傷〜中傷くらいかな」

オレ「ここは無傷(軽傷以下)の丹波と、軽傷のクッパという違いが重要かもな。
クッパといえど、傷を負えば多少は動きが鈍るだろうし…。
それにクッパは2回戦のダメージにより、残りHPは『常人が20発程度殴るダメージ』を与えれば倒れるくらいになっている。
そして丹波のパンチ力をボクサーより少し劣る程度とすれば、『常人が20発で倒せる』ところを10数発程度に抑えられそうではある。だが、その10発を当てられるか否かが論点になるな」

SAT「いよいよ『内なる獣』の出番ではないでしょうか。
丹波が何発か攻撃を当てるも、火炎・衝撃波の極悪コンボに追い詰められいよいよとなって発動させると思います。
後はアーマー状態になって突撃して『虎王』で粉砕でしょうか。
クッパが既に軽傷な為、能力性能が多少下がっていた事も考慮して、丹波の負傷レベルは中傷を予想します」

オレ「そうですね…丹波といえど、火炎衝撃波の乱舞を全てかわすのは難しいと思います。格闘家としては超一流の丹波ですが、やはりことさらの『スピード自慢』ではないですし…。
となれば『内なる獣』の発動を余儀なくされるかもしれません。
しかし、ここに問題点が2つあります!
まず1つ目。『内なる獣』は戦闘において『限界を超えるダメージ』を負ったときのみ発動する能力なので、もしこの能力を発動するようなことになれば、丹波は中傷ではなく『重傷』になります。これは構造上の問題ですね。
そして2つ目、あるいはこちらの方が重要かもしれませんが…。
『虎王』は『相手の首を両足で挟み込む技』なので、顔面や首そのものが大きく人間サイズを超えているクッパ相手には、恐らく使用不能かと…!
そういったマイナスアドバンテージを加味した上で、詰めていく必要がありますね。試合結果が、以下の3つのうちどれになるかを…。
つまり丹波が『内なる獣』を出すまでもなく勝利するか。
丹波は『内なる獣』を出すまで追いつめられるが、辛くも勝利するか。
あるいはクッパが勝利するか…のどれかですね」

キューピー「丹波の体格が気になりますね…。
クッパの顔がある位置は常人の身長より幾分か上…2m少々ということですので、普通の人間ならばアッパー系の攻撃を放つか、あるいはジャンプせねば届きません。丹波の拳速は説明されましたが、ここでは移動スピードの方が重要かと。こちらはまだ未出なので。
もし丹波がクッパの顔面を攻撃することが苦にならないのであれば押し切れるでしょうが、そうでないならばクッパは攻撃されるよりも早く丹波を退けることができるのはないでしょうか?
そうなると、やはり遠距離攻撃のあるクッパの方が有利でしょう」

オレ「丹波の移動スピード自体はことさら特筆したものじゃなく、鍛えた人間レベルですね。
ただしアッパーの連打で、クッパに攻撃することはそこまで苦もなく可能だとは思います」

SAT「常人のパンチの威力っていうのも少しポイントになりそうな気もしますね。
例えば丹波のパンチを常人比1.5倍ぐらいの威力と仮定しても、これで必要な命中数が3分の2で12,3発って所ですよね。クッパは残り20発程度で倒せるんですから。
それ位なら、丹波のダメージは中傷ぐらいで押し切れそうな気がします。
しかし結局、クッパの体勢は未だに判り難い所が有るのですが…。顔の位置が2mくらいなんですよね?」

オレ「クッパの大勢について、色々と調べてみたのですが…。
ちょうどマリオの『頭頂部の少し上』あたりに『クッパの顎の先』がくるような感じでした。
つまりマリオの身長を1m60cm程度、クッパの身長を3.5〜4mとして、しかしクッパは『顔の大きさ』そのものが1.5mほどあるため、すなわち顔面の下辺は『地上2〜2.5m』あたりに降りてきているわけです。クッパが若干前傾していることも影響していますね。
すなわち、常人(よし少し小さいくらい?)のマリオでも、アッパー気味の攻撃でダメージを与えられる程度…ガタイの良い丹波なら、少々の不都合くらいで十分に殴れるだろうと予想できます」

SAT「なるほど…」

オレ「では、ここまでをまとめて結論を出しましょう。
まず、やはり衝撃波&炎の威力は半端ではありません。
2回戦では、プロボクサーの宮田さえもそのコンボによって数発しか殴れず敗北したほどで、いかにタフネス・スピード共に超一流の丹波とはいえ無傷完勝は不可能です。ここまでは確定。
何よりフットワーク自慢の宮田に対し、丹波はことさらフットワークに自信があるタイプではなく、炎や衝撃波により(宮田と同様)敗北寸前まで追い込まれる可能性だってあります。
ただし丹波は無傷でクッパは軽傷…しかも『常人があと20発程度殴れば倒せる』ことが予想されるクッパなので、丹波の攻撃によってなら10数発でも倒せるでしょう。
よって炎等を受けつつも一気にラッシュをかければ、中傷程度でどうにか勝利できると考えられる…といったトコロでしょうね」

勝者:丹波文七 (中傷)

3回戦第4試合

鷹村守 (はじめの一歩) V.S. 日比野晴矢 (BOY)

たか弐「リーチでは武器持ちの日比野が圧倒的に有利。鷹村がそれをかいくぐりつつも、攻撃を加えられるかどうかだな。
日比野の場合はヘビー級ボクサーのパンチを喰らっても大丈夫ってことだから、防御力は相当に高い。だから、鷹村のパンチを喰らってもしばらくは耐えられると思う。
まだ、どっちが勝つか分からんけど…どっちが勝つにしてもケガは免れないだろうね」

オレ「この試合が一番難しそうだ(笑)
接近戦はさすがに鷹村…と思うが、しかし日比野も相当なモンだろう。なんせ裏プロレスのレスラーに対して頭突きでヒザを付かせたり、不良10人分くらいの戦力があるという喧嘩屋をハイキックで一撃粉砕したり…と、かなり強力。そこで、日比野は更に武器があることを考えると…。
いずれにせよ、相当に白熱した勝負になりそうだ」

SAT「日比野の金属バットスイングは常人が受けられる物ではないので、喰らってしまえば鷹村といえど負傷は免れないでしょうね。その代わり竹刀や木刀ほど軌道に柔軟性が無く、1発貰った後は鷹村の反射神経により、バットの間合いは破れると思います。やはりバットは中距離戦用武器なので、近距離戦では使えませんし。
よって、ここからは純粋に打ち合いになるかと。蹴りなら日比野、拳は鷹村の壮絶な死闘になると思います。
しかしここでバットの一撃が効いてきて、戦力が落ちてくるのは鷹村が先になってきます。
結果死闘を制するのは日比野。負傷レベルは中傷でしょうか」

オレ「むしろ金属バットのフルスイングを受けて、鷹村は一撃K.O.しないのか…という部分も気になります。いかにプロボクサーとはいえ、常人なら即死レベルの攻撃ですし…。
仮にK.O.しなくとも、その大ダメージでヘロヘロになったら、日比野の無傷完勝もあり得るんじゃないでしょうか?
この部分、鷹村を直接知っている方に意見を伺うとしましょうか! 論点は、以下の2点です。
『ブロック塀を一撃で粉砕したり、彫像を破壊して散弾にするほどの威力を誇る』という金属バットフルスイングを受けて、鷹村はその後も戦えるのか? むしろ一撃K.O.はしないのか?
そしてまた、バットスイングは避けられず直撃することになるのか? という点が重要ですね」

キューピー「鷹村の耐久力ですが、まあタフですが彼とて人間です。世界王者のパンチを受けてダウンもしました。
そういったことを考えれば、金属バットフルスイングは耐えられないと思います。ただ、バットをフルスイングというのは結構モーションが大きいでしょうから十分避けられると思います。
しかこの二人の勝負は真っ向勝負になると思うので、様々な武器を擁する日比野が有利かと。
それなりのダメージは負うでしょうが」

オレ「なるほど…確かにバットフルスイングが直撃すれば危険とはいえ、そう易々とクリーンヒットは許しませんか。とはいえ、やはり武器持ちの利点もあり、有利なのは日比野…と」

SAT「キューピーさんと概ね同意見です。
バットのスイングは線の動きですから、ボクサーの動体視力では見切られる可能性が高いです。フルスイングでは特に踏み込み等の隙を考慮して、相当に当て難いと思います。
そこでコンパクトなスイングにまとめて日比野が攻撃するとして、命中数が上がる換わりに威力が犠牲になり、数発命中後、拳の間合いに。
後は前回予想と同じく乱打戦となり、負傷の蓄積の早さにより日比野の勝利かなと」

オレ「なるほど…確かにコンパクトにバットを振れば、威力を抑えた分、命中率は上がりますね。結論としては、やはり日比野ですか。
今更ですが、日比野は一条と違い、丸腰の相手でもバットやら何やらを使うんですよね?
そうだとしたら、この試合もほぼ確定になるでしょうが」

SAT「多少の加減はするでしょうが、使う事に躊躇は無いでしょう。そこまで卑怯な戦いをする訳でもないんですが、必勝が望まれる場合は面子よりは勝つ事を優先した戦い方をします。
相手の性質が判っている時は正々堂々と激突する事も有りますが、正体不明の時はまず躊躇はしないと思います。鷹村の戦法は前の試合等で知っていても、土壇場でどう動くか判らない以上警戒はするでしょう。
鷹村が装着している装備が見た目グローブだけでも、グローブ中の仕込みや靴に仕込みが有るかどうかは判らないでしょうし。その辺りの非情さが一条との違いだと思います」

オレ「確かに、一条とはかなり違いますね。
多少の加減はしても、武器を使うこと自体に戸惑いが無ければ、日比野の有利は動かないでしょう。試合開始直後にウォッカファイヤーで微妙に『削る』ことを加味しても、日比野の勝利は必至…ですが、やはり中傷程度のダメージも必至でしょうね」

勝者:日比野晴矢 (中傷)

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