スーパーグラップラー大戦 Fブロック1回戦

簡易対戦表
シゲンV.S.K'
岩本虎眼V.S.ブルー
小林一文字V.S.クロエ
スタン・エルロンV.S.キール・ツァイベル
ヴェイグ・リュングベルV.S.リーフ
アナV.S.ネス
イヴV.S.フリント
志々雄真実V.S.ロボ
チェルシー・トーンV.S.孫悟空
マイティ・コングマンV.S.コレット・ブルーネル
グレート巽V.S.心山拳師範
水銀燈V.S.鷹野千夏
マオV.S.牛股権左衛門
ヒルダ・ランブリングV.S.エリウッド
柳宿V.S.G
津村斗貴子V.S.丹波文七
※赤字はランクアップ出場キャラ



Fブロック1回戦第1試合

シゲン (ティアリングサーガ) V.S. K' (ザ・キング・オブ・ファイターズ)

たか弐「ゾーアの魔剣士がついに登場か(笑) ただ、微妙な試合だな。悩みどころだけど…なんとかシゲンが勝ちそうな気がする。
まずK'には遠距離攻撃があるし、『ブラックアウト』がかなり強力だね。だから、K'のが終始有利に展開できそうだけど…デュラハンがな(笑)
でもシゲンにしてもK'を倒すのに剣を20回使っちゃうから…どれくらい消費するんだろ…。
てかこの試合はシゲン勝利としても、SRPG系は絶対決勝まではいけんな…武器の使用量の関係で…。やっぱ最後は肉弾戦がものを言うのか(笑)」

オレ「シゲンは不死身で無敵かと思ったが、攻撃力の低さが痛すぎだな(笑) B×1の通常攻撃と、せいぜい確率技でB×3の『飛竜』があるくらいだし…。
しかも今回、たか弐の言う通り、仮にシゲンが一度も死ななくても20回は使うわけで…こりゃ予備の『鉄の剣』くらいは補充可能にするか(笑)」

魔王「遠距離攻撃とブラックアウトで、シゲンがK'に攻撃を当てるのは容易ではない。デュラハンがなければあっさり勝負が決まりそうだが、これはかなりの長期戦になりそう。
そうなるとK'も何回かテンション技が使えるだろう。しかしいくらテンション技が使えたからといって、デュラハンの効果を合わせるとシゲンが一度も斬りつけられなかったとしても、単純計算でB×400ものダメージを与えないとシゲンを倒すことができない。こうなると現実的に考えて、K'も体力がもたないと思われる。技やテンション技は使えば余計に体力を消費するだろうし…そうなると結果的にはシゲンが勝つ。ただし善戦すれば、デュラハンの耐久値をかなり削りきれるだろう」

ホルン「やはりデュラハンが問題でしょうか? K'がかなり善戦しても、40回も相手を倒すのは容易では無いと思います。完全に相手を燃やし尽くしても、復活するだろうし…。
K'が勝利する方法は、直接剣を破壊するくらいしか思いつきませんが、初めて会った相手の能力は知らないので僅差でシゲンの勝ちだと思います」

オレ「ふむ…じゃあこれも、どうにかまとめるとしよう。今回重要なのは、デュラハンの使用回数に関してだな。
まず遠距離攻撃とブラックアウトで、K'のが終始有利に試合を進める。これはたか弐の言う通りだ。だがシゲンのデュラハンの性能も破格。
DFブーストCのシゲンを『1回倒す』ためにはATブーストB×10の攻撃が必要だが、そこまで技威力が高くないK'にとっては、それも簡単にはいかない。また基本のSP・MVブーストは双方ともにCとはいえ、トーナメントに影響する『剣闘士』スキルの効果で僅かながらシゲンが上回っているため、ここではシゲンにB×4程度のダメージを与えるごとに、K'も最低1発は斬撃を喰らうものと考えて計算する。そしてこの計算だと、シゲンを8回倒したくらいで、K'のダメージが致死に到達して敗北することになる。
ただし死んでも体力全快になるシゲンに対し、K'はダメージによって徐々に動きが鈍り、中〜重傷まで陥る頃にはダメージ効率も大幅にダウンするだろう。
となれば8回ではなく、シゲンの死亡回数は6回程度に抑えられるものとする。これはもう、感覚の問題だ(笑)
よってシゲンのデュラハン使用回数は、死亡6回+斬撃20回で、合計26回。残り使用回数は14回となる。…これで2回戦以降どうしろって話だが(笑)」

勝者:シゲン

Fブロック1回戦第2試合

岩本虎眼 (シグルイ) V.S. ブルー (サガフロンティア)

オレ「ええと、とりあえずたか弐や璃音さん、ホルンさんによる協議の結果、ブルーが使用可能な術は以下の通りに決定したぞ。
『オーバードライブ』『時間触』『バニッシュ』『保護のルーン』『魔術師』『スターライトヒール』『杯』『リヴァイヴァ』の8個だ」

たか弐「まぁ、ブルーの勝ちは決定的として、問題はどう倒すかだよね。
保護のルーン+バニッシュ2回か。魔術士で道連れにするか。
どっちにしても、接近戦用の技しかない岩本では勝てないでしょ」

ホルン「岩本虎眼もかなりの実力を持っていると思いますが、ブルーは直接攻撃をしてくる相手に有利な術が多く『保護のルーン+パニッシュ』はどうしようもないですね。
JPは多少消費するでしょうが、ブルーの勝ちでしょう」

オレ「まぁ…そんだけの魔術が揃えばブルー勝利は当確か。オレとしては虎眼先生ファンだから、残念だが(笑)
ともあれあとは、消費JPを限界まで抑えたいところだな。というかブルーって、このランクだと屈指の実力者だなこりゃ。
まあ様々な戦法が考えられるが、皆の言う『保護のルーン』で気配を消しただけだと、周囲360度攻撃である『流れ星』が避けられない可能性がある。気配読みの達人だと気付かれるかもしれない…ってたか弐の話もあったし。よってここは安定を取り『魔術師」での相討ち・消滅を狙うものとしよう。これでも消費JPは同程度だから問題あるまい。
よってJPを僅か消費し、ブルーの勝利だな」

勝者:ブルー

Fブロック1回戦第3試合

小林一文字 (天使な小生意気) V.S. クロエ (NOIR)

キューピー「素手の小林に対しクロエは短刀とナイフを持ち、能力的にも接近戦のダメージレースはクロエが有利。さらに近距離での投げナイフをすべてかわすことは無理だろうから、総合的に小林が不利。ただそれなりの負傷はあると思います。クロエのDFブーストがDであることを考えれば、中傷くらいかと」

帝「武術の腕がかなり立つとはいえ、相手が暗殺者では心構えの時点で小林が不利。お互い接近タイプではあるがナイフ投げがある分接近する頃には小林も傷を負ってるだろうから、それが明暗を分けそう。でもクロエは防御が低いのでAT・Cの一発でもそれなりに効くかな?」

オレ「ふむ…やはり小林が不利でしょうか。
ただクロエの負傷ですが、クロエのDFはD…つまりB×5程度の防御力ですが、小林の通常攻撃力も『ATブーストC』です。これはすなわち『Bの3分の1』なので、そんなにダメージを与えられないかもしれませんよ。3発当てて、やっと5分の1を削る程度ですから。
まぁ『必殺チョップ』を喰らわせられれば別でしょうが(笑) ただアレは、精神集中が必要ですし……」

魔王「単純な戦力値で考えると、クロエの方が上。しかも小林はATブーストCなので、ダメージはあまりあたえられない。
さらに接近戦しかできない小林に対し、クロエは遠距離からの投げナイフ攻撃が可能。
よって試合開始後、小林が接近する前にクロエの投げナイフを全てかわすのは無理だろう。更にクロエのMVが小林よりも上なため、逃げ当てをするだけで勝てるかもしれない。
あわよくば接近戦に持ち込めたとして、小林のATとクロエのSP・MVを考えるとたいしたダメージにはならないだろう」

勝者:クロエ

Fブロック1回戦第4試合

スタン・エルロン (テイルズオブデスティニー) V.S. キール・ツァイベル (テイルズオブエターニア)

魔王「スタンが近付きさえすれば、特に技を使わなくても勝利できるでしょうね。近付くまでにウインドカッター1発はくらうでしょうが、たいしたダメージにはならないかと」

キューピー「イザーク対キラ……いやなんでもないです。軽傷以下でスタンの勝ちでしょうね。初級術1発じゃ無傷に近いです」

オレ「確かにキラとイザーク…ですが『SEED』じゃフリーダムにフルボッコのイザークとはいえ、こちらじゃ断然有利ですね(笑) 所詮は術師か……」

エムテー「キールの移動力&詠唱を考えて、スタンに距離を詰められればキールはほぼ無力。距離を詰めて斬る→獅子戦吼→獅吼爆炎陣でスタンの勝利。
ウインドカッターの一撃くらい受けて、軽傷くらいは食らうだろうけれども」

オレ「う〜ん…そうですねぇ…。これはウィンドカッターの威力からして、DFブーストBのスタンには『軽傷にもならない』とするのが妥当でしょう」

勝者:スタン・エルロン

Fブロック1回戦第5試合

ヴェイグ・リュングベル (テイルズオブリバース) V.S. リーフ (ファイアーエムブレム トラキア776)

ホルン「これは非常に難しいですね…鍵となるのは『リーフは光の剣で回復する暇があるか?』『瀕死だと回避力の上がるリーフにヴェイグがとどめをさせるか?』だと思います。
そこで私の意見は『ヴェイグ有利』です。リーフの回避能力は『とどめをさされる攻撃』のみしか効果がないですし、たとえSPブーストに差があったとしても、とりあえず瀕死にしてしまえば何度も攻撃して、ヴェイグには十分とどめをさす事は可能だと私は判断します。
もう一つの『回復できるか?』という問題に関しては、互いに剣士であるため難しいと考えます。
リーフが光の剣の遠距離攻撃で相手の体力を削ろうにも、ヴェイグを数発で倒すほどの威力が無い以上は、ずっと遠距離で攻撃する事は難しいですし。
しかし、ヴェイグも相手にスピードで劣っている以上、遠距離でも近距離でもそこそこダメージを受けると思います。
ですが先に述べた理由と、打たれ強くパワーの有るヴェイグが勝利するのは間違いないでしょう」

ゲパルト「リーフは遠距離を持っているものの、タメ3秒では近付かれるまでに1発打てるかどうか。動きながら打てる、とかいうことも無いので、必然的に接近戦になるかと思います。
そうなるとリーフはSPでは勝るものの、攻撃能力とDFブーストの差がかなり致命的。瀕死で回避が上がろうとも、6割くらいの上昇率では、じきにとどめをさされてしまうでしょう。
よってヴェイグの勝利。回復はホルンさんと同じく、まず無理だろうということで。
下手したら『崩龍無影剣』1発、それが外れても他の技を3〜5回くらい打てば倒せるので、無傷〜軽傷くらいかと」

魔王「ヴェイグが『裂破衝』を放てるまでの距離になったらそれでダメージを与えて、更に距離が1m圏内まで近付いた後に『幻魔衝裂破』を使えば、リーフの回避力が上がろうとまず避けることは不可能かと。範囲180度の攻撃は、SPブーストBでも避けるのは難しいでしょう」

オレ「なるほど…確かに裂破衝の存在は大きいですね…。では、この試合もまとめましょう。
まずリーフの回避能力は『とどめを刺される攻撃』以外には無効なので、とりあえずヴェイグの攻撃力から考え、そこまでは一気に追い込める。問題はそのあとだ。
だが裂破衝という公範囲攻撃を持つヴェイグは、リーフの回避能力に対してかなり有利。近接戦における前方180度攻撃を避けるのは、いかにSPブーストB相当のリーフとはいえ厳しいだろう。 更にリーフの遠距離攻撃と回復は、タメ3秒なことから近接戦じゃ使用不可。しかしヴェイグもスピードで劣っている以上、リーフからそこそこのダメージを受ける可能性はある。
だがリーフのDFからして崩龍無影剣なら一撃でカタがつき、他の技にしても数発でOK。またリーフの攻撃力はどれもB×1と低く、しかもヴェイグは技を撃つことで僅かに体力が回復することなどを加味すれば、負傷は軽傷以下と判断するべきだろう」

勝者:ヴェイグ・リュングベル

Fブロック1回戦第6試合

アナ (MOTHER) V.S. ネス (MOTHER2)

魔王「PKビームとフラッシュ…両者共に即死技をもってますね。どちらも確率3分の1なので、撃ち合いしたらどっちの方が早く倒れるのか……。
しかしアナのビームはそれほどに早くない光線が飛んでいくイメージに対して、ネスのフラッシュは『光るだけ』なんでまず避けられない。ならばネスの勝ちかな。
即死技を使わなくても、ネスの『ひっさつ』で瀕死になるアナは、そのまま近付かれてバットで殴られK.O.というのもありえます。
ネスが近付いたときアナに『パワーシールド』をされたら少しダメージは受けるでしょうが、たいした傷ではないでしょう」

キューピー「遠距離では互角としても、ネスのフラッシュは即死じゃなくとも目潰しを与え、ブーストの関係で接近戦では有利。
目を潰してから近接に持ち込めば、軽傷程度でネスが勝利でしょう」

エムテー「似たような魔法の二人ですね。そうなれば、やはり力に勝るネスが有利。
体力差や火力から言って、アナはPKファイアーΩよりPKビームγを使うと思います。PKファイアではネスに10発当てないと倒せませんし、同じ詠唱時間ですので火力で押し切られてしまいますから。となるとネスはPKひっさつ2発を撃てば勝ちなので、ビームを3回受けて即死する前に無傷で勝てるでしょうね」

SAT「能力上位対下位の典型的戦いですね。能力がほぼ同じとすると、後はより頑丈で破壊力が有る方が勝つのが自然ですね。回復も有るし、ここはネスの楽勝でしょう」

オレ「じゃあこれも、ネスの勝利で確定させましょう……と言いたいところなのですが、ちょっと待った!!
そもそもこの試合は、両者とも『確率で即死』術を持っていることから遠距離では同等。ただしネスが近付いてバットで攻撃すれば、基本能力から考えてネスの勝利…という意見が優勢。また『PKひっさつ』を当てればアナを瀕死にできるので、そのままゴリ押しも可能だろう…ということだった。
だがちょっと気になって調べてみたら、アナの『PKビーム』ってのは考えていた以上に凄まじすぎる性能だと解ったんだよ。オレもすっかり忘れてたんだが、なんとビームは『確率で即死』ではなく『当たれば生物は100%即死』で…しかも、少なくともSPブーストC程度では『100%回避不能』だったんだ。原作だとボス敵・ロボ系の敵以外は敵味方問わず即死っていう(笑)
……でもこうなると、普通にアナの勝利じゃないか? 決まりかけのところ、こんな話を持ち出すのもアレだが(笑)」

たか弐「なるほど…そうなるとSPブーストCのネスでは、ビームを避けるのは至難の業。よってアナの勝ちだね。100%即死技はチート性能だなぁ(笑)」

魔王「あ、当たると即死(笑) まさかそんな…何故こんなキャラがランク2に!?
ともかくこれは、問答無用でアナが勝つと思います。ネスのSPがCなんで回避できなそうですし…。
しかし詠唱時間が共に同じなんで、アナがビームを使っても同時にネスが『ひっさつ』を使えばダメージはくらうと思います」

オレ「一応、これでもギリギリランク2の条件は満たしてます(笑)
なぜならランク3は『戦車に勝てる』が出場条件なので、生物に無効なビームでは太刀打ちできないので……。
でも、確かにこの性能は酷い(笑) でも魔王さんの言う通り、とりあえず相打ちでアナも重傷は負いますね。ただ結局、自己回復可能というオチもありますが(笑)」

勝者:アナ (重傷)

Fブロック1回戦第7試合

イヴ (BLACK CAT) V.S. フリント (MOTHER3)

ホルン「『MOTHER3』はやったことないんですが、説明を聞くとフリントがただの兄ちゃんにしか思えません(笑)
銃弾を見切ることが出来るイヴなら角材をかわすことは容易だと思いますし、それこそ角材を切り裂いてバラバラにしたら相手は丸腰!!
これはイヴの勝利で問題ないと思います」

オレ「正直、フリントは『ただの兄ちゃん』だと思ってくれて間違いないです。とはいえ中年なので、言うなれば『ただの親父』でしょうか(笑)
ともかくこうなると、スピードにも攻撃力にも勝るイヴが有利ですね……やっぱり……」

SAT「イヴのSPブーストがBでは殆どの攻撃がかすりもしないでしょうし、イヴの手数は圧倒的です。ちょっと強い普通のおじさんじゃ、イヴの相手は務まらないでしょうね」

オレ「ふむ…ですがこれは、イヴに角材以上のリーチを持つ攻撃が無いことから、一撃くらいは攻撃に当たると見た方が良いでしょう。
ただそうなれば、DFブーストの低いイヴなので、一発だけで『軽傷』相当になるでしょうね」

勝者:イヴ (軽傷)

Fブロック1回戦第8試合

志々雄真実 (るろうに剣心) V.S. ロボ (クロノ・トリガー)

エアトス「ロボは機械…ってことは、痛みとか熱自体は感知はしない??? まぁ回復させないと機能は停止するんだろうけどさ」

オレ「いい質問だ! で、答えだが…これは、実はそうでもないみたいだな。
なまじ『技術が凄い時代』のロボットだけに、痛みとかもデータとして感じているらしいんだよ。HPが減ってくるとへばったり、機械のクセに『毒』にかかったりするほどだ(笑)
そういう意味で、炎とか氷をぶつけられたりしても普通にダメージ受けたりする。だからその点では、ちょっと不利かもしれん」

エアトス「なるほど…ややこしいなぁ…。でも『エレキアタック』とか攻撃範囲が広いロボの方が、それでも有利な気もする。
ただ志々雄が喰らいながらも近付けば接近戦になって、ゴリ押しでギリギリ勝てる気もするけど……」

キューピー「ってか痛みも熱も感じるんじゃロボである利点ないのでは(笑)
タメ技を使う暇は無いとして、近距離でのダメージレースになればリーチ差で志々雄有利かと。
ロケットパンチも当たらないでしょうし、パンチの射程外から斬撃や『焔霊』を当てていけば軽傷くらいで勝てるかと」

魔王「それより志々雄の『カグヅチ』の威力が破格なんで、それを2回使えば終わりますね。最初接近するまでにエレキアタックはくらうと思うので、軽傷程度で志々雄の勝利かと」

ホルン「志々雄の攻撃力の高さが目立ちますね。志々雄は戦闘時間15分〜20分の制限がありますが、いくらロボでも20分耐えるのは難しいと思います。
むしろ、炎を食らったらロボが熔けそう(笑) ただパンチは志々雄なら切り払えると思いますが、電撃は防げないと思うので志々雄も軽傷程度になるでしょう」

オレ「志々雄は、第3奥義のカグヅチが『原作で不発』だったことで、少々威力を誤魔化している部分があるというのも大きいですね(笑)
でも第2奥義の『紅蓮腕』がB×5ですから、第3がB×10……つまりA×1の威力があってもおかしくはないでしょう。こうなるとロボには厳しいですね」

SAT「しかしカグツチを2発決めたら勝利との話ですが、これは志々雄自身には影響は出ないのでしょうか?
確かに最初から全力を出せば、一撃は貰うでしょうが比較的アッサリ勝利しそうです。ですがカグツチにより自身の発火速度が早まるなら、そうそう乱発も出来ないのかなと思いましたので」

オレ「志々雄の『カグヅチ』は、確かにその強大な発火能力ゆえに、自身の発火速度も早まることが予想されます。ですが原作では『全力で戦える限界』が15分であると言われており、そうであるにも関わらず20分ほど戦ってしまった志々雄が更にカグヅチを放ち攻撃した瞬間に限界が来てしまい、敗北しました。
よっていくらなんでも、試合開始すぐにカグヅチを数発放つだけなら、すぐに影響があることはない…ということで構わないでしょう。
ということで、この試合も決まりですね」

勝者:志々雄真実 (軽傷)

Fブロック1回戦第9試合

チェルシー・トーン (テイルズオブデスティニー) V.S. 孫悟空 (最遊記)

キューピー「悟空はSPブーストCなので弓はかわせますが、これって単発の場合の回避能力ですよね? チェルシーの連射なら、相手を近づけずに倒せるのではないかと思います」

ゲパルト「弓矢使いのくせに近距離も戦えるチェルシーが有利。
近付くまでは弓を撃って、近付かれたら『星覇』ないし『月華』を使えば、ダメージ効率的にチェルシーが勝てると思います」

ホルン「普通の弓なら悟空も回避できると思いますが…チェルシーの弓は、明らかに軌道や数が異常です(笑)
悟空でも全て避けるのは無理ですし、DFブーストもCなのでかなりのダメージを受けると思います。
またチェルシーは接近戦にも有効な技があるので、ダメージを受けた悟空なら何とか倒せるかと。しかしチェルシーも接近戦で中傷程度のダメージは受けると思います」

オレ「ううむ、何故かトーナメントだと強いチェルシー! いや『新D』の頃から、考えてみればかなり強かったかも…。これは弓矢使いの新星か(笑)
……そういえば忘れてたけど、悟空の『金鈷』って自力で取り外し不能だっけか。悟空が死にかけのとき、八戒達が外した描写はあったが」

魔王「いえ、確か自分で取り外し可能じゃありませんでしたっけ?」

オレ「あ、そうでしたっけ」
魔王「原作読み直したところ、紅孩児との戦闘で悟空自ら金鈷を取り外していました。
しかし通常時では相手を倒せず、負けられない戦いの場合のみ自分から外す…という感じですね」

オレ「というか、自分も魔王さんの話を聞き、今になって思い出しました。確か砂漠で三蔵が毒に侵されてて、そこへ紅孩児達が来たとき…でしたよね?
では、その方向で解説していきましょう! というか八戒と違って特に制限時間も無い悟空は、めちゃくちゃ強くなりそうな予感が(笑)」

魔王「一度外したら、次回以降もそのままですからね…。最近思うことは、ランク2でも結構怪物クラスが多いことですかね(笑)」

オレ「自分もちょっと、それを思い始めました(笑)
この分だと、3回戦くらいからは、もはや怪物しか残らなそう……拳銃使いとか全員負けそうなんですが(笑)
ともあれ悟空の『変身』について解説を加筆すれば、現在の『チェルシー優勢』から状況も変わるだろうか?
ええと、とりあえず変身後の八戒を基準値として考えれば……悟空のブーストはオールBで、加えて『気の吸い上げ』で回復もアリか。タメ時間5秒くらいで」

キューピー「しかし、仮に変身されても回復される前にケリをつけちゃえばチェルシー優勢は変わらないんじゃないでしょうか。
変身した時点でかなりの負傷をおっているでしょうから、撃ちまくれば中傷程度でチェルシーが押し切れるかと。変身した時点で悟空が回復するのなら話は別ですが…」

たか弐「とりあえず、変身するまでにどれくらい喰らうんだろうか気になる。
かなり傷を負ってから、これじゃ勝てないと思って変身するのか。それともあんま傷は負ってないけど、ヤバそうだと思った時なのか……。 んで変身したら、怪我の状態はどうなるのかってのも教えて欲しいな」

オレ「ええと、キューピーさんとたか弐の質問についてだが……悟空の変身能力詳細については、こんな感じで定義するとしよう。
1.まず悟空が変身するのは、残りB×3程度まで追い込まれてから。
ただし明らかに『圧倒的に戦力が劣っている』と悟った場合は、すぐ変身する可能性はある。
原作でも、時間制限があったときは無傷状態から変身しているため。
2.変身前の悟空が『死の寸前』だった状態から変身したら、変身完了した途端に、家の屋根までひと飛びでジャンプするほどの動きを見せた。
つまり変身の瞬間、解放された妖力によって、体力がB×5程度回復するものと思われる。また、ダメージによる身体能力の低下が大きくないのだろうとも考えられる…と」

たか弐「なるほどね。ある程度回復するのであるならば、孫悟空のが有利だな。
SPブーストB・MVブーストBなら、チェルシーは孫悟空の動きに全くついて来れないだろうからねぇ…。
至近距離まで引き付けて弓を放つって方法も考えられるけど、結局背後から攻められたらどうにもならんだろうしさ」

魔王「遠・近共に優秀なチェルシー相手では、通常時の悟空が勝つことは難しいでしょうが……。
しかし一度斉天大聖モードになってしまえば、あとは圧倒的な勝負になるかと思います」

キューピー「さすがにMV・SPブーストBで、そのうえ回復されちゃ、チェルシーの弓ももう当たらないでしょうね。これは悟空の勝利でしょう」

オレ「実はオレとしては、チェルシーを応援したい気分だったんだけど…弓使いで2回戦進出は貴重だし…。
そもそも考えてみると、やはり女性・子供キャラは男性に比べ体力的な差があって、そんな中で女性であり子供でもあり弓使いでもあるチェルシーが勝てば大金星だったものを…。
でもこれじゃ、仕方ないな(笑)」

ムランボ「やはりみなさんの意見通り、変身した孫悟空が有利かな…とは思いますが、勝った後にちゃんと控え室へ戻り、次の試合にきちんと出てこれるのかな? …ってところが引っかかってしまいました。なんせ、理性が無いようですので。まあ、試合とは関係ないことなんですが(笑)」

オレ「悟空の自我崩壊後、控え室での話は……まあ、気にしないで大丈夫でしょう(笑)
そもそも最初から自我が無いような化け物…例えば『バイオ』のタイラントとかもいますし、そいつらもおとなしくしているわけですから。
少なくとも控え室においては、『DQ』のように『何か不思議な力によって心が穏やかになっている』みたいな設定で(笑)
というわけで、この試合も決定。傷は計算上中傷だが、試合後に自己回復すれば意味ナシか……」

勝者:孫悟空 (中傷)

Fブロック1回戦第10試合

マイティ・コングマン (テイルズオブデスティニー) V.S. コレット・ブルーネル (テイルズオブシンフォニア)

キューピー「詠唱時間の関係で術は使えないので接近戦になるでしょうが、チャクラムは近距離ではいちいち回転を伴って使うので攻撃の出が遅くなるのが難点ですね。
結局、コングマンが無理やり押しきって軽傷くらいで勝利でしょう。でもコングがコレットに勝つってのは納得いかねえ……」

魔王「しかし『ピコレイン』を当てて気絶させてから『グランドクロス』を使えばかなりのダメージです。
その後、またピコレインを使ってハメればコレットが勝つのではないでしょうか」

オレ「ちょっと待った…ピコレインについて軽く調べてみたところ、気絶確率はそんなに高くないと判明したんです。
最初はピコレインで放つ10個のハンマー中3個に当たれば気絶…という感じで解説しましたが、これは『ピコレインを3回当てればハンマーの数に関わらず気絶』に変更しましょう。
こうなると、更にコレットちゃんに厳しくなるが……まぁ仕方あるまい(笑)」

カエレ「コレットは空を飛べるけど、飛びながら攻撃は難しい・・・ということですよね。だから戦闘中は、地上30cmくらいしか浮けないと。
するとグランドクロスは詠唱時間が長いので、今回は相手が接近戦重視のコングマンとなると使えなさそうですね。
ただコングマンのハートブレイク、メタルボディなどの技にはタメ時間があるので、タイミングを見計らってコレットが『レデュース・ダメージ』で軽減は可能だと思います。
ただコレット自身がコングマンに対して致命傷を与える事が出来る技がないので、結局コレットが勝つのは難しそうですね。
ピコレインを3回当てて気絶させ、その間に攻撃したとしても、DFブーストBのコングマンを倒すのは難しいです。それにコングマンは、タメがないメッサスロウやイカスヒップだけでも、DFブーストCのコレットはもたないんじゃないかな〜?と思いました」

ホルン「コングマンとコレットの戦い…個人的にはむさいコングより可愛いコレットを勝ちにしてあげたいですが、コングマンは強い!!
とてもチャクラムで簡単に倒す事は出来ないでしょう。天使術も接近戦になると使えずに、コングマンの勝ちかと」

オレ「ふむ…もともとコレットちゃんは中距離タイプですから、タイマンの近接戦になったら分が悪いのもやむなしか……。
トーナメントは、可愛さよりも上腕二等筋が物を言う世界っていうところか(笑)」

魔王「ピコレインハメがなくなった今、勝つのは不可能…。技を使わなくてもボコ殴りで終了でしょうね」

勝者:マイティ・コングマン

Fブロック1回戦第11試合

グレート巽 (餓狼伝) V.S. 心山拳師範 (ライブ・ア・ライブ)

オレ「とりあえず、師範はレイ・クウゴとする。技の使いやすさと、攻略本等の表記順から決めた。
更にスピード重視というパラメータはトーナメント的に関係ないため、女性であることが不利にならないわけだ」

キューピー「ではとりあえず…開始と同時に師範が『旋牙連山拳』で攻撃。そこから近距離戦になれば、あと5発殴れば巽を倒せる師範なので、また巽のATはCであることからブーストに差がありすぎて、軽傷程度で師範の勝利。チョークスリーパーを決めれば目はありますが、即座に後ろを取るほどの動きは、最初にいきなり中傷を負うので無理と判断します」

魔王「レイの方が戦力値で勝っており、やはり旋牙連山拳で体力半分のダメージを与えられますね。
あとは『老狐の舞』を3回使って手足を封じ攻撃すれば、ほぼダメージを受けずにレイの勝利でしょう」

カエレ「グレート巽は近づかなくては攻撃できないので、近づいてくる。しかし近距離から攻撃すると『老弧の舞』で反撃となり、それを3回受ければ1分間の『手足封じ』になる。
心山拳師範はその1分間で『虎砲精気法』を使い受けたダメージを回復しても良いし『旋牙連山拳』も出来るし、手足の使えない巽相手なら無傷で勝利できると思います」

オレ「あ、なるほど(笑) この戦法は、かなり最高です!!
確かに体術しかない巽が『手脚封じ』をされたらどうしようもないですし、確率技なので3回に1回しか手脚封じはできないとはいえ、だったら3回やればいいだけの話…。
そして、そのときにダメージを受けても、回復可能…と。これはもう、積みですね(笑)」

勝者:心山拳師範

Fブロック1回戦第12試合

水銀燈 (ローゼンメイデン) V.S. 鷹野千夏 (クロックタワー ゴーストヘッド)

SAT「基本的に、千夏は包丁特攻しか出来ませんよね。包丁投げもありますが、上空10mまで届くほどの射程は無い。
水銀燈は飛行も可能な上、羽による遠距離攻撃が可能な為、上空から羽を乱射していればそれだけ千夏のDFを削りきる事が可能だと思います」

ホルン「これは水銀燈の勝ちでいいと思います。投げる刃物もありますが、水銀燈に飛ばれた場合、一撃で倒すほどの威力が無ければ千夏ちゃんに勝ち目はないかと。
空中から削れば、千夏ちゃんにダメージ軽減能力があってもいずれ倒せますので」

たか弐「水銀燈の勝ち! 飛んでるからな。攻撃が当たらんし。時間の問題も睨むことによる『魔力吸い取り』が解決してくれるだろうし。
この魔力吸い取りだけど、対戦相手以外の選手は見ても技の性質が分かりにくいだろうから、次の対戦以降も有効かもな」

オレ「んじゃ、こりゃ確定だな。
水銀燈は飛んで、千夏の投げ包丁の射程外から『羽』などで攻撃すれば完封。
それに『魔力吸い取り』で相手の魔力を奪えば『魔力による呪いで操られている』という千夏は一気にテクニカルノックアウトに持ち込まれる可能性もあるし(笑)」

勝者:水銀燈

Fブロック1回戦第13試合

マオ (テイルズオブリバース) V.S. 牛股権左衛門 (シグルイ)

キューピー「本来が術士のマオですが、この試合はそれなりに善戦できるかも……?
まず試合開始と同時に『F・エンチャント』をし、効果時間が切れたら『F・フレイム』で距離を取って再度F・エンチャント…の繰り返しで接近戦を続ければ、ブースト的には互角ですから。
ただ『流れ』など技が豊富であることから、牛股が有利には違いないでしょうね。やはり結論としては、中傷程度で牛股勝利で。
マオは前衛だと期待していた時代が私にもありました……」

ムランボ「しかしマオの術は一発が高威力なので、試合開始直後に詠唱して放てば勝てるように思えます。『ガスティーネイル』が総合的にベストでしょうか。
牛股がDFブーストDなので、これで一発終了ですかね。『かじき』である程度防御できるかも…とは思いましたが、ガスティーネイルは物理攻撃ではないから不可能かなと」

オレ「ガスティーネイル…詠唱2秒…対して牛股のMVはD…。う〜ん、なかなか微妙な線という気もしますね(笑)
とはいえ、それならもう少し詠唱が短い『アーチシェイド』を使えば良いだけという気も…。これだって威力はB×5ですから、牛股を倒すには十分です。こちらは詠唱1〜2秒ですし。
これは、術師なのにマオが勝利する目もあるのか……?」

魔王「マルナさんの言う通り、アーチシェイドで一撃でしょう。任意の場所に発動ということは、まず使われたら避けられない。
しかもMVブーストDではマオに攻撃する前に発動されて終わり。攻撃の予備動作も合わせると、1〜2秒より前に攻撃するのは難しいかと」

カエレ「初対面同士の戦いで、マオが相手を見切る事が出来たら、最初からアーチシェイドを使って一発で倒す事が確かに出来ますね。
詠唱するのに時間がかかる術を使うには、相手が大きくて日本刀を持っているとなると詠唱する間に攻撃されるのではないか? という不安も出そうですが、言われている通りマオの場合は詠唱が1〜2秒なので、迷わず使えそうですしね(笑)」

SAT「DFとMVの低さが致命的で、如何に長大な得物を持つ剣士であっても、接近する前にアーチシェイドで一撃粉砕されるでしょうね」

勝者:マオ

Fブロック1回戦第14試合

ヒルダ・ランブリング (テイルズオブリバース) V.S. エリウッド (ファイアーエムブレム 烈火の剣)

ゲパルト「ところでエリウッドについて質問なんですが、彼は『デュランダル』を装備すると力が5上がるのですが…これはどう解説に反映させればよろしいですか?」

オレ「そうですね…『力が5上がる→5程度ならダメージには大差が無いと判断し、B×1でOK』でしょうか」

帝「待って下さい、『力が5上がるのは大した事はない』と仰ってますが『FE』の力の上限が30くらいである事を考えると、かなり攻撃力に違いが出るかと。デュランダル自体も戦闘グラ見る限りでは結構大きめですし…せめてB×1.5くらいはあげても良い気がしますが」

オレ「ふむ…帝さんの言うことも理解できるのですが、しかしコレに関しては、これまでの『FE』選手でも『攻撃力が多少上がる』程度ではB×1のまま動かさなかったため、今回もそれに準拠したいと思います。理屈としては、例えばエリウッドの力が25として、デュランダルの威力が17ということですから、その攻撃力は42です。そして力が5上がれば、47です。ですが結局、それは『最初から攻撃力が22の剣を装備している』のと同じ話であり、これは『RPG等の最強武器での攻撃=B×1』という定義から著しく外れるものではない…という判断になります。

また、42の攻撃力で守備20の敵に攻撃すれば、ダメージは22。対して47の攻撃力で攻撃すれば、ダメージは27。
この差はせいぜい『ダメージ20%増』でしかないため、定義するにしてもB×1.2の威力が精々です。
しかし1.2など細かい変化に関しては『複雑になるため、大まかにB×1で問題ない』というのがトーナメントの定義になりますので」

ゲパルト「ともあれ、この試合は普通に相性が良いですね、エリウッド。
MVブーストBなんで、10mくらいだったら1秒以下で詰められ、ワンサイドゲームになると思われます」

魔王「馬に乗ってるということで、体長が人間より大きく、多少試合開始時の距離は伸びているでしょう。ただ結果はエリウッドの勝ちでしょうが。
でもヒルダもロックバラージ一発なら使えると考え、中傷ぐらいはくらうかと」

オレ「ああ…確かに馬に乗っている分、試合開始距離は15mくらいになるかもしれません。ただMVブーストBなので、結果的には『人間の10m』と同じくらいですね(笑)
もっとも同じくらいならば、確かにロックパラージくらいは喰らいそうです。ただ地面からの石つぶてですから、ダメージを受けるのはエリウッドじゃなくて『馬』だけかな?」

魔王「あ、そこを言うのを忘れてました。馬が中傷エリウッドは無傷と予想です」

オレ「ですよね(笑)
しかし、なんて便利な馬…手軽な盾みたいです(笑)」

SAT「待って下さい。馬の速度を調べてみましたが、秒速28m、時速にして100kmにも及ぶようです。
開始距離を15mとして初速から28mは出ないにしても、1〜2秒の詠唱完了前に間を詰める事は可能だと思います。
馬の場合は間を詰めてから攻撃に入るのではなく、馬をそのままぶちかましても良し、馬の突進力を利用しレイピアを高速で突き刺す事も可能な為、移動がそのまま攻撃に繋がります。
それにそこまで相手に速く接近されてしまうと、術師は詠唱の狙いをつけるのも困難かと思いますので」

オレ「なるほど…魔王さんとの話では『1発くらい詠唱可能』とも思いましたが、言われてみれば確かにそうかもしれません。
人間のオリンピックレベル(MVブーストC)が100mを10秒…すなわち秒速10mとして、馬はその3倍近い速度……。
対して両者の開始距離は人間同士(10m)の3倍ではなく1.5倍に過ぎず、となればSATさんの言う通り、1〜2秒の詠唱では間に合わない可能性が高い…と。
なるほど、それならば無傷勝利が妥当でしょうね」

勝者:エリウッド

Fブロック1回戦第15試合

柳宿 (ふしぎ遊戯) V.S. G (バイオハザード2)

帝「いや〜、久方ぶりに『ふしぎ遊戯』が出てきましたね〜。待ちくたびれました(笑) まあ、相手はGなので苦戦は必至ですが……。
ところでGの解説にあたって質問が。Gは最初の形態から最後の形態まで計5回形態チェンジします。ただし、これら形態チェンジはある程度時間をおいたモノである為、トナメでは再現しづらい…故にいきなり最終形態から始めようと思うのですが、どうでしょう?」

オレ「これは…そうですね、変身に時間が必要ならば帝さんの言う通り『最初から最終形態』が順当でしょう。
変身不可で『第1形態だけ』より、『最初から最終』の方がファンも喜びますし(笑)」

ホルン「これは、おそらくGが勝利するかと思います。単純なパワーだけならGより柳宿の方が高いかもしれませんが、Gにはスーパーアーマーと耐久力、間合いの差があるので」

帝「そういえばGは生命力が異常に高いため、戦闘終了後であれば傷は完治が可能ですね。ただし傷を治す為に栄養が必要なので、戦闘中の再生は無いですが」

オレ「しかし『再生には栄養が必要』ということですが、トーナメントでは控え室で他の人間を襲って喰えるわけじゃなし、回復は大丈夫なのでしょうか…。
まぁ食堂で食事くらいはみんなするでしょうが(笑) ただGもおとなしく食事するとして、それくらいのもので回復可能ですか?」

ホルン「再生については微妙ですが、確かゾンビとかは
『代謝がもの凄い活発になる→回復力と耐久力が上がる→だがエネルギーを沢山必要とするのでひたすら食べなければ体を維持できない&知能の低下で本能のまま食べる』
といった感じだったと思います。なので普通の食事でも、栄養になれば回復は可能かと。ただ、量の問題はありますが…。
そうやって考えると、逆に栄養取れないと弱るかもしれないですね。空腹の獣と同じで、より凶暴になるかもしれませんが」

帝「栄養についてですが、先程の話については自分の推測という面が強いです。ただ根拠として『Gの最終形態のイラストでゾンビや死体を大量に取り込んでいる』というのがあります。
ただかなりの巨体なので、それだけで栄養使う事を考えると、控え室の食事では到底足りないかと思います。まあ対戦相手を倒した後それ食べれば少しは賄えるかな(笑)
以上の事を考えると、全快は無理でも1段階の回復ぐらいは可能かも。
たとえお腹が空いて回復がおぼつかなくなっても、ホルンさんの言う通りその分凶暴になると思うので、どちらにせよGにはプラスでしょうね」

魔王「Gは軟体のため、打撃攻撃のダメージ半減程度だろう…ということですが、運悪く柳宿は打撃メインの攻撃スタイル。
であるなら平時でATブーストB×2、『太一君の腕輪』を使用してもB×3.5、また腕力は馬鹿げているが格闘能力自体はあまり高くない…という点から、触手による攻撃で柳宿が接近戦に持ち込むことは困難なのではないかと考えます。あわよく接近することができても、GのDFブーストはA+、倒しきるには圧倒的に攻撃力不足。
もしかしたら迫り来る触手を握り潰したり引き千切ったりできるかもしれないが、格闘能力があまり高くないという点がここでもネックになりそう。
四本の触手に翻弄されて柳宿が敗北することが目に見えてるだろうと思います。
…ふと気になったことですが、触手は切ったりされた場合再生するんでしょうかね?」

帝「原作の描写が無いので何とも言えないんですが、多分可能じゃないかと思います。
そうでなくともあれが移動手段の1つである…つまり必要な器官であることを考えれば、別の場所から代わりの器官が生えてくる可能性もありますし」

SAT「拳の間合いでないと戦えない柳宿に対し、動きや回避は非常に鈍いが5mに及ぶ触手の間合いを持つGでは勝負にならないでしょうね。
触る事も出来ずに、連続攻撃を喰らっておしまいでしょう」

オレ「ふむ。打撃に強いGに対し、打撃のみの柳宿は相性最悪。
オマケにGのリーチが長いため、柳宿は満足に近づくこともできず、圧殺される…ってトコかな」

勝者:G

Fブロック1回戦第16試合

津村斗貴子 (武装錬金) V.S. 丹波文七 (餓狼伝)

キューピー「とりあえずブーストと『バルスカ』のリーチから、丹波の『内なる獣』発動まで斗貴子は無傷でしょうね。
でも内なる獣はダメージは受けるしダウンもするし、速度もそこまで変わらないんですよね?
そうなると多少強引に来られても、斗貴子が押し切れるかと。とにかく速いですからね、バルスカは」

オレ「確かに『内なる獣』の特殊効果といったら、能力アップ以外なら少々のスーパーアーマーが付くくらいですしね……」

帝「やや強さにファンタジーの入っている『刃牙』のキャラならともかく(笑)
現実的範囲強さである『餓狼伝』のキャラでは、キツイでしょうね。バルスカは反応速度も速かった気がしますし、刃物であるため文七は攻撃が受け止められないですから」

ホルン「これは文七に頑張って欲しい所ですが、速度差があるため難しいでしょう。『内なる獣』があっても、良いとこ五分程度にしかならないと思います。
斗貴子も軽症〜中傷程度の傷を受けますが、互いにダメージを受け、最後には文七が倒れるかと」

オレ「ところで斗貴子のバルスカは『パワーファイター渾身の一撃で破壊される』って話だけど、これはB×3程度で破壊と考えて良いのか? もしくはB×1を3回受けても壊れる?」

たか弐「う〜ん。思いっきり強い力で攻撃されたら壊れるって考えた方が自然な気はするがな。
まぁ、どっちにしたってランクアップキャラには厳しい相手かな。内なる獣のスーパーアーマー状態で、やっと攻撃当てられる程度ではな。
アームが4本あるから、2本防御で2本攻撃に使えば、無傷でも勝てるだろうね」

SAT「小太刀の間合い、且つ高速な攻撃を繰り出せる斗貴子に対し、あくまで接近戦で戦わないといけない丹波ではそれだけで大きな不利が生じます。しかし、内なる獣の存在が目を引きます。
例え無傷で丹波を退けたとしても、倒した瞬間に一瞬の油断が生じる可能性は有ります。そこで丹波がいきなり跳ね起き、斬撃を意に介さず突っ込んできます。
丹波の残されたDFはB×5発分。軽いスーパーアーマー状態の丹波が、倒される前に斗貴子に辿り着く可能性は0ではないと思います。そしてここで虎王が決まれば、戦況は一変します。
虎王を喰らえば、斗貴子も一気に半分の体力を削り取られた上に攻撃可動部にも支障が生じ、更に引き倒された状態から次の打ち合いに移行します。
ここで丹波が連続して虎王に移行する事が出来れば、自身の重傷と引き換えに、瀕死の状態からの逆転劇を演じる可能性も有ります」

オレ「なるほど…これは斗貴子が圧倒的有利で勝利かと思いましたが、そう言われると確かに、丹波にも目はあるかもしれませんね。ではここで、順番に考えていきます。
まず重要なのは、『内なる獣』と化した丹波は打撃無視のスーパーアーマーにはなるものの、さすがにB×1の斬撃を完全無効化とはいかず、多少であれ怯みはするだろうという部分です。
またバルスカによる攻撃射程は蹴り+刃物で2mに及ぶため、丹波も容易に『虎王』の間合いには入れません。
ですが確かに、もし丹波が『虎王』を決められれば、斗貴子に大きなダメージを与えることは可能です。…が、相手のDFブーストはCなので、常人なら即死のダメージであっても斗貴子にとっては中傷でしかありません。こうなると、そこまでの重大な負傷にはならず、結果として2発も虎王を決めるミラクルはあり得ないと考えるしかないでしょう。
トーナメントにおいては『運がよければ○○が勝つ可能性もある』程度は『不可能』と判断するため……。
よってこれは、斗貴子の順当勝利でしょう」

勝者:津村斗貴子

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