スーパーグラップラー大戦 Gブロック1回戦
簡易対戦表
須田恭也 | V.S. | ルーティ・カトレット |
斧男 | V.S. | ミカヤ |
フォッグ | V.S. | ルパン三世 |
クリフ・フィッター | V.S. | カイウス・クオールズ |
セルジュ | V.S. | 劉信宏 |
マルコ | V.S. | 八神庵 |
土方十四郎 | V.S. | 田所晃 |
ニンテン | V.S. | 翔 |
サクラ | V.S. | ティトレイ・クロウ |
ウィル・レイナード | V.S. | 小狼 |
鷹村守 | V.S. | 才堂不志人 |
ウッドロウ・ケルヴィン | V.S. | デュラン |
リカルド・ソルダート | V.S. | 雪代縁 |
リーガル・ブライアン | V.S. | ロイド |
鬼宿 | V.S. | ソフィア・エスティード |
ゼロス・ワイルダー | V.S. | チェスター・バークライト |
※赤字はランクアップ出場キャラ
Gブロック1回戦第1試合
須田恭也 (SIREN) V.S. ルーティ・カトレット (テイルズオブデスティニー)
カエレ「DFブーストAの須田にルーティが勝つには、結構大変な気がします……ルーティじゃなくても、かなり腕の立つ人じゃないと無理なような……。
でも須田の『宇理炎』と、それによる技の『煉獄の炎』『鉄の火』は、火属性なのでルーティは半減出来ますよね?
ただルーティが勝つにはテンション技のため3分のタメ時間が必要な『インブレイスエンド』を使用しないと無理な気がします。
けれど炎ダメージを半減するといってもルーティのDFブーストはCなので、 半減できても須田から受ける一発のダメージがA×1と高いため、そこまで体力がもつかどうか……。
半減されてもそのまま技を使い続け、須田が勝利ではないでしょうか」
キューピー「でもルーティは開始と同時にブリザード等低級術を3回使用すれば須田を眠らせることができるので、そこから距離を取って術で攻めていけば、いくらDFブーストAといえども倒せると思います。相手にライフルを使われても、狙いをつける前に攻撃できますし」
帝「そもそも恭也ってそんなに防御力ありましたっけ? 確かに不死身ではありますが、DF自体は人間と大差無い気がします。再生力が異常なだけで。良いところでDF・Cではないかと」
オレ「恭也に関しては『今回の基準はSIREN2』という部分がミソなんです。
『1』の頃はDFブーストDが精々でしたが、『2』になったらそれが一変し、シナリオ中に何百回殴られても死ななくなりましたから(笑)
アレは隠しシナリオだけに、タイムアップ以外の敗北条件が無いということで。ただそれでも過去にはきちんと『戦闘不能』がありましたし、そもそも隠しシナリオでは実質的に不死身とはいえ時間制限もあって100回とか殴られる暇も無いことから、間を取って今回はDFブーストAとしました。まぁ、少なくとも50回くらいは殴られ続けても平気なので(笑)」
帝「なるほど…そうなると、ルーティの魔法が強力なのでそれで崩される可能性が高いかと。
恭也は剣の腕もそんなに上手い方では無い……それなりに『人ならざる者』を倒してるので完全な素人ではないですが……ので、剣技においても一歩劣りますし」
ホルン「ルーティの防御は紙みたいに薄い(笑) …ですが、恭也は足が遅い!!
これでは、術を止める事が出来ずに『術→眠らされる→距離をとられる→術→以下繰り返し…』といった感じになり、打たれ強かろうが弱かろうがルーティが無傷で勝つと思います」
たか弐「あるいはルーティのが近接技が豊富だから、逆に接近した方が良いのかもしれないよ。宇理炎はタメがいるし、接近した方がむしろ安全だしね」
キューピー「『距離を取る→アイスニードル』の繰り返しで、眠らせてルーティ勝利でしょう。脚の差を利用して」
SAT「しかし須田には凶悪な決め技が2つも存在します。『鉄の火』と『煉獄の炎』。
これは詠唱ではなく力の集中なので、須田が宇理炎に力を込めれば、後は自動的に火柱が敵を襲うと考えられます。
それなら、体力が半減していても宇理炎一撃で決着をつけられる須田の方が圧倒的に有利かと」
オレ「確かに設定上は、宇理炎の性能もそうなのですが……。
しかし、これは原作において宇理炎発動モーション中に攻撃を受けると火柱は発動しないことから、やはり『手を挙げて祈り、祈りが成就する』までが宇理炎の発動条件と考えるべきでしょう。 こうなると、たとえ1秒程度であってもタメ時間が必要な宇理炎を、接近戦で使うのは難しいと考えるべきです……自分も恭也のファンなので、悲しいのですが(笑)
ともあれこうなると、接近戦じゃ宇理炎は使えない…。なおかつルーティはMVブーストの差を活かした遠距離からの術に加え、接近戦になっても剣の腕は恭也に劣らず。
なおかつ3発斬れば相手を睡眠せしめる『アトワイト』の性能で、『眠らせて、離れて、遠距離からメイルシュトローム』といった戦法も可能……。
これは残念ながら、恭也の負けという結論が妥当ですね……」
勝者:ルーティ・カトレット
Gブロック1回戦第2試合
斧男 (クロックタワー3) V.S. ミカヤ (ファイアーエムブレム 暁の女神)
ホルン「ミカヤの『セイニー』は重装備の相手に効果二倍という事ですが、明らかに斧男は軽装ですよね(笑)
ダメージは与えれても、近づかれる前に倒すのは無理でしょう。そして近づかれては術士のミカヤにはどうしようもないと思うので、軽症程度で斧男の勝利になるかと」
ムランボ「セイニーは斧男に対してせっかくの光魔法なのに、攻撃がひとつしか無い&威力が低いのがもったいないですね…。
一度は食らわせることができるでしょうけど、斧男にとってはかすり傷だし、近づかれたらミカヤにはどうしようもない気がします」
オレ「攻撃に詠唱時間が必要なミカヤは、斧男に近づかれたらどうしようもない。1発はセイニーを当てられるが、それでは軽傷以下である……ってところかな(笑)」
勝者:斧男
Gブロック1回戦第3試合
フォッグ (テイルズオブエターニア) V.S. ルパン三世 (ルパン三世)
オレ「ルパンの回避力は、近距離…10m程度から、数人によるマシンガン掃射をどうにか避けるクラス……すなわちSPブーストA相当だな」
たか弐「SPブーストAのルパン相手じゃ、フォッグの攻撃もほぼ無効化されるだろうなぁ。ルパンの勝ちで」
キューピー「ガンマン相手にSPブーストAって……残念ながら、フォッグに勝ち目はないでしょう。ギャグ描写的な部分で、ルパンは強さが誇張されてる感があるのが強いですね」
オレ「あれはギャグ描写にも見えますが、しかしあの作品にはマシンガンの弾を刀で弾き返すゴエモンなんてキャラもいますし、『ただ避ける』くらいは朝飯前の世界なのでしょう(笑)
とはいえルパンの場合、SPは早いですがAT・DFは通常レベルなので、そこまでチート並の性能はありませんが」
ともあれ、これはフォッグ不利でしょうね。
ホルン「これは極端な二人の対決ですね。一発でも当てれば勝てそうなフォッグと、運動能力がかなり高いルパンですか……。
フォッグが『エレメンタルマスター』を打つことが出来れば速度差に関係なく吹き飛ばす事も可能だとは思うのですがさすがに銃弾を受けると詠唱も止められてしまうので、これはルパンの勝ちでしょう。もちろん無傷です」
オレ「しかしマドラックスもそうだったが……SPブーストの力ってのは相当なモンだなこりゃ(笑)」
勝者:ルパン三世
Gブロック1回戦第4試合
クリフ・フィッター (スターオーシャン3) V.S. カイウス・クオールズ (テイルズオブザテンペスト)
カエレ「カイウスが獣人化するまではクリフの方が強そうですが、カイウスが獣人化した約15秒はかなり強そうですね。
ただクリフがカイウスの攻撃を弾きカウンターオーラで気絶させた後に威力の高い『マックス・エクステンション』を直撃させたら、それなりの負傷はしつつクリフが勝つ気がします」
ホルン「カイウスは獣人化しなければ、人間とほとんど変わりないと思います。よってクリフと互角以上に戦うには、獣人化しなければならないでしょう。
だが獣人化は15秒程度しか続かないので、クリフを倒す事は不可能。よってクリフ勝利で、傷は獣人化の時にクリフが負う軽傷程度だと思います」
オレ「ううむ…ただカイウスが獣人化せずとも、少なくとも一般テイルズキャラと同等程度の戦力は持っているので、そういう意味ではクリフとも十分に対抗はできると思いますよ。そもそも2人の基本ブーストはほぼ同等なので。逆に獣人化のときにクリフを追い込めれば、変身が解けた後でも戦力は同等なので、そのままゴリ押せる可能性もあるかと……」
キューピー「試合開始直後のマックス・エクステンションは間に合わないと思います。しかし、カウンターオーラで気絶→マックス・エクステンションという流れになる気はしますね。
獣人化するとお互い削り合いになるかもしれませんが、『マックス』を当てた後ならクリフは『エリアル・レイド』をあと2回決めればいいわけですし、獣人化は15秒しか持たないということから、カイウスは削りきれないまま敗北って感じがします。クリフは軽傷くらいでしょうか」
オレ「では…結論としては…。まず獣人化する前はクリフ有利だが、した後はブースト的にカイウス有利。ここまでは決まり。
ただ獣人化する前のカイウスの通常攻撃を『カウンターオーラ』で弾いて気絶させ、その隙に『マックスエクステンション』を放つ戦法で、かなりのダメージを与えられる。
そうなれば、最終的には体力の差でクリフ勝利…ってところか。だが技を使ったことによる体力低下もあり、クリフも軽傷は負うものとする」
勝者:クリフ・フィッター (軽傷)
Gブロック1回戦第5試合
セルジュ (クロノクロス) V.S. 劉信宏 (エンジェルハート)
キューピー「まず、通常攻撃を与えなければ技パワーが溜まらないというのは、この試合では不利ですね。やはりランク2はガンマンか、異常な体力の持ち主が有利なんでしょうね(笑)」
魔王「セルジュの戦力値では弾丸を避けることは難しい。さらに劉の命中率は高く、しかも拳銃が二丁あるのでセルジュのDFを削り切るには十分かと」
オレ「これはテンプレ通りのバトルですね。SPブーストC以下で、優秀なガンナーの相手は難しいでしょう」
勝者:劉信宏
Gブロック1回戦第6試合
マルコ (嘘喰い) V.S. 八神庵 (ザ・キング・オブ・ファイターズ)
オレ「ところで最初に説明してもらった『血の暴走』の発動条件って何なんですか? 好きなときに発動可能?」
釘婿「条件は曖昧です。会場にオロチ関係者などがいると、共鳴して発動したりします。今回は参加者の山崎竜二がオロチ関係者なので、共鳴する可能性は十分ありだと。
暴走なので自由自在ではないですが」
オレ「なるほど…でもそうなると、トーナメント的に『血の暴走』をどうやって定義するかが悩みどころなのですが…。
『共鳴する可能性はある』『しかし自由自在ではない』なら、どうするべきでしょう…。例えば『瀕死に追い込まれたら』とかでしょうか? 何か他に、指標になることはありませんか?
あ、それと山崎はもう敗退しているので『ザ・キン』で残っている選手は京とクーラの2人だけです。彼らも『オロチ関係者』ですか?
そうでなければ、共鳴する相手がおらず『暴走不能』ということで楽なのですが(笑)」
釘婿「そうですね…京になら反応するかも。オロチに敵対する力を本能で嫌うし、庵自体京に殺意を剥き出しだし。クーラはキャラ的因縁もないので、反応しないかな。
原作だといきなり暴走するのでなんとも言いがたいけど…怒りがMAXなら発動しそう」
オレ「よし、わかりました! それならば、これも一種の『テンション技』としましょう! 試合が進んでテンションが上がってきたら使用可能…と。
つまりこのトーナメントでの庵は『暴走』と『禍風』を使い分けられるスタイルになりますね(笑)」
ムランボ「ところで、マルコの『注射を打たれるような攻撃を受けると暴走する』って、どういう意味ですか?」
オレ「ええと…『注射を打たれる攻撃』とは、文字通り『注射を打たれる』そのものだと思ってください。
原作ではマルコを睡眠薬で眠らせようと思って注射を打った敵がいたのですが、そうしたらロデムが発動して返り討ちにあいました。
要するにすんごく限定された能力なので、普通はまず発動しないと考えてもらってOKです(笑)」
ムランボ「では、この試合ではそれは考えないとして…。ただ『完全ロデム』にはなれなくても、傷を負ったら『半ロデム』にはなるわけですよね、マルコは。
もっともマルコのうちは八神有利な気がしますが、半ロデムになるとそうも言えないかもしれません。なにしろSPブーストが上がるので、八神の攻撃が当たらなくなる可能性があります。
しかし負傷した時点で、マルコも体力的にはあとB×5なんですよね? これは微妙ですねぇ。
八神には無敵技があるので、ごり押しできそうな感じはします。『屑風』を上手く利用するのも効果ありそうかな」
ホルン「これは恐らく、最初は庵が有利かと。まずお互いに格闘で戦うので、庵の無敵技がかなり有効になることが1つ。『マルコ』の状態だと庵相手に後手に回る事がもう1つ。これで、マルコが重傷を負い『半ロデム』になるまでは完全に庵有利。また半ロデムになってスピードが上がったとしても、格闘で攻撃する以上は庵に接近しなければならず、無敵技を打たれると少なくとも相打ち以上をとられてしまい、ダメージ差で庵勝利かと。傷は軽傷〜中傷程度で」
魔王「言われている通り、この試合では『注射攻撃』がないので完全ロデムになるのは無理として…。
共に素手で戦力値もほぼ同等…よって勝敗を分けるのは、マルコの『半ロデム化』と八神の技。そしてロデムより八神のDFが高いこと。
序盤は遠距離攻撃をもつ八神がマルコのDFを削りつつ、接近戦になったら技を組み合わせながらの攻撃で削る。
そこからマルコは半ロデム化し、戦力値が若干ながら八神を越える。よって戦闘力の変化に戸惑った八神が、中傷程度まで負傷する…と予想します。
ですがマルコの変化に八神が慣れ始めることも予想されるので、『爪櫛』で攻撃を避けつつダメージを与えていけば、重傷ぐらいで八神が勝てるかと」
オレ「では、そろそろ結論に入ろう。
まず初期状態では庵が若干有利。ただしマルコが『半ロデム』になって復活したら、マルコが有利となる。
しかしDFもB×5程度しか回復しないマルコ、かつ庵が近接戦で無敵技を持っていること、そしてSPブーストの有利も近接戦闘ではそこまで凄まじい影響力を持たないだろうことから、最終的には庵が勝利…というところだろう。ただしかなり拮抗した2人なのは間違いないので、庵も重傷は負うものとする」
勝者:八神庵 (重傷)
Gブロック1回戦第7試合
土方十四郎 (銀魂) V.S. 田所晃 (ライブ・ア・ライブ)
キューピー「土方のバズーカはどうしましょう? 通常使用することは無いですが『マヨラ13』として活動する時は巨大マヨネーズの形をしたバズーカを使いますが…」
オレ「ふむ…今回のトーナメントでは『キャラは通常状態が基本』ということで、バズーカはナシ扱いですかね?」
キューピー「そうですね、それでいいと思います。まぁ、バズーカは沖田に任せましょうか。
ただひとつ気になるのは、土方は幽霊や心霊が大の苦手なんですよね。怪談を聞いただけで、壺に頭を突っ込んで動転してしまうほどに。田所の超能力も怪現象には違いないので、土方の戦闘能力が鈍る恐れがあるんですよね。ここは無視していいでしょうか?」
オレ「いえ…『怪談に弱い』は大変重要な観点です! トーナメントではこういった部分の能力も、きちんと原作準拠が前提なので!!
つきましては、こういった怪現象を受けた土方が『どのように、どの程度戦闘力が低下するか』を解説してください! そこから、新たな予想に入ってみましょう!」
キューピー「超能力者が『銀魂』に存在しないだけに、具体的にどう…とは言い難いので、とりあえず暫定的ですが…。
少なくとも、極端な戦闘意欲の低下…ということで全身体能力が半減、くらいが妥当ですかね?」
オレ「なるほど、了解です。ではそれをトーナメント的な解説に変えるとすれば……。
『お化けや怪談の類に触れると、極端な戦闘意欲の低下・戦法の消極的化を含め、全てのブーストが半減するほどの能力低下を発生させるものとする。
低下後の能力はATブーストB×0.5。DF・SPブーストC。MVブーストD程度』
……といったところでしょうか」
ムランボ「そうなると、試合開始直後のフレームイメージorシャドウイメージは効きそうですね。タメ1〜2秒だと、土方がちょうど攻撃範囲内まで近づいてきますし。
それらの攻撃で土方が怯んだ隙に、強力なホーリーイメージを決めたいところですが、上手くいくかどうか…。
対して3回で眠らせられるヘブンイメージですが、さすがに3連発する余裕は無いと思います。
そうなると土方の戦闘力が低下してしまっても、詠唱に頼らざるを得ない田所が、土方の攻撃を避けながら戦えるのかどうか…微妙な感じですね。
感触的には、土方の軽傷勝利って気もしますが」
オレ「確かに…土方の戦力が低下しても、まだブースト的には若干ながら土方優勢なので、タメ時間が必要なアキラには厳しいかもしれません。
土方が消極的戦法になってくれることが、アキラに有利に働くか否かが重要か…ともかく、ムランボさんの意見を基本として詰めていきましょう!」
ムランボ「でも考えてみれば…イメージ攻撃で『怪談に弱い』の能力が発動するということは、幽霊の幻みたいなものが見えてしまう、ってことでしょうか。
もしそうなら戦力低下以前に、まともに戦えなくなるんじゃ…。そうなるとホーリー・フレーム・シャドウ・ヘブンを使いまくり、田所の勝利もあり得ます。
刀も握れなくなるくらい弱体化するなら、勝負は見えますが……」
魔王「土方が幽霊に弱いことを考えれば、イメージ系で能力低下を受けた際、少なくとも恐怖による若干の行動停止時間が発生します。
田所はその停止時間を利用し、ヘブンイメージを3回発動。眠らせたところでホーリーイメージを発動し、土方の能力をさらに低下させる。
直接的な攻撃ではないため、攻撃一発で目覚めない可能性があるため、重ねがけをしもっと能力低下…そしてここまで能力低下した土方ならば、普通にやっても田所の勝ちでしょう」
キューピー「ううん…ただ『超能力が使えるとはいえ相手は実在するし剣も当たる』こと、そして剣客である土方には接近戦しかないことから、『やるしかねえだろ!』って感じで、やぶれかぶれでも特攻するかもしれません。…ただ多少の怯みは生じると思うので、その間に詠唱されたら分が悪いですかね……。
どうにか土方を勝たせたがっている自分がいるので、他の人の意見を優先して下さい(笑)」
エアトス「アニメで見たけど、土方さんの脅えっぷりは異常だからなぁ……『幽霊』だと認識するのであれば、戦闘なんかできやしないと思う」
オレ「ふむ…なるほど。んじゃまぁ…結論に入ろうか。
まず試合開始直後、土方がアキラに近付くまで…もしくは近付いてもアキラに攻撃した場合、反撃で受ける『ホーリーゴースト』のせいで土方の『幽霊嫌い』が発動して極度の恐慌状態に陥る。
ただし土方には結局近接戦闘しか無いし、アキラ自身は幽霊じゃなく実体を持っていることから、怯えつつも斬りにいく可能性はある。これはキューピーさんの言う通り。
だが原作における土方のビビりようを考えると、少なくとも幽霊攻撃を喰らって十数秒の間は、とてもすぐに攻撃に転じられるような精神状態ではない…と言える。時間が経てば破れかぶれで反撃に出る可能性はあるが、しかしそれまでにアキラはタメ3〜4秒の『ホーリーイメージ』を容易に発動可能。そうなると、恐慌による能力低下に更なら能力低下が上乗せされ、ブースト自体がアキラに劣るようになる。こうなればアキラの無傷勝利…あるいは軽傷くらい喰らう可能性はあるが、自己回復可能なので意味はないな」
勝者:田所晃
Gブロック1回戦第8試合
ニンテン (MOTHER) V.S. 翔 (クロックタワー ゴーストヘッド)
たか弐「初期距離から、翔のマシンガン連発で終わりかなぁ。いくら銃が大して上手くなくても、マシンガンならテキトーに撃っても当たりそうな気がするし」
妹君「攻撃PSIを持たないため、ニンテンは圧倒的に不利ですね……。
肉弾戦ならまだしも、相手はサブマシンガン所持の冷酷な男性人格。試合開始とともに撃たれてしまえば、もう反撃の余地は……ニンテンも、丈夫とはいえ身体は普通の少年ですし。
まぁ、万が一勝機があるとすれば『相手が武器を構える前に懐に突っ込む』くらいでしょうか。ただこれも、SP・MVともに平凡なニンテンには難しい……。
もしくは『時限スリップ』でも使って逃げるか、かな。いえ冗談です(笑)」
オレ「確かにまぁ、主役のクセに『PKひっさつ』も『PKラヴ』もないニンテンは涙目です(笑) 『1』はアナが攻撃専門ですからね…。
こうなると、さすがに厳しいでしょうか。基本的に『MOTHER』の世界観がアレですから、銃には分が悪そうです(笑)」
ホルン「やはり、翔が試合開始からマシンガンを撃てば、ニンテンは何も出来ずに敗北すると思います」
キューピー「しかし銃の腕が大したことないなら、翔はしっかり狙いをつけようとするでしょうから、その間に『パワーシールド』を使えばニンテンが有利かとも。
ダメージレースになればDFブーストから考えて翔が圧倒的に不利で、またフランクリンバッジを持っているニンテンにはレーザーも効かない…つまり『イノリサマ』も無効化できるので」
オレ「あ、なるほど……確かに。ただこれは…結論として、このようなモノにしてみましょうか。
まず開始直後からサブマシンガンを乱射されたら、ニンテンは詠唱の暇は取れません。10mは当たるギリギリとはいえ、マシンガンなので確実に何発かは当たります。
ここでキューピーさんの意見を考えますが、確かに翔が『きちんと狙う』ことをすれば、ニンテンにも十分な勝機はあるでしょう。
ですがマシンガンなので、狙わずとも『適当に撃っても何発かは当たる』ならば勝率重視戦法ということで、大して狙わず掃射するものと考える…ということで!」
勝者:翔
Gブロック1回戦第9試合
サクラ (餓狼伝) V.S. ティトレイ・クロウ (テイルズオブリバース)
たか弐「サクラがランクアップのキャラの割にステータス高いね…てかAT・DFがBでSP・MVがCだから、微妙にティトレイより高い(笑)
ただティトレイにはボウガンがあるから、序盤はティトレイの間合いになるね。でも『リバース』キャラには技の充電時間があるから、技が使えなくなったらボウガンも使えない。
つまり結局は接近戦で戦うわけだが、ここは身体能力も高い上に接近戦の得意なサクラが有利。
ティトレイの技が回復したとしても、MVブーストの関係上距離は取れないから、最後にはサクラが傷を負いつつも勝つ…かな」
キューピー「これはティトレイが哀れと言わざるを得ない……遠距離で多少踏ん張って、ダメージを与えられるくらいでしょうね」
オレ「ただブースト的に考えりゃそうなんだが、サクラは特に必殺技も無いから基本的に『B×1』の攻撃しか無い。だがティトレイにはB×5くらいの威力を持つ攻撃がある。
これを加味してもサクラ有利か? 一応近距離で『蒼破』とかもできるんだし…とちょっと思った」
たか弐「確かにナツキが言う通り、ティトレイは一気にたくさんダメージを与えられるな…『樹砲閃』とか避けれないだろうし。
ただ、サクラがプロレスラーだから接近戦では関節技とか投げでダメージ与えるだろうから、ボウガンを使えるような状況になるのかが観点かな。
お互い立ち技で勝負するなら、ティトレイ有利だろうし、寝技とかに持ち込めばサクラのが有利な気がする。
まぁ、問題はティトレイをサクラが掴めるかどうかじゃないか??」
ホルン「ううん…でも遠距離ではティトレイが一方的に攻撃する事を差し引いても…ブーストの差から、サクラが軽傷から中傷程度で勝利すると思います」
魔王「私は、戦力値ではサクラが勝っているが技を連続で使えるティトレイはそれを補って余りあると考えます。
例えばサクラが5m圏内まで近付いてきたら『樹砲閃』でダメージを与え、そこから『愚連』や『蒼破』に繋げればB×15程度は与えられると思われます。
そうなるとサクラの戦力値もダウンすると考え、あとは『緋桜轟衝牙』でトドメ…と」
オレ「ふむ…魔王さんは自分に近い方の意見ですね。とりあえず仲間が一人増えて良かった(笑)
ブーストだとサクラが上なのですが、やはり技の威力に5倍の違いがあることを考えると、どうも…」
ムランボ「ところで、ティトレイはランク1の試合を観戦しているんですか?」
オレ「いえ、それはナシです。さすがにランク1の試合をランク2の選手が見ていたら、ただでさえ不利なのに殆ど勝利不可能みたいな状況になってしまうため…。
とりあえず、異なるランクの試合は観戦不可能ってことになってます」
ムランボ「なるほど…でもティトレイが不容易に近付かず『弓の技を放つ→ダッシュで距離を取る』を繰り返せばいけるかな、とは思います。
サクラが対弓攻撃の感覚を修正できるとしたら、ヤバいですけど……」
ホルン「そういう意味ではティトレイの武器はボウガンですから、発射時に音が出てしまい、数発撃てばサクラにすぐ感づかれてしまうと思います。
数発でサクラを倒すのは無理でしょうし、サクラならボウガンの矢を避けたり防いだりする事はできると思うので、密着戦に持ち込みサクラが勝利するのではないでしょうか」
オレ「もうひとつ気になるのは、ティトレイがダッシュで距離を取るにしても、ティトレイとサクラのMVは同等なので……そううまくはいかない可能性がありますね。
それにホルンさんの意見も気になります。遠距離武器は強力ですが、感覚に優れるサクラには逆に効果が薄い…という。これは新たな観点です」
サンタ「しかし…音をメインに戦うサクラでも『樹砲閃』などの跳弾系は一度地面に当たるので、音の予測がしにくいと思います。
つまり『樹砲閃』『愚連墜蓮閃』は避けにくいだろうから、直撃とはいかないまでも2/3程度、また『蒼破墜蓮閃』は乱射系なのでB×5程度は食らうかと。
あとは『緋桜轟衝牙』などを当ててとどめになればいいですが、希望的観測かもしれません。でも、このような戦況を辿ればティトレイの無傷勝利もあり得ます。
ですがティトレイの性格上遠くからチマチマ攻撃するよりも、近づいて速攻撃破を狙いそうだなぁ…と。そうなったら、今度は接近戦で優れるサクラ有利でしょうね」
ナイフ「今言われたように『蒼破墜蓮閃』のような乱射系の技は、中距離ならSPブーストCでも全弾回避は厳しいと思う。
それに他の技を併用して回避行動が難しい状態に追い込めば、威力の高いティトレイの技であっさり決着になるんじゃないか?」
オレ「ふむ…ふむ。んじゃ、この試合もそろそろマトメに入ろう。かなり意見が分かれたから、今回は多数決な感じで行こうか。
まず多かった意見としては『ティトレイが近接戦を仕掛けたら厳しい。だが遠距離戦で攻めれば目はある』というものだった。んで、これは正しいだろう。
ただティトレイの性格上『延々と遠距離でからチクチク攻める』ことはしないだろうことが予想される。だが、そうなるとティトレイは不利だ。ただし試合開始当初、距離が離れている状況でさえも遠距離を使わないことはトーナメント的に妙なので、当初は遠距離で攻めることになる。
さて。サクラは元々の能力により遠距離攻撃に対する回避力は高いが、ティトレイの技は『跳弾』や『乱射』を用いたものなので避けにくい部類。こうなると命中回避に関しては差し引きゼロとなり、DFブーストCのサクラも全弾をかわせはしまい。そうなると、近付くまでにけっこう体力を削られることになる。しかし一度近付いてしまえば、一転してサクラ有利となる。
だがここで重要なのは、近付かれた後でもティトレイはいくつかの技…例えば緋桜轟衝牙などを使えるという点。これらの技はサクラのパンチ5発分の威力があるので、これで一気にアドバンテージを稼げるはずだ。近距離ではボウガンは使いにくいという意見も出て、もちろんそれは正しいだろうが、それならば近距離格闘技を中心に攻めれば計算上はどうにか勝利できる…と。
というわけで結論はティトレイ勝利とするが、もちろんティトレイにしても重傷は免れないとする」
勝者:ティトレイ・クロウ (重傷)
Gブロック1回戦第10試合
ウィル・レイナード (テイルズオブレジェンディア) V.S. 小狼 (ツバサ)
ムランボ「フレイムカッターさえ出せればウィルの勝利なんですが、詠唱4〜5秒……それよりもう少し短いストーンブラストさえ発動できるか微妙ですね。
小狼が接近するのとストーンブラストが相打ち気味になったとしても、まだ小狼が小回り利きそうな感じなので、蹴りと斬撃のコンボで小狼有利かと」
ホルン「ウィルが術を使えるか使えないかが重要になる試合ですね。私としては、ウィル勝利派です。
理由は初対面で戦う時に、あんな見るからにムキムキでハンマー持ってるウィルに、迷わずに小狼が突っ込むとは考えにくいから。
小狼は何も考えずに突撃するタイプのキャラでは無いです…よね? よって、その隙に術を使えるかと思います」
オレ「しかし…遠距離攻撃を持たない小狼としては、警戒するにしても結局『近付かなければ何もできない』わけですから……。
相手が詠唱のポーズを取っているのを見ても、何もせぬままボーッと5秒間突っ立っているか? という点も重要でしょう。
『積極的行動優先の定理』があるため『立ち止まるか? 突っ込むか?』という二者択一ならば『突っ込む』を選択するのがトーナメントの基本…となれば、これはウィルが不利かもしれません」
たか弐「その定理を考えれば、やっぱ積極的に攻撃に行くだろうね。小狼は頭はいいけど、蔵馬みたく消極的ではない…ってイメージだし。それなら小狼勝ちだろう」
ムランボ「積極的行動を取れば、やはり小狼が有利ですね。ハンマー攻撃は回避する自信もあるのでは」
サンタ「小狼はそれなりに度胸がありますので、ハンマーに飛び込んでいくことに対してもビビらないでしょう」
ナイフ「フレイムカッターは詠唱時間が長くて、頭のいいウィルは間合いを考えて使わないかも……。
でも結局ウィルのハンマーはかなり遅いから、小狼は苦もなく接近→緋炎や蹴りで決着だろう」
オレ「まぁ、これはこの結論で良さそうだな。ハンマー攻撃を1〜2発喰らってもC×1とかだから、軽傷にもならず…か」
勝者:小狼
Gブロック1回戦第11試合
鷹村守 (はじめの一歩) V.S. 才堂不志人 (クロックタワー ゴーストヘッド)
たか弐「鷹村のブーストだけど…AT・SPがCでDF・MVがDかな。さすがに斬撃10発に耐えられるとは思えんし。
一応『はじめの一歩』はリアルボクシングだと思ってるから…これ以上は強すぎると思う!!
というわけで、それを踏まえた勝敗予想だが。
遅い才堂の攻撃は、まず鷹村には当たらない。しかし鷹村の攻撃力では、聖属性以外軽減の才堂はなかなか倒せない。そしていくら鷹村が超人とは言え、疲労はあると思う。よって試合が進むうちに徐々に動きが鈍る。そこで、鉈の攻撃を1回で喰らうとかなりのダメージになるだろうから、才堂がなんとか勝つかな。負傷の度合は、まだ考える必要がありそうだが」
ホルン「しかし鷹村も、格ゲーキャラと同じくらいのブーストはありませんか? AT・DF・SPがBで、MVがCくらいは……。
そして試合に関しても、才堂は打たれ強さは高いですが仰け反らないことはないと思うので、鷹村が一方的に攻撃し続けて勝てるのではとも思うのですが」
オレ「鷹村のブーストに関してですが、さすがにそれは高すぎではないでしょうか。
自分は『はじめの一歩』を知らないのですが、基本的には『人間レベルのボクシングマンガ』なんですよね? だとすると、まず『B』は不可能だと思ってください。格ゲーキャラなどは、手から炎を出したりする異常者だからこそブーストBクラスなので…もはや通常人類とは別枠なんです(笑)
例えば鷹村はランク1のベスト8ですが、ランク1準優勝レベルの丹波でさえもAT・DF・SP・MVがオールCくらいでした。サクラを参考にするとBくらいあってもおかしくない…と考えてしまうかもしれませんが、サクラは既に別枠だと思ってください。例えばアイツは試合開始直後のパンチ1発で、一流格闘家の首を180度回転させ殺したりしてます。すなわち素手のATブーストBとはそのレベルであり、鷹村がボクシングの試合で『パンチ1発で、KOじゃなく、人を殺した』くらいの能力ならばBでも良いのですが……。
何より鷹村のブーストが『BBBC』だと、ランク1優勝者であるサクラを超えてしまいますから、これはもう少し低めということで(笑)」
ホルン「確かに…そう言われると高過ぎ…でしたね。となるとAT・SPブーストがCで、MVブーストがD…。
そしてDFブーストがCからBの間でしょうか。RPGの術師より打たれ弱いというのは流石に考えにくいですから。
しかし…このブーストなどは他を参考にして比較するよりは、ゼロから考えた方が良いですかね? 主観を入れずに評価するのは難しい…」
オレ「そうですね…ブースト設定に関しては、ゼロから考える+比較という感じで。やはり他キャラとの兼ね合いも大事ですし。
ただ『原作の描写が全ての基本』というのがトーナメントの基本構造です。
『別作品の○○というキャラより強いだろうから、ブーストは××である』ではなく『原作でこれくらいの描写だから、ブーストは××である』という感じで考えてください。
あ、あとアレです! これはホルンさんだけでなく、最初にブーストシステムを考える際、皆が陥る罠なんですが…『DFブーストC』ってのは、もはや異常者なんですよ(笑)
RPG術師は、確かにブーストCです。しかし彼らは術師とはいえ、もはや常人とは別格の防御能力だと考えて下さい。なにせ、刀で9回叩き斬られても耐えるわけですから!
基本的にRPGキャラは、マンガキャラに対して現実離れした能力値なので優遇されているのです。ですからマンガキャラの場合『標準がD』という感じになってきますね」
ムランボ「うーん、そうなると…いくら才堂の動きが遅いといっても、さすがに300回殴られる前に鉈で餌食にできるでしょうねぇ。鷹村のスタミナも切れてくると思いますし」
ホルン「でもボクシングの試合は確か3分×12ラウンドで36分くらいですから、減量している状態でこれだけ戦えるならスタミナも保つのではないかと思いますよ。
そうなれば、攻撃が当たる事はまず無いでしょうし…それにこの時間内に300発殴るには7.2秒で1発殴れば間に合う計算なので、十分鷹村が押し切ることは可能かと」
オレ「なるほど…これは確かに、理論的に考えてみるとそうですね。
ボクシングは手数が多い格闘技ですし、ラッシュなどかければ、300発を殴るのはそう難しくは無い…と。
ただ鷹村としても、ナタで一撃でも斬られたらかなりのダメージなのは間違いないですから、本当に全てかわせるのか? という点が重要だと思います」
たか弐「なるほど…意外に12ラウンドって長いな。ホルンさんの意見に賛成。これならば、鷹村もスタミナ切れる前に殴り倒せそうだわ」
ムランボ「同じく、36分のスタミナはなるほど。そうなれば鉈に当たらないというのが絶対条件で、鷹村の勝利ですかねぇ。
ただ、カウンターを狙われるとマズイ気もするんですよね。いくらスピードが遅くても、攻撃を合わされちゃうと、鷹村が一撃喰らう可能性が出てくるんじゃないかと。
腕を斬り落とされれば終わりですし、どこか斬られて出血しても体力が消耗するので、一撃かませば才堂の勝利。とはいえ才堂は錯乱してるから、カウンターとか狙わないかな(笑)」
キューピー「でも鷹村は、通常の試合ならフルラウンドは持ちませんよ。減量苦でハイレベルの試合なら8ラウンド程度が限界でしょう。
……ただ今回は減量がいらないので、スタミナは十分持つでしょうね。バイクに大人2人を乗せて、腰のひもで引っ張って坂道を10往復したらしいので。
動くのに不自由するほど重い鉈なら、そうは喰らわないでしょうし、なんとか鷹村が勝利できると思います」
魔王「普通なら、鷹村の体力は保つでしょう。パンチ300発の間を耐えれば良いわけですから。
しかし、相手がただ鉈を振り回してるだけでも、危機感から普通よりも格段に体力が落ちるのではないかとも思います。
鷹村がそれでも倒しきれるのかどうか……ここが問題でしょう」
オレ「ううむ…これまた、意見が大きく分かれた試合になったな。だが、ともかく勝者は決めねばなるまい。
まず基本的に有利なのは、やはり鷹村という意見が強かった。300発殴らなければ相手を倒せないとはいえ、それだけのスタミナを持つ鷹村は、どうにか才堂を殴り倒せるかもしれない。そういう可能性があるのは確かだ。だが問題は、いかにフットワークに軽い鷹村とはいえ、武器持ちという普段戦わないタイプを相手取り、数十分は掛かるだろう試合の中で『たったの一撃も喰らわずに、ノーダメージで相手を倒せるのか』というのが非常に重要な観点になった。
これまた意見が分かれたのだが、しかし鷹村が近接戦しかできない以上、そしてSPブーストCである以上、
『数十分…少なくとも10分以上無傷で終えられるか』『それとも終えられないか』
の二者択一ならば『微妙な判定は防御不利』という定義により、ここは後者と考える。
となると一発でも鉈で斬られたら相当なダメージを負う鷹村は、惜しくも負けることになるだろう。ただし才堂にも150発程度のパンチを当て、中傷は与えられるものとする」
勝者:才堂 (中傷)
Gブロック1回戦第12試合
ウッドロウ・ケルヴィン (テイルズオブデスティニー) V.S. デュラン (聖剣伝説3)
ムランボ「デュランは技ゲージを溜めるため近接戦を挑まなければなりませんが、ウッドロウの烈空刃が強力ですね。この技を連発するだけで勝ちそう。
デュランが距離を取ろうとしたら絶影で追い討ち、もしくはサイクロンでとどめ…でしょうか」
オレ「デュランのように、技発動に特殊条件があるキャラはトーナメントじゃ厳しいですね。これはウッドロウさんの圧勝という感じでしょうか?」
カエレ「同じ剣を使うタイプだと、盾を装備していてSPブーストCのデュランの方が有利では? とも思いましたが…。
ただ空中攻撃を盾で防御するのはちょっと難しいと思うので、刹那・烈空刃・絶影には要注意かもしれません」
オレ「そういえば盾があった…というか、見逃していましたがSPブーストの差は大きいですね。
ただデュランは最大でも3レベル必殺でB×2.5の攻撃しかできないことに対し、ウッドロウさんはB×4の威力を持つ『絶影』などがありますから、その点では互角と言えるかもしれませんよ。何しろB×4なら、デュランは5発で負ける計算ですから(笑)」
キューピー「しかしCCによる制限を考えてもウッドロウのコンボは破格の性能なので、絶影や陽炎をメインで使えば無傷勝利も可能と思います。
また真っ向からやりあっても烈空刃や抜砕牙という技があるので、ウッドロウの優勢は揺るがないかと」
オレ「むしろCCを考えても技の3〜4連射くらいはできるので、十分以上に驚異的です(笑) ともかく、単発技の威力が高いのがオイシイですね」
魔王「烈空刃だけやってれば勝てるかもしれませんが、デュランがダメージ無視で突っ込むことも考えられるので……。
でもそうしてきたら絶影から刹那の連撃に切り換えれば、殆どダメージ受けないで勝てるのでは」
オレ「結局、ブースト的にはデュランが若干有利なので、接近戦のアドバンテージはデュランにある。
ただ技性能&威力が破格なので、それを加味すれば勝者はウッドロウさんでしょう」
勝者:ウッドロウ・ケルヴィン (軽傷)
Gブロック1回戦第13試合
リカルド・ソルダート (テイルズオブイノセンス) V.S. 雪代縁 (るろうに剣心)
ムランボ「リカルドが銃使いってことで、雪代は最初から狂経脈を使ってきそうですね。
こうなると速度上昇により、レイジングハントやスナイプゲイトが効果無しになる可能性が高く、接近されたらリカルドは不利だと思います。
しかしリカルドも前世では死神…現世では凄腕の殺し屋だったので、その戦闘経験から轟爆迅槍衝での一点突破を狙うという隙を見つけるのでは?
そうなればリカルドにも勝機はあるかと」
オレ「確かにリカルドとしては『轟爆』を当てさえすれば相当なダメージなので、その点では目もありそうです。
ただA×1の威力ではどうにか当てたとしても体力を半分しか減らせない…しかも痛みを感じないため体力低下が戦力に大きく影響しない縁を相手に、これを2発も当てられるか…という部分が重要観点っぽいです」
ムランボ「なるほど…。そういえば感覚が鋭敏になりすぎた縁は、銃の発射音に拒絶反応しますかねぇ? 仮にそうなると、リカルドがかなり有利にも思えますが」
オレ「ああ、それは重要な観点ですね。考えもしませんでした(笑)
しかし原作の描写から『銃の発射音』程度ではダメージは受けないと考えられます。あくまで『相手の聴覚を狙って攻撃する』というタイプの技に弱い…という感じですから」
カエレ「ただ緑が狂経脈を発動しても、リカルドがレイジングハントを撃ちつつ轟爆迅槍衝で迎撃したとして、それを緑が完全に避けれるのかも微妙かな?? と思うのですが」
キューピー「しかし銃弾を見切る剣心を上回る速度だったことから、縁も銃撃は苦にしないと思います。接近戦にしても、リカルドは攻撃速度が遅いので縁の速さに対応できないのではないでしょうか。狂経脈倭刀術で縁の無傷勝利も可能でしょう」
オレ「ただ剣心もガトリングガンに苦戦していたことから、拳銃の弾は見切れてもマシンガン系を全部避けるのは難しいと考えられ…となれば『レイジングハント』などの連射系は、縁でも厳しい可能性はあります。…もっとも、少なくとも剣心以上に速いのが縁ですから、これは微妙な勝負ですね…」
魔王「狂経脈を試合直後から使い近付き、虎伏絶刀勢で弾を避けつつ攻撃し、更に戰嵐刀勢を当てれば…威力から考えて、うまくするとそれだけでリカルドを倒せるのではないでしょうか。確かにリカルドの轟爆迅槍衝は威力が高く脅威ですが。相手を待構えて使うとは思えず。一度雪代の攻撃を喰らってしまえばそのまま押し切られると判断しました」
オレ「なるほど…ただ『虎伏』で弾を避けるとはいえ、近距離で使わないと相手に攻撃を当てられないこともあり、そう簡単にいくかどうかは微妙なところ……ただ基本は遠距離タイプのリカルドですから、近付けさえすれば縁が有利なのも間違いない……」
たか弐「でも、やっぱ銃をも普通に避けられるような速度をリカルドが見切れるのかってことを考えると…まぁ、ムリだろ。しかも銃の連射ってのはほぼ一瞬で終わってしまうから、その時間を突いた全弾回避は可能とみた。で、MVブーストBとSPブーストBを生かして翻弄もできるし、近接では縁有利だし…リカルドは下手すりゃ完封されると思う」
魔王「やはりリカルドが轟爆迅槍衝を狙って当てるのは厳しいかと。なにより試合開始直後に、雪代の速さについていけないでしょう。ライフルは構えて狙う動作が必要だと思うので、その狙いをつけられるかどうかも怪しいですね。雪代のスピードを考えると。
例えば雪代が戰嵐刀勢を使う時ぐらいなら、カウンター気味に轟爆迅槍衝を使えば当たるかもしれませんが…二度は通じないでしょうね。負傷はしても雪代が有利では」
オレ「なるほど…確かにMVブーストBなら、リカルドとの距離を詰めるのは0コンマ何秒の世界。そうなると、一気に攻めることも確かに可能。…これはもう、結論を出してしまいましょうか。
さてこの試合、キモになったのはリカルドの高威力の技に縁が当たって負けるのか、それとも縁が持ち前のスピードで押し切るのかという点だった。これはなかなか、どちらとも言えない感じではあったのだが……まず『狂経脈』の発動には予備動作がほぼゼロなので、試合開始直後からの使用は可能だ。そうなるとMVブーストBの上位という驚異的な速度を得る縁は、0.3秒とかその程度でリカルドに近付くことができる。そうなれば、とりあえず試合開始直後のアドバンテージは得られるだろう。また、仮にリカルドが弾を撃てても、速度的に当たらないと考えるべきで。
さてここで重要なのが、この後にリカルドは『轟爆』を撃つ暇があるのかどうか…という部分だったが、これに関しても色々意見があったが、ここでは最終判断で『それは無理』とする。
なぜなら最初に近付いたとき数発の斬撃を相手に入れられたとして、その後に『戰嵐刀勢』を全部ヒットさせれば、縁はそれだけでB×20のダメージを叩きだせるからだ。近接戦の技量はさすがに縁が優るだろうことから、リカルドも対応した反撃は難しいと考えられ、よってこの試合は縁のノーダメージ勝利とする」
勝者:雪代縁
Gブロック1回戦第14試合
リーガル・ブライアン (テイルズオブシンフォニア) V.S. ロイド (MOTHER)
ムランボ「ロイドは距離を取って戦うしかありませんが、足の速さでは負けているので、すぐに追いつかれてしまいますね〜。
そうなれば、リーガルが技を出すまでもなく勝てると思います」
オレ「これは確かに…ほぼ決まりですね(笑)」
カエレ「SPブーストとMVブーストが劣っているし、技のないロイドが勝つのは相当難しそうですね…。
リーガルが『飛葉翻歩』で後ろに回りこんで『発』で削り、ひるんで逃げれない所に『飛燕連脚』…という感じで無傷勝利が可能でしょうか」
魔王「いや…逆にここは、特に技を使わなくてもリーガルが勝つと考え、次戦に向けて技を温存し通常攻撃のみでの勝利が適当でしょうね」
オレ「ま、それで問題ナシでしょう」
勝者:リーガル・ブライアン
Gブロック1回戦第15試合
鬼宿 (ふしぎ遊戯) V.S. ソフィア・エスティード (スターオーシャン3)
魔王「接近戦になれば術師タイプのソフィアには厳しい。ギリギリでファイアボルトを放てるか…というぐらいで、あとはごり押しかと」
オレ「これはまた…基本的な戦士V.S.術師の試合ですね(笑)」
たか弐「術師と戦士は相性悪すぎ(笑) 鬼宿の勝ちでしょう」
オレ「テンプレ通りの勝負だな。詠唱時間を確保できないソフィアの完封負けで」
勝者:鬼宿
Gブロック1回戦第16試合
ゼロス・ワイルダー (テイルズオブシンフォニア) V.S. チェスター・バークライト (テイルズオブファンタジア)
キューピー「マイソロの感じからして、ゼロスは動き回って回避しながらチェスターに接近することが可能だと思います。
屠龍は避けられないとしても、チェスターだって自身の最終奥義をいきなり使いはしないとも思えますし…ただ接近までに矢を数発もらう可能性はあるでしょうね」
たか弐「チェスターもゼロスも最大攻撃範囲が同じくらいだよね。弓と魔神剣で。
ただ、MVブーストC程度の速度をもつ魔神剣ならタメが必要な屠龍を撃つよりも早く相手に当たりそうだから、最初の間合いではゼロスのが有利かな。チェスターじゃ魔神剣は避けられないし。
近距離ではさすがにゼロスのが強いのは目に見えて分かっているから、やっぱりゼロスのが有利。ただ、試合開始時点ではお互いの手の内が分からないから、ゼロスも多少は喰らうかも??」
カエレ「チェスターの大牙なら、タイミングを合わせた粋護陣でゼロスは防御出来るでしょうが、通常の弓攻撃はSPから見て無理でしょうか。
ただゼロスが魔神剣・双牙とかで押し切れるような気もします」
伊倉「開幕で多少ゼロス、チェスター両者が攻撃を喰らうと予想。ただ、たか弐さんの話を参考にすると、チェスターにどうしようもない感が漂ってくる。
接近されたらフルボッコは言うまでもないし」
魔王「試合開始から屠龍を使い、近接になったら疾風…という流れなら、SPブーストDのゼロスでは避けられない。よって上手くいけばチェスターが勝てるのではないかと。
近距離の疾風がある程度当たり、ゼロスの攻撃を喰らいながらも避けつつ攻撃しなければならないですが…。ただ確率はあるかと」
オレ「なるほど…それは、自分もちょっと思いました。むしろ『疾風』がかなり強力な気が(笑) タメ時間もなく、B×1を10連射というのは…。
これは、もう少し考えてみましょうか!」
キューピー「確かにSPブーストDでは弓を避けられなさそうですが、動き回っていれば屠龍以外の直線軌道は避けられると思います。例えば『マイソロ』のチェスターの弓を見ても、タメが多少あるためタイマンならそうそう食らわないので。『TOA』のリグレットよろしく動き回って、背後から攻撃は可能ではないでしょうか?」
オレ「ふむ…しかし通常弓ならまだしも、ほぼマシンガン状態の『疾風』を避けるのはさすがに厳しい、というのが見解です。リグレット教官はCPUがアホなのでアレですが(笑)
ともあれチェスターが考えて攻撃すれば、あるいは…。いや、むしろ単純に疾風が破格のような気が少し」
帝「『屠龍は溜めがあるので魔神剣より攻速が遅い』という予想も出ましたが、しかし屠龍の溜めは約1秒。いくら溜めのない魔神剣とはいえ、屠龍程度の溜めならカウンターを入れる事が出来るはず。更に屠龍の速さは通常の弓並みで誘導性有りなので、SP・Dのゼロスでは避けるのはほぼ無理。
当然弓に当たってる、もしくは矢を対処している間に屠龍次弾が発射可能状態になっている筈なので、ゼロスを一気に追い詰めたり出来るかも知れない。
無論魔神剣を使わず接近戦を挑んだとしても、矢並みの速度がある疾風があるのでSPがDであるゼロスは捌ききれない。その上疾風はB×10の溜め無しなので、射程に入れば瞬殺出来るかと」
オレ「なるほど…確かに試合開始当初、魔神剣と屠龍を同時に放てばカウンター気味に屠龍は当たる公算が高い…これはわかります。確かに1秒タメなら、計算上そうなります。
そしてそのうえで『疾風』があるので、チェスター有利…これは、かなり予想として的確という感じですが……」
ムランボ「そうですね…確かに試合開始直後に魔神剣・双牙と屠龍を同時に放つとして、どちらが先に次に動けるか考えてみると……。
まず速度的に、先にダメージを食らうのはチェスターですが、2発食らってB×3。ゼロスも避けきれず屠龍を食らうとB×6。
そして先に当たること、そして技の威力の程度を鑑みると、態勢を整えられるのはチェスターが若干早いような気がします。
更にそこに疾風を決めれば、ゼロスは瀕死状態になるので、チェスターがあとひとつ技を出すのも難しくないはず。こうなれば、チェスター優勢ではないでしょうか」
オレ「ふむ…では、そろそろまとめに入りましょう。
まずこの試合は勝者がどちらか…で左右に針が大きくぶれた。
しかも勝者がどちらになるかに関わらず、どちらが勝っても紙一重というギリギリ勝負になりそうなところが、予想を困難にさせた。
ここで論点となったのは、まずゼロスの『魔神剣』とチェスターの『屠龍』など弓技のうち、どちらが速いかという点。だがこれは、理屈で言えばほぼ同速のハズ。しかしそうなると、威力に大きな差があり、チェスターが有利となる。だがゼロスは剣士でチェスターは弓師。ゆえに、ゼロスも相手に近付けさえすれば勝利できるハズだ。しかしこの勝負に限っては、チェスターに『疾風』という強力な技があったのが痛かった。
タメ無しでB×1を10連射する『疾風』を、SPブーストD・MVブーストCのゼロスが『相手に近寄りながら避ける』のは不可能。加えてDFもBのゼロスは、満足に近寄れず敗北することになるだろう」
勝者:チェスター・バークライト
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