二回戦

簡易対戦表
ロニV.S.クレス
チェスターV.S.リーガル
リッドV.S.クラトス
ウッドロウV.S.ユージーン
ティトレイV.S.リオン
チェルシーV.S.コングマン
ティアV.S.マリー
ジェイV.S.ロイド
ジューダスV.S.セネル
コレットV.S.フォレスト
フォッグV.S.ガイ
ヒルダV.S.しいな
スタンV.S.ジョニー
アッシュV.S.ジェイド
すずV.S.ヴェイグ
クロエV.S.カイウス



二回戦第一試合 ロニ・デュナミス (D2) V.S.クレス・アルベイン (P)

さてさて二回戦に突入しての初戦は、この2人によるバトル! …とはいえコレは、簡単に決する勝負だよなぁ……。

というのもロニの斧技量は「7」だろうが、クレスの剣技量は「8」相当。それに加えて「剣>斧」の定理もあり、これじゃあロニも分が悪い。
くうっ、さすがはテイルズ初代主人公だ! 強ぇぜ!!

勝者:クレス

二回戦第二試合 チェスター・バークライト (P) V.S.リーガル・ブライアン (S)

一回戦は、レイスとの実戦経験差によって勝利したチェスター。しかしアイツの弓技量自体を客観的に見れば、そこまで高いものとは言えないだろう。やはり、せいぜいが「レベル7」というトコロか…。そりゃ弓が剣に勝ったのは凄まじい快挙なのは認めるが、やはりソレは、相手もレイスというゲーム的に特殊なキャラだったがゆえ…という部分は否めないだろう。

対してリーガルさんの体術技量はどうか? これはもう、相当に熟達したものと考えられる! …とはいえ現在の会長は自ら手を封印し、足のみで戦う格闘スタイルだ。それでも相当に強いってのはスゴイわけだが、本来の会長が「レベル9」だったとして、足のみ補正でマイナス1…つまり総合的な体術技量は「8」と判断しておこうか。

しかし、1レベル下がったとはいえ大勢には影響なし!
弓と体術は(足技オンリーとはいえ)武器同士の相性は同等である以上、ここは技量に勝る会長に軍配が上がることだろう。

勝者:リーガル

二回戦第三試合 リッド・ハーシェル (E) V.S.クラトス・アウリオン (S)

剣技量だけで比べると、リッドは「7」でクラトスさんは「9」だ。よって圧倒的にパパ有利ということになる。
だが、この試合に関して重要なのはそこじゃない。リッドには、一回戦でプレセアちゃんを破った絶技「極光壁」があるからだ!!
もちろんリッドには他に3種の秘奥義もあるわけだが、それらの使用制限はいずれもトーナメントにそぐわない(緋凰は威力重視じゃないので一撃必殺ではなく、龍虎と風塵は相手のHP制限がある)ため、ここでは通常秘奥義と同等(=特殊な状況を除き考察の範疇外)として扱うぞ。

ともあれ極光壁のタチが悪いトコロは、それが「自分と相手との技量差に拠らない技」であるという部分。一回戦で用いた図式を繰り返す気は無いが、結論を言えば相手に特殊な対処法でも無い限り、どちらの技量が上であろうと最終的に勝利する…そんなジョーカー的最強技がリッド操る極光術! そしてその定理は、4000年を生きるクラトスさんにも容赦なく襲い掛かる。
シャイニングバインドにカウンター特性が存在しない以上、やはりクラトスさんであろうと極光は破れない……!

とはいえリッドも、ここ2戦で負傷ポイントはけっこう溜まったろう。無敵のリッド様とはいえ、楽観視はできない状況だな……。

勝者:リッド

二回戦第四試合 ウッドロウ・ケルヴィン (D) V.S.ユージーン・ガラルド (R)

新旧「パーティーのまとめ役」対決といったところか? しかしコレは、ウッドロウさんが不利だよなぁ……。
ウッドロウさんの剣技量は「8」くらいあるだろうが、同じくユージーンの槍技量も「8」だ。すると「剣<槍」の法則により、ユージーンの勝利!
それにウッドロウさんの弓技量に関しては「6」しかないので、「8」の槍技量には対抗できない。

勝者:ユージーン

二回戦第五試合 ティトレイ・クロウ (R) V.S.リオン・マグナス (D)

これまた、上の試合と似たようなものか…。
「体術技量7」で「弓技量6」のティトレイじゃ、「剣技量8」のリオンに勝つことはできないよなぁ。

勝者:リオン

二回戦第六試合 チェルシー・トーン (D) V.S.マイティ・コングマン (D)

弓使いながら二回戦に進出したのは、僅かにチェスターとこのチェルシーという2人のみなんだが…チェルもここで敗北か。
コングの体術技量は「9」。チェルの弓じゃあとても対抗できないッス。

勝者:コングマン

二回戦第七試合 ティア・グランツ (A) V.S.マリー・エージェント (D)

そもそも絶対数が少ないだけに、思えば女性キャラの二回戦進出もそんなに無かったんだが…ここで一気に2人が登場した。
とはいえこの勝負に関しては、マリーさんの圧倒的優勢か。ティアはナイフ術も備えているとはいえ、近接戦のプロには通用しまい……。

勝者:マリー

二回戦第八試合 ジェイ (L) V.S.ロイド・アーヴィング (S)

ジェイの得物は小刀・忍刀。それに体術をミックスさせたオリジナルだが、その技量測定はなかなか難しい。ソロンに仕込まれた戦闘技術はかなりのモノっぽいとはいえ、やはりまだ年若い。「レベル8」まではいかず「7」止まりだろうか。(16歳で「剣技量8」のリオンという例外もいるが)
とはいえロイドの二刀剣術も、当然ながら我流の極み。よってこちらも「レベル7」だ。

すると、今度は武器の能力による比較となる。
まずジェイの小刀は「刀(4・9・3)」のリーチを捨ててスピードを更に伸ばしたもの。よって「パワー3・スピード10・リーチ2」か。
対してロイドの二刀流は「剣(5・8・3)」のスピード上昇型と判断し、「パワー4・スピード9・リーチ3」というトコロだろう。
しかし、どちらもスピード型であるがゆえの必然! 両者の差は顕著に現れず、次の比較を必要とするようだ。

さて、すると一回戦の「ヴェイグV.S.ルーク」の際に使おうとして失敗した、例の比較を持ち出すときが来たらしい!
すなわち身体能力としてのパワー・スピード・スタミナという3点比較だ!
これを比べると、スピードこそジェイに分があると思うが、ここは体格の差か…パワーはロイドが勝っているだろう。それになにより、『L』でいったらモーゼスに匹敵するくらい体力馬鹿のロイドくんだ。スタミナという点においてなら、ジェイに比べて大きな差を開けている!

よってこの勝負は、ロイドくんの勝利! とはいえなかなかの接戦なので、「負傷ポイント」を与えておこうかな。

勝者:ロイド

二回戦第九試合 ジューダス (D2) V.S.セネル・クーリッジ (L)

一回戦で「レベル8以上」と定義されたジューダスの剣技。対してセネセネの格闘技量は定義していなかったので、ここで改めて考察しよう。

そもそもセネセネは軍属…というか職業工作員兼マリントルーパーだ。すなわち我流ではなく戦闘行動も仕事のうちで、ゆえにその能力は高いと思われる。厳しい見方をすれば「7レベル後半」あたりが妥当だが、ここは「8レベル」と判断して良いかもしれないな。

ただいずれにせよ、甘く見込んでさえジューダスと同じ技量のセネセネ。となれば「剣>拳」の公式がある以上、勝つことはできないだろう。
とはいえこれは接戦だ。ここではジューダスに「負傷ポイント」を追加しておこう。
ふむ…しかしさすがは二回戦! 両者の力量が均衡しているため、負傷者も増えてきたなぁ。

勝者:ジューダス

二回戦第十試合 コレット・ブルーネル (S) V.S.フォレスト・ルドワウヤン (T)

これは…やっぱりキツイか。どちらがって、そりゃコレットちゃんが。
一回戦は「赤魔導師」たる特性を活かしてノーマちんを破った彼女だが、やはり結局、それは相手が術師だったがゆえ。
言うまでもなく、クラス同士の相性は「戦士>魔剣士>赤魔導師>術師」だ。もちろん例外こそあれ、タイマンであり近接戦闘力が重視されるトーナメントの構造上、その図式を覆すのは容易ではない! 確かに「チャクラム」という武器は「弓矢」より(戦士側の)対処が難しそうではあるが、しかしコレットちゃんのチャクラム技量はやはり「5」だ。対してフォレストさんの斧技量は「8」。これでは勝負にならないな……。

勝者:フォレスト

二回戦第十一試合 フォッグ (E) V.S.ガイ・セシル (A)

遠距離戦オンリーのバトルなら、あわや優勝候補というフォッグだったが…。やはり銃では、近接戦闘にゃ勝てない。
術よりは短いとはいえ、銃技にも少々タメ時間が必要という部分もネックになったな。

勝者:ガイ

二回戦第十二試合 ヒルダ・ランブリング (R) V.S.藤林しいな (S)

皆さんが忘れていても、さすがに筆者のオレは覚えてるぞ。しいなは一回戦で負傷したんだったな。
とはいえ「負傷ポイント」はまだ1段階しか溜まっていない。となれば、せいぜい技量レベルが僅かに下降といった程度の影響しか出まい。 すなわちしいなの符術技量が「7」から「6.5」に落ちたとして、結局相手は術師のヒルダさん。彼女のカード技量は「4」なので、負傷したしいなであっても十分に対処可能というわけだ。カードにゃ弓矢レベルの…つまり遠距離攻撃と呼べるだけの射程もないしな。

勝者:しいな

二回戦第十三試合 スタン・エルロン (D) V.S.ジョニー・シデン (D)

「歌」というのは、また非常に特殊な武器(?)だ。そこまでの遠距離攻撃でもなければ、近接攻撃でもない…いわば「中距離攻撃」であるという点もそうだが、何より実体が無い(ゲーム的には音符だが)ために、弓矢のように「武器で弾く」ことも難しそうという特性もある。これはなかなか、有利なポイントと言えるだろう。

とは言っても、ここはやはりスタンの勝利が揺るがないか。結局「中距離攻撃」といっても、タイマンで近距離戦を狙ってくる相手に対し、常に中距離を維持することは不可能だ。「歌」の1発2発が致死的ダメージでもない以上、そして近距離に詰められたときの不利が拭えない以上、ジョニーさんの分が悪いことは否めない。まぁここは作品の代表ということで、『D』の主役であるスタンに場所を譲ってやる…ってなトコロか(笑)

勝者:スタン

二回戦第十四試合 アッシュ (A) V.S.ジェイド・カーティス (A)

六神将のアッシュと、「六神将に匹敵する力を持つ」と言われる大佐とのバトル。これはなかなか、白熱した試合になりそうだ!
とはいえ「術も使える剣士」であるアッシュに対し「武器も使える術師」である大佐。これはトーナメントの性質上、かなりアッシュ有利と思われる…というか実際そうだろう。だがこれは、そうそう一筋縄でいく話じゃないんだ。なにしろ相手は「あの」ジェイド・カーティスなのだから!

そもそも一回戦においては、だいぶ技量に劣るとはいえ、アッシュと同じ「術も使える剣士」であるカイルを破っている大佐だ。それは何より、大佐が術師しては異例とも言える、凄まじい武器技量を誇っていることに所以する。その部分を踏まえたうえで、この対戦を考えてみよう。

まずここで重要なのは、やはり「近接武器技量」だ。そのため「術技量」は無視して考える。(そもそも術対決になったら、大佐がアッシュを吹き飛ばして終わるだけ) ということで、まずはアッシュから考察しよう。
アッシュは言うまでもなく六神将であり、その剣技には目を見張るものがある。終盤こそ覚悟の差というヤツか破れはしたものの、中盤のバトルではルークを圧倒する技量を誇っていた。やはりイメージとしては、ルークの「レベル7」より1段階上…「レベル8」と見るべきだろう。実戦経験の差から言っても、それくらいと判断したい。
対して大佐も、既に一回戦で考察済みの通り「槍技量8」だ。要するに、両者の技量は同等なんだよ。

しかし、「同等」となれば勝敗は決定だ。なぜなら忘れてはならない…「剣<槍」という法則がここにあるのだから!
もちろんその差は僅かであり、「負傷ポイント」が課されるものの、それでも勝者となるは大佐に決定!
つまり術師でありながら、ここまでで唯一の二回戦突破を成したってことか(笑)

勝者:ジェイド

二回戦第十五試合 藤林すず (P) V.S.ヴェイグ・リュングベル (R)

寡黙対決ここに勃発! しかしながら勝敗を決定するのは、口数ではなく実力だ!
というわけで、まずは一回戦で定義しなかったすずちゃんの技量を測定してみよう。

すずちゃんは幼少時から忍者としての訓練を受け、次期頭領を約束され、既に試練をも突破した身だ。それでいて齢11歳…。やはり彼女が忍者として、一種の天才・神童であることは間違いないだろう。だがオレは彼女を、あくまで「11歳としては破格の戦闘力」なんだと判断したい。確かにすずちゃんは強いが、だからといって彼女を「レベル8」にしてしまえば、他の「レベル7」という面々がどれだけ弱っちぃんだという話にもなるし(笑)
というわけで、彼女の忍刀技量は「7」としよう。
対してヴェイグは既に考察済みで、こちらの剣技量も「7」だ。つまり今回は、久しぶりに「武器比較」の出番になる…と思いきや!

ヴェイグは一回戦でルークと戦い負傷しているため、僅かに技量が下がって「6.5」になっているんだ! 普段なら影響しないくらい小さな差ではあるが、しかしこの「僅かな差」こそが今回の勝敗に直結する!! 念のため武器比較をしてみたが、「忍刀」と「長剣」では相性も同等(殆ど差が無い)だった。
武器比較が意味を成さない以上、「0.5」であろうとも技量が勝る者の勝ちは必然。よってこの勝負はすずちゃんの勝利だ!
とはいえこの接戦。今度はすずちゃんに「負傷ポイント」が必要だな。

勝者:すず

二回戦第十六試合 クロエ・ヴァレンス (L) V.S.カイウス・クオールズ (T)

さて二回戦最後の試合は、男女の剣士対決と相成った。
まずは例の通り、技量測定から始めたいところだが…しかし双方の技量は同じく「7」で、また武器も同等。ここからじゃ判断ができない。
しかし忘れてはならないことがひとつある。…そう! カイウスは剣で普通に戦う以外にも、獣人化によって新たなる力を得ることができるんだ!!

そしてストーリー的にもゲーム的にも、獣人化による圧倒的なパワーアップは知っての通り。ただしカイウスはまだ若く、オマケに獣人化の制御にも慣れていないので、技量測定するとしたらそこまで顕著にせず…。ビフォーの「剣技量7」に対し、アフターは「体術技量8」ってトコだろうか。
しかしこれまた難儀なことに…というか、技量レベルが上がったはいいが今度は武器が無くなった。剣と剣なら同等だが、剣と体術なら剣が有利。すなわちレベルに1の差が出た程度じゃあ、差し引きでゼロという話なんだよ。これでは結局、勝敗は決まらない。

というわけで、やはり次の考察として身体能力を持ち出すわけだが…って、こうすりゃ一気に勝負アリか!
そりゃ通常時こそ、男女差こそあれ、パワー・スピード・スタミナともにそこまで顕著に離れないだろう。だがカイウスが獣人化すれば話は別! 確かにその身体に慣れておらず、体術の技量自体は大したことないカイウスではあるが、「基本的な身体能力」は慣れの如何に関わらず上昇するわけで!
というわけで、リカンツの潜在能力を見せ付けたカイウスが勝利! とはいえ技量は同等だったので、やはり「負傷ポイント」は必要だな。

勝者:カイウス

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