『テイルズ』シリーズキャッチ集!


自分自身色々と気になっていたので、とりあえずやってみたこの特集。
ちなみにキャッチフレーズは公式のものだが、解釈はオレの解釈ですよ。真に受けないように。

ファンタジア 伝説のRPG

SFC・PS時代には確たるモノが無かったのだが、GBAに移植された際記念として(?)このフレーズを頂いた。
ただそれにしたって、「伝説のRPG」はないんじゃないか!? とも思う今日この頃。これはちょっとテキトーすぎるんじゃないかと!!
しかも何が「伝説」なのかよくわからない。オレだったら、安直だろうが「時空を切り開くRPG」とか……せめて「次元」とか「時」とかフレーズに入れる!
いや、あるいは「テイルズシリーズの始まり」「初代テイルズ」という意味での「伝説」なのか!? だったら確かに伝説だな。

デスティニー ファンタジーRPG

これは適当というか、まだ「フレーズ」というものが確立されてない時代のモンだからな。(SFC・PSの『ファンタジア』にもフレーズは無いので)
でも、それにしたって「ファンタジーRPG」かぁ……。比較の話になるが、『D』はシリーズの中でも特にファンタジー色が薄い作品だと思うのだが。
地上世界・天上世界ともに科学が発展しているし、また大人数を移送できる巨大人工飛行機関が開発されているのは『D2』とコレだけだったり。
まあ、だからといって『D』がファンタジーじゃねえとは言わねえけどな。まあオレが命名するとすれば「運命を切り開くRPG」かな。『D2』とかけて。

エターニア 永遠と絆のRPG

PS時代には、『P』と同じくフレーズは無しだった。これは、PSPでのキャッチである。
エターニア=Etarnal=永遠。故なる命名だろうこのフレーズだ。具体的に永遠とは、恐らくインフェリアとセレスティアの「永遠の平和」を表しているのだと思われる。 絆は単純にリッドたちの絆を表しているのだろうが、それだけでは芸がない。 個人的な解釈では、エンディング後2つの世界に皆が分かれてしまっても、途切れることのない「永遠の絆」を指しているのだと思うな。

デスティニー2 運命を解き放つRPG

デスティニー=Destiny=運命。よってこのフレーズである。
機種もPS2に移り、そのためかこの作品から正式に「個別のフレーズ」が採用されることとなったようだ。
さて、問題の「運命を解き放つ」というくだり。これは恐らく英雄であった父・スタンの呪縛(言い方は悪いが)から逃れ、他の誰でもない、自分自身の「伝説」を歩み始めたカイルを指しているのだと思われる。 もっと勘ぐるならば、ジューダスの存在もこの輪の中に入るのだろう。

シンフォニア 君と響きあうRPG

他に比べて具体的ではなく、なんだか抽象的(?)なフレーズであるこの『シンフォニア』。そのため、どうとでも解釈できるな。
オレ的には、ここで2つの解釈を挙げておこう。1つは8人という大所帯ながら、稀代の仲良しパーティーであるロイドたちそのもののこと。
そしてもう1つの解釈はテイルズ初の「好感度」システム採用により、各地で特定のキャラとのデートイベントが用意されていることだ。 すなわちプレイヤーひとりひとりが、各々好みのキャラと「響き合える」というわけさ。

リバース 君が生まれ変わるRPG

ストーリー的には、「君」……つまり特定の個人より、「世界」そのものが生まれ変わっている感のあるこの『リバース』。 しかしここであえて「君」という言葉を用いるからには、何か確たる意味があるはずだ。
ここでいう「君」の解釈としては2つ。1つはプレイヤー自身のことだ。ヒューマ・ガジュマの対立世界に、どう気持ちを対応させていくのかという命題。
もう一方はヴェイグのことだろう。物語が進むにしたがって変化していくヴェイグの性格を、そのまま表したフレーズだろうな。

レジェンディア 絆が伝説を紡ぎだすRPG

『レジェンディア』そのものがどうこうではなく、これはちょっとゲームに合っていないフレーズだとは思わんか?
「絆」というのはセネル達の友情を指しているのだろうが、そもそもセネルたちのやっていることは「伝説」レベルのことだとは思えない。 具体的には『S』と同じような周りの皆との響きあい、また『R』と同じようなセネル自身の生まれ変わり……。ここらが、作品の主題だとオレは感じたのだ。
ただし「伝説」というのをオープニングから完全エンディングまでの大きな流れそのものだと考えるならば、これはこれで納得といえるかもな。

アビス 生まれた意味を知るRPG

「♪ここにいるよ〜 いつだって呼んでるから〜 くたびれた理由が重なって揺れるとき 生まれた〜 意味を知る!」
要するに(?)、そういうことだ。ともかく、ストーリーと照らし合わすに最もわかり易いフレーズではなかろうか。
ルーク、アッシュ、イオン様、ナタリア、あるいは全てのレプリカ……いや、全ての生きとし生けるモノに捧げられる命題。それがこのフレーズだ。
すなわち、その命題は同時にプレイヤーにも投げかけられる。『アビス』をプレイすることにより、人はその答えにまた一歩近づく……。

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