11月22日 NJKF(後楽園ホール) |
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バトルステーション(11月2日開催) ○チョンボップ・キアットポルティップ KO 押川童子丸● 押川のローキックが決まりだして優勢に試合を進めていたのに4R、突如右足を痛がってダウン。異変が起きたようでちょっと心配になります。最近のお気に入りの選手だったのですが。 ところでSAMURAI!のスタッフの方、初登場と言うわけでもないのに「堂子丸」はないでしょう(本当に改名したのならゴメンナサイですが)。 ○孫悟空丸山 判定 外山繁幸● 真っ向からの打ち合い。どちらかと言うと洗練されたテクニックの応酬が好みなのですが、こういうのもなかなか見応えがあって良いですね。2−1の判定にも納得してしまいます。 |
11月15日 修斗(北沢タウンホール) |
バトルステーション(9月27日、10月23日開催) ○川尻達也 − 高田和道● 最近流行りつつある?腕拉ぎ三角固めで決着。この技は極まり方によってはかなり危険だし、また体勢によってはレフェリーが見極めにくいのではとも思えてしまう。鈴木氏一人では大変だ。 ○山崎 剛 − 杉江 "アマゾン" 大輔● 「勢い」というものは本当にあるものだなぁ、と改めて思った。GRABAKAで唯一のシューターとなってしまった山崎がグラウンドテクニックを駆使しての腕拉ぎ十字で見事な一本勝ち。佐々木も郷野もパンクラスで活躍している。彼らは修斗ノ頃より生き生きとしてるようだ。 それはともかく、山崎の台頭でウェルター級はますます充実してきた。この分なら2002年はチャンピオンシップを2度開催できるのではないだろうか。 (堀川”R”) |
11月3日 PRIDE.17(東京ドーム) |
PPV(生中継) ミルコ・クロコップ 引分 高田延彦 「何でスタンドの選手の私が寝技にに付き合わなければならないんだ?」 「寝技に持ち込みたいのならテイクダウンを取るべきだろう」 「怪我をしたのならばその時点で試合をやめるべきだった」 ミルコの言い分はやはり正しい。序盤で見せていた、「タックルから寝技に持ち込むのを狙う高田」と「迎え撃ってKOしようとするミルコ」が相対する場面は非常に緊張感があり、見応え十分だった。 それが2R終盤から高田は寝てばかり。 「自分の土俵からは絶対に出てこない」 「ミルコはなにもできなかった。怒るなら堂々と上に乗っかって馬乗りでやればいい」 客観的な意見なら、こういうのもありかもしれない。しかし本人の談話となると違ってくる。そう言う高田は相手の土俵に上がったんだろうか?絶対に打撃戦の間合いに入らず序盤はタックル、中盤以降は後退してコーナーに詰まると寝る、を繰り返していたようにしか見えなかったが。 もし1Rでも打撃の攻防に終始していたのなら上記の発言も説得力がある。しかしそんな場面は一瞬も無かった。要するに高田は自分がしなかった事をミルコに強要していたに過ぎない。大体マウントポジションは柔術の試合でも高得点となる技術である。それをK−1のミルコにやれと言うのは、寝技に無知か、あるいは舐めているかだろう。 ミルコが寝技に付き合わなかったのは当然である。半年に満たない経験の寝技で勝とうなんておこがましい話だ。相手の攻撃を凌ぎきるだけでも驚異的だというのに。 結局、打つ手の無くなった高田が負けを回避するために時間いっぱい逃げ続けた。これに尽きる。 (堀川”R”) |
11月1日 The CONTENDERS MM★Limited Edition (横浜ランドマークホール) |
バトルステーション(10月8日開催) ○五味隆典 − 宇野 薫● 一流同士の攻防はやはり見応えがある。1R、五味の裸締めと宇野の腕絡みや3Rのポジション取りなどは本当に素晴らしい。是非とも修斗ルールでの再戦が観たい。五味が王者となったら実現して欲しい。 ○若林次郎 − 戸井田カツヤ● 戸井田は相変わらず楽しい事をしてくれる。入場パフォーマンスもさることながら、試合中もいろいろ魅せてくれる。おそらく客を意識というより、これが彼のファイトスタイルなのだろう。 衣の着用をめぐって妙な展開もあったが、試合は僅かに若林が優勢での判定勝ち。両者裸となった2Rのほうが内容は良かった。着衣のルールについて、もっと徹底した方が良いのではないか? (堀川”R”) |