電視中継観戦記
12月27日 DEEP2001 (ディファ有明)
(12月23日開催)

○ランバー・ソムデート吉沢 判定 矢野卓見●
 とにかくランバーの対応力が素晴らしい。猪木−アリ状態ではローキックをバシバシ打ちまくるし、グラウンドでバックを取られ裸締めに入られても凌ぎきった。試合終了直前には組み付いてのフロントチョークまで繰り出すとは本当に驚きである。
 ランバーが修斗に本格参戦してきたらどうなるのだろうか。10キロ重い矢野でこうなのだから同体格(おそらくフェザー級)では敵無しということも考えられる。

○エル・カネック TKO 大刀光●
 あまりにひどい内容である。大刀光は何も出来ないにも程がある。カネックは急遽の代役だからまだしも、レベルの低すぎる選手を負け役として出場させるのはやめにしてもらいたい。

○大石幸史 判定 村浜天晴●
 ここ一年ずーっと不発だった村浜の「芸人魂」だったが、闘う場を修斗から変えても変わらなかった。リニューアルを期待して、本当にいいものだろうか?

 試合形式、ルールともパンクラスと大して変わらないこの大会は、結局パンクラスのオープン大会と考えていいかもしれない。
 それにしても気になったのがゴングの情けない音。モノが悪いのか叩き手が下手なのか。

(堀川”R”)

12月23日 PRIDE.18 (マリンメッセ福岡)
PPV(生中継)

○イゴール・ボブチャンチン 踵固め ヴァレンタイン・オーフレイム●
 ボブチャンチンは組み手系に転向か?それとも隠し持っていた「引き出し」の中身を披露しだしたのだろうか?いずれにせよ彼への興味は持続しそうだ。

○山本憲尚 腕拉ぎ十字固め ヤン“ザ・ジャイアント″ノルキヤ●
 最初に一発もらったのを別にすれば、組み手系選手が打撃系選手に勝利する理想的な展開にかなり近いと思う。日本人選手が冴えない戦績を残してるこの頃、山本には期待せざるを得ない。

○ムリーロ・ニンジャ 判定 アレックス・アンドラーデ●
○アレックス・スティーブリング TKO アラン・ゴエス●

 ブラジル、アメリカからは新しい選手が伸びてきていると言うのに、日本は今ひとつというのはやはり寂しいところだ。

(堀川”R”)

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