2008年1月

第2750号 2008年1月1日号


文化と品格ある街づくり
 新春座談会
 都市再生も着々と
 豊島区の大きな飛躍の年


 新春座談会出席者
 衆議院議員 小池ゆりこ
 豊島区長 高野之夫
 豊島区議会議長 吉村辰明
 東京商工会議所豊島支部長 渡邊輝
 豊島区町会連合会長 中村丈一
 豊島区商店連合会長 足立勲

 足立 皆様明けましておめでとうございます。今日は各界の代表の方に集まっていただきまして、今年の抱負を語りながら、また豊島区の将来についてお話いただきたいと思います。特に高野区長が提唱されている未来推進プランという文化と健康、都市再生、環境について意見を伺いたいと思います。

 高野 昨年を振り返りますと、豊島区の大きな変換のあった年ではないかと思います。財政再建もほぼ達成し、特別な財源手当てをしないで予算を組むことも出来ましたし、また18年まで3年間、黒字が続いてきたという状況のなかで、今まで本当に堪えに堪えた豊島区財政は大変厳しかったですけど、19年、豊島区は大きく飛躍した年、また大きく飛躍しなければいけなかった年であったろうと思います。そういう中で一番には文化を基軸とした街づくり、文化力によって経済力を高めていくことと、健康政策、そして池袋副都心を中心として、この豊島区が都市改造のまさにチャンスであった年でありますので、東池袋4丁目の再開発が20年ぶりに完成を見て新しい街づくりが大きく目に見えて進んでまいりました。さらに環境という面では地球温暖化を始め全世界で取り組まなければいけないというなかで、この豊島区もいち早くクールシティ中心街区という国の認定を受けることも出来ましたし、環境都市としての課題に取り組んだ年ではなかったかなと思います。さらには景観、街並みに目をやり、素敵な街をつくっていかなければいけないと区民の皆さんとともに推進してきた、これからの豊島区の出発点として大きく飛躍した年ではないかと思います。我々の大きな目標である文化と品格のある価値ある街づくりに向けて大きく一歩も二歩も前進した年ではないかと思ってます。今年は特に19年の実績をもとにさらに大きな目標を持って進んでいく、大事な平成20年ではないかと、緊張感を持っています。

 吉村 昨年は都知事、区長、区議さらには参議院と選挙の年でした。そんななかで皆様の厳粛なるご信託を戴き、新しい豊島区議会第16期、36名が誕生したわけです。この数年は、本当に財政厳しいなかで高野区長を先頭に議会のなかでいろいろと協議を重ねて、我慢していただきながら構造改革、財政の建て直しに努力してまいりました。新しい20年を迎えて、本来区議会の仕事であります行政立案機能さらに監視機能という責任を胸に収めながら、各会派という壁を乗り越えて、我々は何をするべきか。まず考えなければいけないのは区民であり街であります。それをしっかりと肝に銘じて区議会を進めていきたいと思います。

 小池 昨年は参議院選挙が行なわれ、その結果として野党の力が強くなりました。よくねじれ国会といわれますが、どの政党であれ、国会というのは国のあり方、何を目指すかをしっかり審議して結論を出すところですので、ねじれ国会とはいってもより明確で的確で、そしてスピード感のある国政を担っていく責任があると思っています。と申しますのも平成19年、2007年は世界的にも石油価格が1バレル100ドルに近づくような高騰ということもありました。その結果として産油国に冨が集中するなど世界経済全体に大きな変化が起こりました。それは皆さんにガソリン価格とか、食品の値段にじわじわと変化をもたらしています。2008年は世界的に見ますと、アメリカの大統領選挙があり、北京オリンピックがあり、また地球温暖化の手段となっている京都議定書がスタートする年でもございます。経済、環境、外交の観点からも日本はどうあるべきか、的確に何をすべきかを、スピード感を持って決定していかなければならない。このスピード感というのが私はとても重要だと思っていまして、世界のダイナミズムをしっかりと受け止めなければ、どんないい政策を決めても間に合わなければ結果的に日本の立ち遅れになってしまう。そのしわ寄せは日本、またこの豊島区にもいろいろな結果をもたらすだろうと懸念を持っています。その辺りを念頭に置きながら、そして豊島区のニーズをしっかりと汲み取りながら今年も国政において頑張っていこうと思っています。

 渡辺 さきほど区長さんが区の財政もよくなりこれからは躍進の年であるとありましたが、私も昨年の東商の新年会で平成19年は躍進する年になるであろうと挨拶しました。それで新年を迎えたわけですけれども、我々が念願するのは、新庁舎の問題です。一日も早く実現していただきたい。それによって、今の庁舎の跡地の問題、あるいはLRTの問題、いろんな問題がそれに絡んでくる。我々が20年来進めてまいりました東西デッキの問題、これもどうしても進めなければならない問題のひとつです。なぜかというと、ただ東西の交流とか賑わいとかというのではなく防災の面からも、どうしてもやらなければならないという風に考えております。現在、区役所のほうでも調査して、今の地下通路では人をさばききれないという問題があるということですね。それから我々が今まで地下鉄13号線として運動していたものが、副都心線となって今年の6月に開通いたします。そうなりますと、今度は新宿、渋谷、それに第2副都心と言われるところに池袋が肩を並べ、ついていけるかが大きな問題になると思います。この問題は区のほうでも取り組んでいるようですが、我々地域社会としても真剣に考えていかないと新宿、渋谷に置いてきぼりを食ってしまうという問題がある。また池袋北口、西口の再開発、先ほどの庁舎跡地、池袋東口の再開発など、行政のほうでは考えているでしょうが、商工会議所としても是非進めていっていただきたいと思っています。なんとか遅れをとらずに着いて行きたいと考えておるところです。

 中村 我々地域の住民の会としては地域の安全や安心への取り組をさらに進めていかなくてはならない。防災対策として研修会など開いております。またリサイクル清掃事業への協力も積極的に推進。さらに組織力の強化のためプロジェクトチームを作って取り組んでいます。また区長の進める文化政策に一層弾みがつくよう考えています。今年は町会連合会設立50周年の記念の年にあたり、記念事業を行うとともに町会のあり方についても改めて考えてみたいと思っております。都の制度を利用して町会の活動をインターネットで紹介していこうという試みも実行してゆきます。

 足立 私から商店街と、としまテレビについて。商店街は皆様ご承知の通り低迷状態。ある調査によりますと、店舗数で15%減、売上についても20%減少しています。色々な要因がありますが、大型店進出に対する対処ができていない。個性的でいいお店はたくさんありますが、まだまだ地域の特性を生かしたやり方が出来ていない。地域の特性を生かした景観づくりが大切になってくると思っています。景観の保護、創造に行政が思い切って力を入れていかないといけない。また、いま街路灯の問題が出てきている。商店街が寂れてきていますから、街路灯の費用が維持できないというのが現状です。街の明かりは安全安心の面からも、商店街だけの問題じゃない。またとしまテレビについては地域のメデアとして皆様に大いに活用していただきたい。新しいマンションにはいる新区民に豊島区の情報を広く伝えるためにも加入促進に行政、議会の協力を。また地域防犯のためにもとしまテレビのケーブルが活用できます。

 高野 いま足立会長さんからこれからの豊島区づくりにたくさんの課題をいただきました。昨年一昨年と豊島区の人口は着実に増えて26万人になろうとしています。予測としては三年後には27万、おそらく日本一の超高密度都市になる事は間違いないわけで、ここで住みつづけ、住みたい、そしてこれからも住んでいたい、さらに魅力ある訪れたい街として、豊島区はプラス状況になっている。昨年8月に週刊ダイヤモンドという雑誌で、全国805の自治体の評価のランキングが出たました。医療、介護、教育力、財産生命、経済力など含めてですが、全体の総合力で豊島区は全国で第2位という評価をいただいた。この中でコンビニの数が豊島区は全国で第2位。地域コミュニティの中で、このことを商店街がどううけとめていくか。豊島区は池袋を中心に、その周りには住みつづけたい街を作っていくにはどうすればいいか。私は住民主体の地区計画をきちんと作っていくことが大切だと思っています。いま豊島区には8つ地区計画の指定があります。いろんな制約をつけて自分の地域の特性を出していく。それには文化や環境が地区計画の基本になっていく。住民の方々と一緒に知恵を出して、トータルで住みよい街にしていく。また街路灯のお話しがありましたが、基本は明るくてきれいな、そして犯罪のない街を商店街と一体となって作り上げていく。街路灯の補助のお話しがありましたが、行政としても街の安全安心とともに、商店街活性化のためにも、補助金は思い切ってつけていかなければいけないと感じました。もちろん教育と福祉についてもきちんとやっていきます。

 足立 環境問題や景観について、お願いします。

 小池 私が環境大臣を務めておりましたとき、京都議定書という世界に対する日本の約束、1990年に比べて6%温室効果ガスを削減する。国家として6%下げるということは大変なこと。たとえていうならば毎週土日には車には乗らないでください、夜12時からは皆消灯しましょう。普通考えられないようなことまでしなければ達成できない。経済活動を犠牲にしてCO2を削減する、これも現実的じゃない。経済活動を豊かにやりながらどう削減していくか。町全体での省エネ活動が必要になるのではないか。豊島区全体でやっていくために、区政は何が出来るか、都として何が出来るか、また国として何が出来るかを整理していかないといけない。さきほどから安全安心のために街路灯の話しが出ていましたが、例えば街路灯でも太陽光発電を使う、電球をLEDに変える。また各家庭にも省エネをお願いし、町会など地域ぐるみで取り組んでいかないといけない。楽しみながら、原油価格高騰の中で経済も防衛しながらやっていかなければいけない。ここも知恵の絞りどころなのかなと。またエコバッグによるゴミ減。各商店街で特色あるエコバッグを考えて、これを競い合うというようなことをしても楽しいのかなと。また景観が話題になっていますが、たとえば雑然としているアジア的な賑わいというのが、エネルギーを感じさせるということもあるでしょうし、地域によっては緑とともに整然とした街並み、そこにいる人が何を発信したらいいか決めたらいいと思います。沖縄の石垣島に新しい空港が出来ることによって、団塊の人たちのセカンドライフの場として注目されて、不動産も値上がりしている。ただ皆が好き勝手な家を建てますと、新たな雑然が作られるだけで、せっかくの石垣の景観が台無しになってしまう。石垣に行った意味がなくなる。海外ですと、チュニジア、かつてのカルタゴの町ですけれども壁は白、窓枠はブルーと決められ、結果として景観の価値が上がる。私有財産の制限ですから厳しいところはありますが、そういったことも参考にして景観にたいする条例を区議会で決めるのも豊島の品格であるとか豊島のエネルギーを高めるためにも考えていく必要があるのではと思います。

 足立 都市開発の遅れに私有財産に対する考え方が影響しているように思いますね。街の発展のために財産の価値を変えるという気持ちで、共通性の利益を考えて皆が協力しないとなかなか進まない。行政にもその姿勢をより強くしていただき、議会も一体となってやっていただきたい。

 渡辺 昨年から池袋西口の再開発を真剣に討議しています。東商としても、まだ少数ですが地主さんと話をしています。これも一つの時の流れだと私は思います。昔だったらとてもそんな事出来るわけはないだろうと話しにもならなかったでしょう。ところが新しい地下鉄が出来てお客を他に持っていかれてしまうのではないかと危機感がでてきた。西口の場合、商店の店舗数は多いが、平米数が少ない。東口と比べると「落ちる」という感がある。再開発という問題を今考えなくてはならないということで、とてもいい気運になりつつある。行政の指導もいいし、地元も積極的な姿勢です。急にどうこうということではないが、いい方向に進んでいることは事実。個人でなく共通の財産を持つことで、どうやったら池袋が栄えるかを考えなければならないということで一致しています。また防災の面で、ある一定の規模を超える建物には備蓄倉庫を設けさせる、その代わりにそれは容積には添加しない、ということを出来るようにしていただきたい。としまテレビについては、当初、役所で3階以上の建物については認可するときにとしまテレビ加入を指導してくれていた。過去のいきさつがあってやめてますが、この問題も是非お考えいただきたい。それにもの作り産業の育成についても、力を入れていただきたい。これからでも豊島区のもの作り産業の発展は充分に可能だと思います。今は会社が大きくなると板橋に移転してしまう状況です。

 足立 区長への期待が大きいですね。では、それを支える議会のお話を。

 吉村 昨年5月に私が議長就任したときに述べましたが、私は会派を超えて自分の議長職を全うしていこうと申し上げました。3期12年の区議生活の中で各議員といろいろ議論したり、プライベートでお話しさせていただいたり、また都議の3名の方にお話しする機会を作らせていただいております。この7ヶ月、自分なりに一生懸命務めたという思いでおります。13キロ平米の豊島区を大きく分けますと埼京線を境にいたしまして西の静かな佇まいの住宅街、池袋を中心とした商業地、下町情緒の残る巣鴨・大塚。中村町連会長は本来12出張所ごとに分けられていたブロックを3つに分けて協議をする場を作り上げました。私も大いに賛成です。130町会が同じテーブルについてそれぞれの地区の特性を議論しても前へ進まない。やはり共通のものを持った中で、まずはその地区を前へ進めていこうという議論がなされるべきです。この間、区営グランドに行く機会があって周りを見ると高層ビルが8棟建っている。さきほど区長から人口が増えているというお話がありました。大きな意味で素晴らしいことですが、この13キロ平米の中で空地を作ったり、緑比率を高めたり、やはり高さを利用しなければならない場面も出てくるのではないか。だけれどもそこには先ほど申し上げましたそれぞれの地区の特性を活かしたなかで進めていければ新しい豊島区づくりが出来ていく。また庁舎問題では、さきごろ鈴鹿市役所を視察してまいりました。最先端の技術を導入して目に付くところが多かった。今後各会派から意見が出てくると思いますが、これをまとめて早く新庁舎問題を解決していくというのが、街づくりにつながると思っています。膝を割って議論できる議会運営をやっていきます。

 足立 地域にあわせた高さや容積率を決めた街づくりの特別区を指定して、地主さんも安心して建替えの出来る制度を作ったいいんじゃないか。防災のためにも新しい道路を作りながら進めていく。新しい豊島の街づくりにも役だつと思います。

 吉村 さきほど防災備蓄倉庫の話しが出ていましたが、個々では設置例が出ているようですが、これからは条例で義務付けることで区民が安心して生活できる環境を作っていくということは区と議会の責任だと思っております。

 足立 これからは議会が非常に大事になってくると思います。予算のあるなしに関わらず、いいことは進めていただきたい。区も議会も、出来ない、出来ないという発想はやめて、少しでも前に進んでほしい。

 高野 今年は副都心線が開通して、東武線と相互乗り入れで、池袋をとおって新宿、渋谷へ、渋谷の先が東横線につながる。東京の大動脈になる線です。これまでは新宿、渋谷との競争であったかもしれませんが、今度は池袋そのものが通過駅になってしまう。危惧しているし、心配しているところです。それだけに今日の意見を精査して、個性ある、魅力ある豊島区、住んでいたいし、訪れたい豊島区づくりにむけて、焦点を絞って明確に進めていく年ではないかと思っております。さいわいマイナスばかりではなくて今年の4月からは帝京平成大学が開校して、2千人の学生、また一流企業・日立プラントの誘致などプラスもある。いまのピンチをチャンスにとらえて大きく飛躍する年。皆さんのお話しを聞いて、議会とともに優先順位をつけてしっかりと取り組んでいかなければいけない気を引き締めているところです。区民の皆さんと協働して進めてまいりたい。

 中村 いま開発とかいろいろなお話しありましたが、我々住民としては住みつづけられる街づくりが大切。地域は殆どが高齢者社会。将来の福祉はどうなるのかとか、行政はどこまでやってくれるんだろうとか。いろいろ複雑な思いがあります。防災弱者に対する取り組みも行政とともに町連あげて取り組んでいますが、個人情報の問題など課題も多い。

 足立 新庁舎やLRTはどうですか。LRTは都市開発の起爆剤になるだろうとは思いますが、長い目で見なければいけませんね。導入した場合都・都電はどう対応するか。また大塚南口の都電。都電は地下にして駅前を広く使えるようにしたらどうかと。あそこは阿波踊りの町だからそれに合わせた街づくりを考えたらどうだろうか。いま3商店会で活性化のいろいろな意見を出しているところです。

 吉村 新庁舎はこれまで特別委員会で議論していましたが、全議員で議論していったほうがいいということで、副都心委員会で議論し始めています。確かに地域性といいますか、それぞれの地域から代表が出ていますので思いが違うのは事実ですが、私たちの会派は、携わっている人と積極的に会話を進めていくようになりました。議会としても前向きに進んでいます。今年は新しい展開になると思っています。

 渡辺 高野区長が進めてきたことは間違えていなかった。我々が起爆剤として期待した第2東京タワーはだめになりましたが、構想を新しく立て直して進んでいくいい試練だと思います。

 足立 いまの庁舎では設備が備わってなくてどうしようもない。庁舎を新しくしないと豊島区を良くしても世界に発信できない。

 小池 あれだけ古い庁舎をこれまで使っておられるのは、豊島区役所と財務省。でもそれだけ財政再建のシンボルであった。財政も好転したところで、新庁舎を起爆剤として、またそれにメッセージ性を持たせて、環境面でもこれ以上ないといわれる庁舎を期待したい。

 高野 庁舎問題は私の前の時代から計画があって、ぼろは着てても、の気持ちでやってきましたが、それも限界。庁舎が7か所にも分散して、かつIT化に遅れ、あるいは防災の面でも災害が起きて一番先に庁舎がつぶれるような状態。また環境面でも庁舎がお手本になるよう、早急にこの問題を解決していかなければいけないと思います。区民の皆さんの意見を聞きながら庁舎が豊島、池袋のシンボルとして建設されるように皆で努力をしていきます。それと庁舎の建っている現在の土地ですが、あそこは超一等地ですので、資産活用することは池袋の発展に関わること。庁舎を含めながらLRTも将来を見据えて取り組んでいきたい。夢やプランを具体化する気運が高まってきた年ではないかなと思っております。

 足立 今のお話しを伺っても、豊島区にとって今年はとてもいい年になりそうです。最後に一言ずつどうぞ。

 中村 町会連合会として新庁舎建設に期待しています。

 吉村 地域の皆様と協議しながら、誰もが安心安全に暮らせる、品格ある豊島区づくりに、議会は全身全霊をかけて戦って行く覚悟です。

 渡辺 東商では起業支援を積極的に進めております。是非利用してください。資金繰りの面でも利用しやすいように活動しています。それに事業承継税制の問題に取り組み、今年はいい結果が出そうです。事業に係ることでしたらどんなことでも東商をご利用下さい。

 足立 商店街は相変わらず苦しいですが、これからは地域の文化に根ざした商店街づくりをやっていきたい。またとしまテレビケーブルを使った安全安心の街づくりも考えていきたい。さらなる行政・議会の支援をお願いしたい。

 小池 2008年のキーワードは「サスティナ」。日本も豊島区も、持続可能な発展を。個人も、事業も。サスティナブル、持続可能のために何が必要なのか、皆で考えていく年ではないでしょうか。

 高野 皆様のお話を伺って、あらためてこの平成20年は大きく飛躍する年だと感じております。文化面において昨年は熊谷守一美術館が区立になったり、あうるすぽっと、中央図書館のオープンと着実に文化が成熟してきたと思ってます。またいかにして環境都市を作っていくかが、この豊島区が他の自治体に伍して、勝ち抜くためのキーワードではないかと思っております。都市再生も着実に進んでおります。豊島区全体が動き出して、まさに完成のときに近づいているというような思いがあります。今日は例年になく皆様方の要望、期待が多くだされましたが、優先順位をつけて予算付けをやっているところです。区民の皆様と協働して精一杯やっていきます。

 足立 今年も明るい豊島区づくりに力を合わせて取り組んでいきましょう。ありがとうございました。


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