雨の大塚商人まつり それでも被災地ブースは大賑い
子どもから大人、おじいちゃん、おばあちゃん、みんなで楽しめる商人まつりを目指して、年々盛り上がりを見せている大塚商人まつり。今年も過去最大100店を上回る出店だったが、台風には勝てなかった、ざんねん――。豊島区商店街連合会が主催する商人祭りでも最大規模に成長、豊島区を代表する秋の一大商業イベントとして定着した「第9回大塚商人まつり」が10月28・29の2日間、大塚駅南北広場で開催された。
今年は南口広場「トランパル大塚」のお披露目も兼ねた商人まつり、近年子どもの目線を取り入れて、ゆるキャラを集めるなどさらにパワーアップして企画されたが、初日は昼頃から小雨模様、二日目は朝から大雨に見舞われ、ほとんどのイベントがテントの中となり、駅中の自由通路を除くと人でも今ひとつだった。
初日10時前から北口前で行われたオープニングセレモニーには高野区長はじめ東商、町連、観光協会など区内主要団体の代表、都議、区議、行政、近隣町会・商店会など百人を超す来賓が出席、次々お祝いを述べた。もちろん地元の代議士となった太田昭宏衆議、鈴木隼人衆議の姿も。豊島区彩多人数のテープカットでスタート。
目玉の物産展は、今年も大塚南北商店街の店舗に加え、宮城、福島、岩手の被災県のほか栃木、山形、長野、岐阜、埼玉、新潟などこれまで最高の104ブースが出店があった。
8年前、大塚自由通路の開通と同時に南北の商店街が初めて一つになって始まった大塚商人まつり。池袋、巣鴨、池袋本町、長崎など区内商人まつりのなかでも最大規模。主催は区商連とサンモール大塚商店街、大塚駅南口盛和会、大塚商興会、南大塚商店街、大塚北口商栄会、折戸折り商栄会など地元商店会からなる実行委員会(菊池章二委員長=大塚北口商栄会会長)。
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