区内全町会に防犯カメラ としまセーフシティ作戦 新たな取組み次々
東京で一番、安全で住み続けられる街をめざす豊島区が進める「としまセーフシティ作戦」を内外にアピールするため9月20日に区長記者会見が豊島区役所で行われ、高野区長から、安全で安心なまちを実現する「としまセーフシティ作戦」における新たな取り組などみについて発表された。
会見には高野区長のほか、担当の柴土木管理課参事、秋山治安対策担当課長、小野環境保全課長、石井公園緑地課長、それにオブザーバーとして長年池袋東西で環境浄化パトロールなどの活動を続けている団体の代表として西口の加藤竹司氏、東口の服部洋司氏が同席した。
豊島区は、これまで、池袋駅を中心に「繁華街での客引き禁止」、「ポイ捨て禁止」、「路上看板禁止」対策を「としまセーフシティ作戦」と銘打ってとくに力を入れ、区、地域、警察の三者で取り組んできたが、今年度は都内初の取り組みとして、客引き・防犯対策において区内129町会全区域への街頭防犯カメラ設置、及び、路上喫煙・ポイ捨て禁止対策においては、外国人住民の割合が多く、東アジア文化都市開幕で多くの外国人が訪れることから、多言語音声翻訳機を活用した外国人へのルール周知、路上看板対策では、悪質な店舗等に対して同意書徴取の上での撤去及びホームページでの店舗名等の公表をする――と発表した。
高野区長は「区民と協力して、安全で安心な訪れたい街、住み続けたい街、『国際アート・カルチャー都市としま』を実現していく」と話している。
また、これまで地道に街の安全安心のために活動を続けてきた区民に対して「本当に頭の下がる思いです。安全安心の街づくりは行政だけではとてもできません。とくに地元の方々の協力なくしてできるものではありません。今回は地元の皆様が長年こうした活動を続けてこられた成果だと思っております。今後とも現場の皆様の声を聞きながら行政にいかして街づくりを行っていきます」と高野区長。
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