圧巻の宵御輿大パレード 池袋ふくろ祭り 10月6・7日は後半「東京よさこい」
120万人の人出ともいわれる豊島区を代表する区民イベント「第51回池袋ふくろ祭り」が開幕。まずは前半、22日は前夜祭とオープニングセレモニー、23日「御輿の祭典」が、池袋西口駅前恵広場をメイン会場として池袋西口公園などでさまざまな催しが華やかに繰り広げられ、池袋を訪れた大勢の来街者を楽しませるとともに池袋の元気を内外に発信した。主催は地元商店会、町会からなるふくろ祭り協議会(岩田甚一会長、加藤竹司会長代行、有山茂明実行委員長)。
とくに今年は池袋西口公園が大規模リニューアルを控えていることから、この形での開催は最後となることから、「業者に頼らない都内一の市民イベント」と胸をはる主催者の思いもまたひとしおで、大いに盛り上がった。
22日午後1時、心配されたお天気も持ち直し、区内各界から大勢の関係者の参加を得てオープニングセレモニーとなった。岩田会長は「地元、区、池袋警察、池袋消防、関係団体、大型店そして姉妹都市の皆様のご協力のおかげで今年も素晴らしいお祭りが開催できますことに、あらためて感謝申し上げます。皆様、二日間を存分に楽しんでください、楽しいお祭りにしましょう」とあいさつ。高野区長、警察、消防、主要団体の長、久喜秩父市長、出演団体を代表して佐渡おけさの佐渡東京相川会会長らのあいさつが続き、有山実行委員長が開会宣言。
二日目はやや汗ばむ暑さ。圧巻はやはり23日夜の西口駅前広場での「宵御輿大パレード」で、都会でみられる本物の御輿祭りとしてこのところ人気急上昇。近年ますます注目を集めている外国人による「国際交流神輿」をふくめ、池袋かいわいの町会・同好会の大御輿14基が集結。岩田会長は「池袋の伝統文化であるふくろ祭りをしっかりと守り続けていきましょう。今日は皆さん、楽しく担いでください」とあいさつ。高野区長、岡谷池袋警察署長等のあいさつのあと、高野区長の合図で各御輿が発進した。
駅前舞台前はもちろん、大通りの熱気は昨年を上回る迫力、担ぎ手、観客で埋め尽くされた。地元町会をはじめとする14基の大御輿、4千人の担ぎ手が宮韻勢納連、竜鳴太鼓の祭囃子にのって、午後5時半過ぎから7時過ぎまで、西口駅前を練り歩き池袋の心意気と元気で大観衆を魅了した。
また二日目とも駅前広場と西口公園ではさまざまな音楽イベントなどで大賑わい。友好都市や地元の商店街青年部「月曜会」のちびっ子縁日、大将会など各種出店して来場者で大賑わい。
この御輿の祭典の熱気と興奮は10月6日・7日のふくろ祭り後半「踊りの祭典」「東京よさこい」へとつづく。すっかり東京を代表するよさこいイベントとして定着した「第19回東京よさこい」は全国から110チーム、6,000人踊り手が参加。会場は池袋東西のほか大塚、巣鴨、目白でも。とくによさこいコンテスト本番の7日は池袋西口全域が熱い。表彰式は午後6時半からアゼリア通りビックカメラ前。フィナーレの総踊りは8時ころになる。
»» BACK
|