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2007年5月

第2723号 2007年5月30日号  
豊島区議会の新ポスト
             新議長に吉村辰明氏
            副議長・藤本氏、監査・島村氏
4月の統一地方選挙で当選した36人の新議員が新たに議会を構成するための区議会臨時会が28日に開かれ、今後の議会運営についての基本線を決めた。注目は先の選挙で自民、民主・区民、公明党の各会派勢力が10,9,8と拮抗、それがどう人事に反映するかだった。
1年目の議会3役は、議長には自民の吉村辰明議員(60)、副議長に民主・区民の藤本きんじ議員(44)が選出された。また監査委員については公明党の島村高彦議員(46)が選任された。
常任・特別委員会の構成は次の通り。自=自民党豊島区議団、民=民主・区民、公=公明党、共=共産党、無=豊島無所属、行=行革110番、刷=刷新の会。◎委員長、○副委員長。副都心は正副委員長、小委員のみ。敬称略。
【常任委員会】
▽総務=◎遠竹よしこ・自、○高橋佳代子・公、竹下広美・自、本橋弘隆・自、和賀井哲代・民、小林俊史・民、西山陽介・公、儀武大悟・共、小林ひろみ・共、▽区民厚生◎河野多恵子・共、○水谷泉・民、河原弘明・自、里中郁男・自、藤本きんじ・民、山口菊子・民、辻薫・公、島村高彦・公、渡辺久美子・共、
▽都市整備=◎木下広・公、○堀宏道・自、小峰博・自、原田昌浩・民、永野裕子・民、此島澄子・公、森徹・共、五十嵐稔・行、古坊知生・刷、
▽子ども文教=◎大谷洋子・民、○村上宇一・自、磯一昭・自、吉村辰明・自、中田兵衛・民、根岸光洋・公、中島義春・公、垣内信行・共、日野克彰・無、
【議会運営委員会】◎里中郁男・自、○垣内信行・共、堀宏道・自、小林俊史・民、大谷洋子・民、高橋佳代子・公、木下広・公、小林ひろみ・共、
【特別委員会】
▽副都心=◎山口菊子・民、○竹下広美・自、○中島義春・公、○小林ひろみ・共、村上宇一・自、中田兵衛・民、高橋佳代子・公、儀武大悟・共、
▽行財政=◎永野裕子・民、○本橋弘隆・自、里中郁男・自、藤本きんじ・民、山口菊子・民、辻薫・公、木下広・公、垣内信行・共、日野克彰・無、
▽清掃環境=◎渡辺久美子・共、○中田兵衛・民、竹下広美・自、河原弘明・自、大谷洋子・民、根岸光洋・公、島村高彦・公、小林ひろみ・共、古坊知生・刷、
▽防災=◎中島義春・公、○小峰博・自、磯一昭・自、村上宇一・自、原田昌浩・民、小林俊史・民、西山陽介・公、儀武大悟・共、五十嵐稔・行、
▽施設用地=◎此島澄子・公、○森徹・共、堀宏道・自、吉村辰明・自、遠竹よしこ・自、和賀井哲代・民、水谷泉・民、高橋佳代子・公、河野多恵子・共
第2722号 2007年5月23日号  
「ぐるっと豊島」発行
       観光協会と東商豊島支部
 豊島区観光協会(齊木好勝会長)と、東京商工会議所豊島支部(渡邊輝会長)が共同で、区内を6つのブロックに分けた観光案内情報誌「ぐるっと豊島」を発行した。これまであった豊島の観光案内「豊島GOGOマップ」に続くもので、街急速な変化に対応して、今回、全面刷新したもの。
 「ぐるっと豊島」の目玉は、各地区の案内にQRコードがついている点だ。携帯電話を利用して情報をよみとることによって、各地域のより細かな情報を得られる仕組みになっている。QRコードの採用で、情報を随時刷新できるのが強み。また、このQRコードは、豊島区のシンボルであるふくろう型をしたかわいらしいロゴ。ふくろう型ロゴQでアクセスすると、携帯電話の中でふくろうが動き出す。A5版、72ページ(表紙とも)、フルカラーで3万部作成し、主に、文化観光課、豊島区観光情報センター(南池袋1―28ー3)で無料配布している。
 観光協会会長齊木氏は、「個性豊かな地域で構成されているため、地域に根付いた各種イベント、旧き良き観光地がたくさんあります。その魅力を多くの方々に知っていただきたい。また、ロゴQによって、新鮮な情報を発信し、観光客の皆様のお役に立ちたい」と語っている。
 また、東京商工会議所豊島支部会長渡邊氏は、「副都心池袋を中心に、商業・飲食・娯楽施設のほか、映画・劇場などの文化施設や、歴史的文化遺産が数多くある。今回これらを地域別にわかりやすく紹介し、地域の観光振興の一助になれば幸い」と語っている。

第2721号 2007年5月16日号  
勇壮に長崎獅子舞
      江戸・元禄から続く 豊島の誇る民俗芸能
 豊島区の無形民俗文化財に指定されている江戸時代から続く民俗芸能「長崎獅子舞」が13日、西武池袋線・椎名町駅前の長崎神社(長崎1‐9)で奉納され、訪れたたくさんの地元の人たちやファンの見守るなか、腰の下まで垂れた長い地鶏の羽が編みこまれた獅子頭を振り乱して勇壮で迫力に満ちた舞いを披露した。年一回、5月第2日曜日に行われる恒例行事。
 長崎獅子舞は元禄の頃(1688〜1708年)、長崎村の村民が当時の十羅刹女社(現・長崎神社)に病気平癒を祈願したところ、見事に病気が治ったのに感謝して、獅子頭を奉納したことが起源であるとされ、長崎村一帯の村民の無病息災と五穀豊穣を祈る祭りとして、かつては氏子地域に点在する5つの神社を巡りまわって行われた。獅子連も12の字(あざ)ごとに組織されて、獅子宿も年ごとに輪番制であったといわれる。
 村をあげての獅子舞祭りも、戦後は地域構造の変化とともに衰退の一途をたどり、昭和39年を最後に途絶えてしまったが、民俗芸能の伝統を守る地元の熱意が実って、昭和46年に復活した。
 この日、龍の顔形に漆黒の鶏の羽根を垂らした獅子頭をかぶり、腹に太鼓をつけた3匹の獅子が、ササラをもつ4人の花笠と共に舞う形は、「一人立ち三頭獅子舞」と呼ばれる様式で、かつては関東地方一円で広く見られた。獅子舞の始めは、「ふんごみ」と呼ばれる清めの舞のあと、午後からは町内を練り歩く「みちゆき」。長崎神社に戻って、境内にしつらえられた約5b四方の「もがり」と呼ばれる聖域で舞が奉納された。
第2720号 2007年5月2日号  
多彩な催しで賑う    サンシャイン通り
       池袋東口フラワーフェス
ゴールデンウイークの初日である28日(土)、29日(日)の2日間にわたり、池袋東口で「フラワーフェスティバル」&「としま商人まつり」が開催された。初日は午後に突然の雷雨にあったが、2日目は晴天、たくさんの人が池袋のイベントを楽しんだ。
「フラワーフェスティバル」は、サンシャイン通り商店会(足立勲会長)が「花とみどり&人との調和」をテーマに、池袋の街の活性化や文化都市としての発展をめざして毎年開催しているイベントで、今回は23回目となる。また、「としま商人まつり」は、豊島区商店街連合会が主催する加盟商店による商人市。区と交流のある地方都市の名産・名品を紹介する「物産観光展」で、今年9回目。今回、初めて合同開催。
「フラワーフェスティバル」は池袋駅前からサンシャイン通り内の各所に花鉢を設置、2日間にわたり花の小鉢2,000鉢をプレゼント、多くの人が花のお土産を手にして池袋の街を楽しんだ。また、サンシャイン通りの中ほどには区制70周年の際に歌手のさだまさしさんが作曲した区民の歌「としま未来へ」等の歌詞がしるされた歌碑モニュメントが建てられ、このネーミングに「未来の燈」が決まった。他に、「梅后流江戸芸かっぽれ」練り歩きパレードや、「東京よさこい」流し踊りパレード、淑徳大学による大道芸、交流都市の物産展、音楽演奏なども行なわれ、訪れた人を楽しませた。
同時開催の「としま商人まつり」では、中池袋公園に区内各商店や区と交流のある都市、岩手県一関市、宮城県、山形県村山市の物産観光展が行なわれた。