2000年(平成12年)2月22・23日

第1回定例会 一般質問(要旨)

 :吉村たつあき   質問時間:25分




都区財政調整制度については今回決定した配分割合に対し、区長はどのように受け止めているか。
また、都では外形標準課税を財源確保として打ち出したが、区でもこうして歳入の確保を図らないと、今後厳しくなる。
区長の所信表明でプロジェクトチームを作るとの考えが示されたが、これまで区としてそうしたことを研究・検討したのか。


配分割合については不満を拭いきれないが、区が主張した事項も一定程度反映された。
今後、財源の一層の充実に努力したい。区独白の税確保では、新税研究についての自主研究グループが咋年8月に発足。
今後、多くの自治体で検討の動きの活発化が考えられるため、プロジェクトチーム設置を表明した。




阪神・淡路大震災から丸5年が経過したが、大震災の危機は常に指摘されている。
災害時には警察や消防に加え、自衛隊の活動も期待されており、平素からこれらと連携をとっておくことが重要。
自衛隊と区においても今後は更なる密接な連携が必要である。
本区の
@防災訓練計画状況
A防災計画における自衛隊との連携状況を伺う。


@総合防災訓練には9年度から自衛隊が参加しており、本年も実施したい
A防災計画には「自衛隊の災害派遣」についての項目を起こしており、派遣範囲など必要な事項を定め連携
を推進する計画内容としている。



自衛隊との連携をとる上で都及び13区が防災会議委員に自衛隊関係者を任命しているが、本区は9年度から総合防災訓練
に参加している自衛隊関係者がいない。今後の委員任命は。


積極的に対応していく。




4月より「新しい学習指導要領の実施」の本格実施に向け移行措置が始まる。
この改定で目玉の「総合的な学習の時間」については捉え方が多種で難しいが、私はこの時間をどのように考え、具体的に進めていくか、それを考えていくこと自体が大きな一歩であり、そこから進めることが意義あるものと思う。
区のこれまでの取り組み、出てきた課題と12年度からの具体的取り組み内容、また、教育委員会としての支援・対応を伺う。



「総合的な学習の時間」については、検討委員会において各学校での基本的な理解、移行期間における教育課程への位置付け等の課題が出た。
12年度からは各学校の校内研修会への指導主事派遣など学校訪問を強化する。
また、「総合的な学習の時間」では学校図書館の充実やコンピュータ室の活用が求められるため、全校にインターネットを導入する。
教育委員会では完全実施に向け各学校がスムーズに移行できるよう支援する。



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