THE MNEMONIC SERVICE
月見うどんは美味しいのぜ。
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12/02/29
問:初めてはいつでしたか?
・R.Hさん「うるさいわねー。巫女にそういうこと聞くんじゃないわよ」
・M.Kさん「そ、そんなの乙女の秘密なんだぜ・・・」
・S.Kさん「十ピー歳のときです。上も下も。五万で」
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雪。五センチほどは積もりましたでしょうか。東京二十三区的には大雪でござる。
暇なので家の前を雪かきする。墓穴を掘るのに丁度いいような近接戦闘用武器(スコップ)が
あれば都合よかったのですが、あいにく品切れ。仕方ないので出所不明のベニヤ板の切れ端で
雪をかき集めて路肩に寄せる。ついでに両隣もやっておこうかと思ったけど疲れるのでやめる。
雪というのは重たいもので、ちょっとした塊でもすぐに1kg重くらいになる。持ちにくい道具で
片手でひょいひょいと投げ飛ばせるものでもないので両手でやることになる。すると傘を差す
ことができず、頭からつま先まで(From head to foot)たちまち雪まみれ。家の前がほどほどに
綺麗になったところで早々に撤収、頭を拭いてドライヤーを掛け、着替えて炬燵にこもる。
雪国の人にはごくごく当たり前の作業ではありましょうが、関東南部に住む者にとっては
充分に非日常であり、ちょっと面白いのであった。降雪量が少ないし、無責任だからね。
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映画「チェンジリング」を観る。イーストウッド映画ね。チェンジリング(取替え子)と言っても
悪い妖精さんがいたずらするファンタジイではなく、実話ベースのサスペンスでござる。
子供が行方不明になったので母親が警察に届け出たところ、しばらくして「見つかったぞい」と
警察が引き渡してきたのは明らかに別人でござった。「ウチの子じゃないんですけど・・・」と
しつこく掛け合うも相手にしてもらえず、やがて母親は一警部の独断で精神病院に強制収容の
憂き目に遭うという酷いお話。
いろいろあって真相と、ついでに警察の醜い内情まで明らかになるわけですが、本当に酷いお話。
とはいえ真面目に観るとちゃんと面白いよ。さすがアカデミー賞監督。一心に子供のことを思って
戦い続ける母(アンジェリーナジョリー)の焦りや哀しみが胸を打つのであった。
なんだかんだで大変な運命に翻弄されながらも自分のポリシー「ケンカは売るな。だがケリは
つけろ」を貫き通す誇り高き姿こそが、イーストウッドの描きたかったものなのでしょう。
とんでもねえ悲劇や社会の暗部を扱いつつ、描いているのは人間の力強い精神だったりするのが
いかにもイーストウッド。「ブロンコビリー」とか大好きです。みんなも観るといいよ。
ちなみにこの映画も事件が起きるのは大恐慌前つまり一九二八年であり、こないだのアルカポネ
映画「アンタッチャブル」と同じ時代。シカゴとロサンゼルスという違いはあれど、同様に警察の
ダメダメっぷりにスポットを当てておる。当時の警察って本当に酷かったんだなあ。
今がどれほどマシなのか知らないけど、いざという時の自決用に体内に戦術核くらいは仕込んで
おくべきかもしれませんなあ。
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先日の項。「二の腕」じゃなくて「前腕」でした。
二の腕は力こぶが出る方、肩〜肘の部分だよ。上腕とも言うね。ジグザグ線なんてないよな。
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12/02/24
だらだらやってるHGUC・F2ザクですが。用意のできた部品を組んでみるとこんな様子であり。
背景に居る長岡志保さんは気にしない方向で願います。

二の腕のジグザグ線をまっすぐに直したのとランドセルに謎の円形パーツを貼ったくらいで、
改造というほど手を加えたわけでもない。ので、パッとしません。本人以外には無駄な写真だ。
筆ムラ写真に出なさすぎワロタ。
トップコートの半光沢を吹いて、もうちょっと塗りますよ。
で、おおむね形になってきたかなーと思いきや。そんなことはなかったのぜ。実を申しますと
動力パイプのことをすっかり忘れておりました。
「動力バイブって、すごいストレートな名前ですよね。電動でパワフルに、こう・・・」
黙れ。早苗黙れ。
えーと、キットのパーツを使っても外観がいまいちになる予感がしたので、もはや定番である
ところのコトブキヤのあれを使うつもりだったのでした。
あれというのはこれね。数を揃えたところで満足して、仕上げ工程が必要だということを失念
しておりました。そう、これは袋を開けただけでは終わらないのです。

膨大な量の円筒パーツの表面処理が俺を待ってるぜ。真面目にやっても何日かかることやら。
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リレバさんの「アンフェア ランダマイザ」を読む。紫と藍の短いお話。
女性の描くえろは空気がえろいとか、過去の藍さま美人で巨乳でかっこいいとか、まあさておき。
紫が藍に対する気持ちを言葉で表現しきれてないのがいい。本当はあんな風に思っていて、それが
表情に出ちゃってるんだけど、でも口ではこう言うしかない。嘘は言っていないし核心はその通り
なんだけど、全てを語ってはいない。事情を詳しく説明しても藍が苦しむだけだろうからね。
この独特の余韻を持った後味の悪さがいい。藍さま幸せなのか可哀想なのかよく分からんところも
含めて。
おのれ女狐。頭が良くて意地悪で素敵だわ。
そうした機微を最後の1ページの数コマで描写してハッとさせる演出が上手いのう。
読み終えてから表紙を改めて見ると藍さまの表情は意味深でありますね。
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皆さまご存知「ゴッドファーザーPART2」を観る。
特に考察したり論じたりすることはないけど面白い。
タリアシャイアいいよね。マイケル・コルレオーネの妹役。
「ロッキー」でエイドリアンをやってる人だったのね。独特な鼻の形に見覚えがあったよ。
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12/02/20
あまりの面白さにゴッドファーザーをもう一度観てしまうなど。今度は吹き替えで。
ふうむ、とんでもない密度だわい。百七十五分という尺を感じさせないのだわ。
そして何度観ても、反撃という反撃もできないまま死んでゆくマフィアの皆さんが
哀れでならないのであった。ことごとく不意打ちだもんな。
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12/02/18
博霊「バレンタインデーに告白して成功する女子は6%しかいないんだって」
魔理沙「おお、現実は厳しいぜ・・・」
早苗「いけませんね。手段と目的をはき違えるからこうなってしまうんです」
博霊「えっ、何か秘訣があるの?」
魔理沙「確かに早苗はそっち方面には詳しそうだな。ちょっと教えろよ」
早苗「うふふ。恋のことならお任せですよ」
思わず身を乗り出す二人に、早苗は大きさを誇るように胸をぐいっと反らした。
二人は、ちょっとムッとした。
早苗「一番大切なこと。それは・・・気持ちをストレートに伝えることです」
博霊「うん、分かる分かる」
早苗「告白とかチョコとか、そういうのは無駄です。ときめきなんて、いまどきないですから」
魔理沙「・・・は?」
二人の戸惑いをよそに、にっこりと微笑む早苗。昼下がりとはいえ二月の幻想郷の風は冷たく、
博麗神社の境内を音もなく走り抜ける。だが節分を過ぎた日差しはどこか優しく、陽だまりに佇む
少女たちの肩をそっと暖める。春の訪れはそう遠くない。
早苗「そのまま言えばいいんです。『せいこうしましょう』って。想いはきっと伝わります」
博霊「おい」
魔理沙「あのな、成功っていうのは――」
早苗「いいなあ、せいこう。私も素敵な男性とせいこうしたいな〜」
あ、言っちゃった。恥ずかしいですね、とつぶやき、早苗はまず照れた表情を作り、それから
自分の頭をコツンと叩いた。
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風邪を引いて何日か寝込んでおりました。これぞ寝込みうどん。なにせ走ったり飛んだりした
わけでもないのに目まいがして立っているのもきついくらいだったので、相当に熱が出ていた
ものと思われます。測ってみればよかったかな。
熱い寝込みうどん。不味そうだ。
寝込んでいる間にセリオさんの誕生日が過ぎ去りというか厳密にはそういうテキストを書く前に
うっかり日記をアップロードしてしまったりして、もう駄目だ。強化服の話で舞い上がったな。
その間に映画「ゴッドファーザー」を観たよ。コッポラでマーロンブランドでアルパチーノだな。
もはや説明不要なファミリー映画(誤解を招く表現)の最高傑作でありまして、もちろん非常に
面白い。みなさんご存知だろうからストーリーのことは触れなくてもいいや。
どういうわけかTUTAYAではアクション映画に分類されてるけど実際のところはアクション抑え目の
しっとり悲しい映画ですわ。
要するにイタリアンマフィア一家の興亡を描いたこのお話、第二次世界大戦の直後が舞台なのだな。
こないだの「アンタッチャブル」から十数年後の世界と考えると、色んなものが急激に進化して
おって、そういう面でも面白い。禁酒法はとっくに廃止されてますし。
アルパチーノがウィリスジープに乗ったGIとすれ違うシーンがあるけど、あれって他のマフィア
から逃れるためにイタリアへ渡ったときなんだよな。つまりあの米兵は進駐軍。敗戦国である
イタリアは当然ながら占領下にあったのだな。
大変だったな、イタリア。今も自動車とサッカーと観光しかなくて、いろいろ大変だけど。
そういえばマフィアのせいで役所が機能せずナポリ市が生ゴミに埋まった話はどうなったかしら。
あとアホ船長のせいで豪華客船が横倒しになって沈没した話もどうなったかしら。あの船に満載
されているという燃料の油が漏れたら、沿岸の漁業は途方もない被害を被るよ。
などと映画とまったく関係ないことまで連想してしまうのであった。
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12/02/12
読売新聞の朝刊に書評コーナーがありまして。そこの評者いわく
「今年が古事記編纂1300年にあたるというので、世の中はいささか浮かれ気分。(原文ママ)」
なのだそうです。どこが浮かれてるんだよ。社会面を見ても地震だ絆だ増税だ欧州経済危機だ
海底トンネル水没だホルムズ海峡封鎖だといった暗い話ばっかりで、良いニュースといったら
次のRGがRX-178つまりガンダムMk-Uだということくらいなんだぜ。
評者は古代文学研究者だそうで、浮かれているのはこの人だけなんじゃないかしら。
ともあれ学者という生き物がいかに世間とずれているかよく分かるエピソードといえましょう。
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と思ったら。ありましたよ明るいニュースが。
リボルテック「宇宙の戦士」強化服キタ───<゚∀゚>──!!なのです。しかもハッチ開閉可。
今日のワンフェスで五月一日の発売が告知されたとのこと。最初の試作品展示があったのが
2009年ですから、かれこれ二年以上待ったことになります。
ふひひ、楽しみじゃのう。いくら海洋堂の製品だからって偏見を持つことなく、勢いに任せて
複数買いしてしまうのが吉でありましょう。
そりゃあ浮かれ気分にもなるわ。
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古い名画を観ようぜ運動はさておき、映画「必死剣 鳥刺し」を観る。原作・藤沢周平。
詰まらなくはないけど、これでいいのかしらね。エピソード的にいかにも短編向きであって、
二時間も引っ張る話じゃないだろ。
無口で実直な人柄の主人公は嫌いではない。けどこの人、藩の重役にさんざん利用されるだけで
終わってしまって、藩の歴史としては極悪テロリストみたいな扱いになるんだろうな。こんなお家
騒動が幕府に知れたら大変なことになっちまうから、事件は闇に葬られそうだし。
それにもまして波乱万丈なのが主人公の姪。
最初の結婚→離縁→再婚の話が来る(相手は乗り気)→それはさておき叔父と寝て妊娠→再婚話の
相手から隠れるために田舎に逃げる→(叔父は乱心者として討死)→叔父の子を出産→事情を知らずに
叔父を待ち続ける。
いろいろ台無しだぜ。
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12/02/09
「スーパーマリオブラザーズ」も「ドラゴンクエスト」も遊んだことのない月見うどんの
世間からの乖離っぷりは目に余るものがある。これは映画についても同様であり、
例えば「タイタニック」も「シンドラーのリスト」も観たことがない。そりゃまあ公開された
すべての映画を網羅する必要はないけど、すぐれた映画というものは他の映画や
ゲームや漫画などを語る際の共通言語でもあったりする。であるならば、嫌いじゃない
ジャンルの名作くらいは知っておいてもいいんじゃねえの。
単純に、名作といわれる作品ならたいてい面白いだろうという目論見もある。
みんなも今さらと言わずに「ロッキー」とか「アマデウス」とか観るといいよ。あまりの
面白さに、翌日の昼休みに名シーンを思い出しちゃうことうけあいだ。
てなわけで。
映画が好きというなら観たことがあって当然だろと言われそうな映画を観ておこう、
ついでに大昔に観たきりであらすじしか覚えてない映画もまた観ようぜキャンペーンを
展開中。こないだのキルビルやファイトクラブなんかもそれ。タイタニックは予定に
含まれておりませぬ。
で、「アンタッチャブル」を観る。アルカポネ映画ね。
ケビン・コスナー、ショーン・コネリー、ロバート・デ・ニーロ(←カポネ)という
キャストが豪華。特にベテラン警官役のショーン・コネリーの存在感が素晴らしい。
ただそこに居るというだけで、もう彼が主役。悪の華って感じのデニーロも重厚で素敵。
デニーロはジーン・ハックマンやマーロン・ブランドに通じるものありますな。悪役を
やると、ちょっと近寄りがたいサイコな感じになるよ。
衣装担当がジョルジオ・アルマーニだったらしいが、J.P.ゴルティエが衣装デザインした
「フィフスエレメント」のように突飛な服が出てくるわけではないのでよく分からん。
ウィキによるとショーン・コネリーはアルマーニの衣装に反発して自前の服だったそうですが、
何なんでしょうね。おっと、殺し屋さんの白装束はかっこよかったな。
お話としては、謎が謎を呼んだり驚天動地のどんでん返しがあるわけではなく、腐敗した
警察署内の白眼視に耐えつつひたすらに任務を全うする熱い野郎どもの戦いが描かれる。
映画史的には、乳母車が階段を落ちるクライマックスのシーンが注目されるわけですが、
お話の筋からすると最も盛り上がるのはカポネの情報を求めるショーンコネリーvs賄賂を
もらって情報を秘匿する警部のおっさんファイトだったりするのであった。
それにしても。1930年代のシカゴではすでに自動車が当たり前の交通手段で、電話もあって、
ギャングも警察もトンプソン機関銃なんか使ってるんだもんな。そりゃ第二次世界大戦に
なっても勝つよ。生産体制も含めた技術の水準というか、最先端だけではなく一般社会への
普及ぶりというか、とにかくテクノロジイに対するなじみっぷりがジャパン国と大違いだもの。
次は「夜の大捜査線」か「パッチ・アダムス」辺りがいいかのう。
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12/02/05
HGUCでジュアッグが出るそうで。世も末だな。
儲けが出るほど売れるとは思えないのですが大丈夫なのかしら。連邦よりジオン派の
うどんですら買うつもりはありませんよ今のところ。
それでも出すということは試算が成り立っているわけで。ひょっとすると世の中には水陸両用
MSマニアというのが意外にたくさん居るのかもしれないな。MGのアッガイやGFFのゾゴック
(ズコッグとコンパチ)を複数買いするような人々です。そこに「今回のガンプラはどんな部分が
進化したのか見届ける」という動機で買う奇妙な人たち(いるらしいのです、そういう人種が)を
加えれば、実は黒字が出ちゃうマーケットなのかしら。
そんな連中が潜伏している日常なんて想像したくもありませんが。
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未だにF2ザクを塗り塗り中。
薄めた塗料を面相筆で塗っていき、埃が付いた部分やムラを乾燥後にスポンジヤスリで
削って落とす。落とした部分はうっすらと下地が透けたり、すっかり丸見えになったり
する。そこにマホガニーを塗る。
この処理が全身に及ぶ。下地が隠れるのはいいけど、緑色のザクの表面に濃い茶色の
斑点が浮いたみたいになって、熱帯で奇病に冒されたのかと心配になるちょー。
で、謎の風土病のままでは怖いので上からまた本来のザク緑を塗る。茶色がおおむね
隠れるまで塗る。けれども下にマホガニーを塗っていない部分とは色味に差があって、
それがいい感じになったりならなかったりだ。また埃が付くので、また削る。また茶色。
そこはかとなく面白いような気がしないでもないのでダラダラと続けてみる。
ちっとも終わらないわけですが、完成させることではなく作ることが目的なので
いいのだ。永夜抄だってウィザードリィだって、終わらせるつもりでプレイするわけ
ではないし。それはゲーム上の目的であって、起動するときはプレイすること自体が
目的なのだ。過程を楽しみたいわけなのさ。
そんなこと言ってるから在庫プラモやガレキが増える一方なのですが、さっと完成させて
しまおうなんて気持ちは、買って数日もすれば霧散してしまうのであった。
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12/02/02
ピクサー映画「WALL-E(ウォーリー)」を観る。
たいへん芸が細かくて、筋書きが割とSFで、キャラクターがしっかりしていて、メルヘンも
あって、楽しい映画でございました。主人公のお掃除ロボットWALL-Eのギミックも非常に
凝っていてよろし。
九十分という尺の短さのせいか、あるいはお子様向けにターゲットを絞ったせいかお話が
一直線でひねりが足りなかった感はあった。そんななので山場の盛り上がりがいまいち。
いやまあSFとしては、あれでいいのだけれど。トイストーリーみたいな感情の起伏は抑え目
の、ややあっさり風味でありました。
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覚え書き。今年できれば観たい映画。
・スターウォーズ・エピソード1(ファントムメナス)の3D版。悪い予感しかありませんが。
・シャーロックホームズの続編。教授は出るかしら。
・アベンジャーズ。ハルクとマイティソーの扱い次第で面白くもつまらなくもなりそう。
・プロメテウス。エイリアンシリーズの前史。リドリースコット映画ですよ。
なんだ、シリーズものばっかりだな。
シリーズものでなくても、第二次世界大戦の戦車戦か空中戦のアクション大作なら手放しで観に
行きますよ。ナチや日本軍が敵役でもいいから。真面目な内容でもいいし、「戦略大作戦」っぽい
娯楽に徹した内容でもいいですぞ。最近そういうのは駄目なのかなあ。ハリウッド的に。
ところで。前にも書いたかもしれませんが。
この月見うどんの場合、映画を観るというと自動的に洋画、それもアメリカ映画を指している
場合が非常に多いです。
仕方ねえんだよ。小学生の頃からスターウォーズとダーティーハリーと夕陽のガンマンと
007とその他いろいろを繰り返し観せられて育った月見うどんには、もはや日本映画独特の
変な照明や音響(どちらも本当はれっきとした理由があってのことなんでしょうけれど)や
不自然でうそっぽいセリフ回しに耐えられないのです。あんな変なしゃべり方するやつ
いねえよ。役者さんの演技ではなくて、言葉そのものが変。
ただ時代劇は、そもそも舞台が現代ではないせいか、そうしたお芝居っぽさが約束事として
すんなり飲み込めるのであります。
待てよ。もしかすると洋画も、外人さんが日本ではない町並みで活躍している時点でお芝居
だぜという認識が働いて、すんなり飲み込めているのかもしれないな。翻訳されたセリフだって、
吹替えのしゃべり方だって、日常耳にする日本語と比べたらかなり変なわけだし。
すっかり亜米利加文化に侵された月見うどんではありますが、楽しいからこれでいいのだ。
で。
まどかマギカとEVAとゴティックメードは今年公開だったかしら。