THE MNEMONIC SERVICE
月見うどんは美味しいのぜ。
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13/11/13
千値練の強化服の下塗りでたちまちスプレーを一缶使い切ってしまう昨今、
皆さまいかがお過ごし? 冬コミの当落で悲喜こもごもかしら。
今回は、塗装の前に珍しくプライマーを使ったよ。
普段はPVCだろうがABSだろうが無頓着にミスターカラーでべたべたと
塗ってしまう私ですが、ガンプラのABS関節(いわゆるポリキャップレス)
が塗料の成分で割れるという話は前々から聞いておりました。で、今回の
強化服は樹脂の弾力を利用して挟み込む組み立て箇所がいくつかあるので、
そういう部分が後で壊れたら嫌だなーと警戒したわけです。そんなわけで
プライマー。
まあそれ以前に、説明書には「塗装だって?バカ言うな、破損しても知らねえぞ」
と明記されているんですが。でも塗りたいので塗るよ。そこはそれ、自己
責任って奴だな。もしも不幸にして壊れてしまったからといってクレームを
ねじ込んだりはしませんよ。
今日は脚部が揃ったので仮組み。いつもいつも濃緑色では飽きる、もとい
強化服の魅力を一面からしか見ていない気がするので違う色にする。ネットで
他スケールの完成品を検索したら格好良いのがあったので真似します。
ということでグレーです。

年末に出るという塗装済み完成品と並べたいのう。間に合うかのう。
どうせ向こうが延期されるだろうから、毎日少しずつでも塗装しておれば
きっと間に合うだろう。などと悲観的なような楽観的なような予想を
するのでありました。
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13/11/06
サンホリさんの紅楼夢新作(地霊殿のヘビメタアレンジ)が期待したとおりに
格好良くて面白いので毎日聴いてます。ほどよい厨二病ぶりがまたよろし。
こんなにキーが高いと、いくら覚えてもカラオケで歌うのは無理ですが。
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宇宙でたった一人その資格を持つ少女が、座標を定めて走り始めた。
生まれながらの百合。時間遡行者。まどか大好き。
見滝原、魔法少女、インキュベーターの絶対支配。
壮烈な決意が自らを加速させる。全てをこの手に。
次回「イヌカレー」。
もう、止められる者はいない。
そんなわけで。
まどかの新劇場版、つまり「叛逆の物語」を観てきたよ。とても面白かった。
分からん人に説明すると、ボトムズとビューティフルドリーマーを混ぜたような
感じかな。高橋良輔と押井守のコラボレーションとか、何そのエンドレスむせる。
分からん人に分からんように説明するのはいかがなものか。
以下ネタバレ気味。
さすが虚淵、期待を裏切らねえな。序盤に展開される一見いつも通りの日常にも
何らかの仕掛けが隠されているのではと思ったら、やっぱりトラップ地獄であり。
その真相が解明され、全員が上手いこと出揃い、ああ今回は奇麗にまとまって
終わるのかなと思ったら、やっぱりそんなことはないわけであり。
締めくくりもまた、想像もつかぬ形だったりするわけであり。そらまあ一回で完結
すると決め付けるほど私も甘ちゃんではありませんが、あんな引きで終わるなんて
意外にも程があるわい。
可愛い女の子たちが元気一杯にきゃあきゃあ騒ぐ様をぼんやり鑑賞して楽しむのが
主眼の作品と違い、ストーリーこそが大事な大きいお友達向けの作品の、しかも続編に
要求されるのは「良い意味で期待を裏切る」ことであると私は思っておるのですが、
この映画はその辺りの心配はご無用。
予想していたのとは違うけどちゃんと面白くて、継承して欲しい部分はしっかりと
残されていて、なおかつ内容を反芻して考察する余地を与えてくれる。こういうの好き。
主役はまどかじゃなくてほむほむなんじゃねえのという疑問も相変わらずですが。
それはそれとして。いくら前作からのファンしか観ないからといって、こんなに難解に
することはないんじゃねえの。一回じゃ分からん部分が多いぜよ。
何が重要かって貴方、「叛逆の物語」というタイトルの意味ですわ。誰が何に対して
叛逆するのかしらん。自分はこの世界の構成要素であると同時に、見方を変えれば
自分の世界を所有しているともいえるわけであり、その辺が物語の鍵かもね。
バスを待つシーンのほむほむの顔がすごく良かったので、レンタルになったらまた何度か
観ようと思いまする。これが奴らの手口か。
あとあれだ、まどかの歌はTV版のエンディングが一番かっこいいな。