渡る世間は金ばかり

いずれにしても、お金は要ります必需です。
リフォームにしても、建て替えにしても、、、

「手持ち資金」、聞いたことはありますが、自分ではそんなもん持ったこともありません。
でも、きっと今必要なのは資金。なんとなくそこまでは分かるような気がします。

で、まずは一番身近な資金調達を試みてみます。
奥さんに確認しました「金有る?」
奥さんの答え「ない!」。
はい、これでおしまい。交渉の余地も何もあったもんじゃありません。

で、次は「中央ろうきん」なんて、こじゃれたネーミングになっちまった労働金庫。勤労者の味方です。
市ヶ谷の支店に相談に行きました、「お金、貸してください」と。
担当者:「何に使うんですか?」
私:「はい、家を建てようと思って」
担当者:「自宅を新築になるんですか?」
私:「え、自宅というか何というか、、、」
担当者:「お客様には住宅ローンの借換えで、すでに融資していますけど、現在のお住まいは違いますよね?」
私:「はい」
担当者:「現在ろうきんのローンが残ってるマンションは、どうしているんですか?」
私:「うっ!か、貸してます。売れなかったもんで」
担当者:「で、今度新築される家には、ご自分でお住まいになるんでしょうね?」
私:「え、たぶん貸すことになるんじゃないかと、、、」
担当者:「審査の上、改めてご連絡します」
そして1週間。
担当者:「まことに申し訳ないんですが、ろうきんは勤労者の財産形成のお手伝いが主な仕事ですので、事業用資金の貸出には応じられません」だと!

おい、おい、頼むよ!こんなこともあろうかと思って、財形貯蓄もろうきんに替えたのに肝心なところで降りるなよぉ、、、

さぁて、次はインターネットでUFJBANKに問合せ!
長々と申込のフォームに書き込んで待つこと1週間。なんの音沙汰もありません、あ、メールで「受け付けました」の自動返信は来てます、もちろん。
しょうがないんでこちらから催促の問合せを致します。
あちこち回りまわって出てきた担当者との会話。
私:「1週間前にネットで融資を申し込んでたんですけど、、、」
担当者:「はい、確かに聞いております。ただ、お客様の場合、当行に見合った商品がございませんで、、、」
私:「えっ!アパートローンとか何とかないんですか?」
担当者:「アパートローンはあるんですが、1棟4戸以上ないとだめなんです」
私:「4部屋満室にするリスクより、貸家1軒の賃借人探す方がリスクは少ないと思うんですけど」
担当者:「、、、ええ、でも、そう言う決まりになってるもので。ご両親様でもお住みになるんでしたらセカンドハウスローンが使えるんですが、、、」
私:「あ!そうなんですか!はいはい、住みます、住みます、そうします。じゃ、それ1個申込みたいんで、用紙送ってください」ガチャン!

もう、適当なんてもんじゃありません。いい加減、なめた態度、嘘八百、軽いノリ、勝手放題。そんなんで銀行は本当にお金を貸してくれるのだろうか。

,,,,,,,あれから1ヶ月、、、
世の中そんなに甘くない。
そんなに簡単に銀行が金を貸してくれるんだったら、誰も銀行強盗なんてするはずないもんね!
泣きついて、嘘八百並べて、借りちゃったらこっちのもん。あとは、「自己破産」でもなんでもすればいいんだから、、、

というわけで、6月の中旬を迎える今もパトロン探しの旅は続いております。
こんなんで、本当に家が建つんだろうか?