さよなら おーちゃん

おーちゃんの思い出に捧ぐ



去年から事情があって
他所で暮らしていた「お嬢」が
お世話になっていた先で
15日のお昼過ぎに眠りの中で
静かに息を引き取りました
思えば板橋の自宅マンションの一室で生を受け
のろのろとした成長でしたが
甘えん坊で性格の優しい人懐っこい猫でした

今日まで13歳と8ヶ月……
猫年齢18歳=人間90歳くらいで換算すると
お嬢の13歳と8ヶ月は
人間なら68歳くらいでしょうか
いっぱい楽しい思い出を残してくれました

天使になった「お嬢」に
ただただ感謝の気持ちでいっぱいです
いままで本当に有難う




先月末に最後に逢ったときに
写した写真です
腎臓を患っていましたから
たぶんもうこれがお別れになると
思ってはいましたが
とてもきれいな顔をしてました



思い出

あるとき公園でかまきり見つけて
部屋に持って来ました
柱に離すと、お嬢がめっけ……
どうするかなと思ってると
にゃ〜にゃ〜優しい声で
ず〜〜っと一生懸命話しかけてました
「君、なあに?」「どうしたの?」……などなど?
他の猫なら猫パンチで秒殺・スクラップにしたかも?
かまきりはその後、ベランダから放してやりました

避妊手術してましたから
子猫は出来ませんでしたが
産んでたらきっとやさしいお母さんに
なっていたことでしょう



温厚な性格ではありましたが
間違ってしっぽを踏んだりすると
「がう!」と足に噛み付きましたが……

あるとき冷蔵庫の下の金属に
手がはさまれてしまい
きっと痛かったんでしょう
「がう!」と冷蔵庫に怒って
噛み付いてました♪



板橋の小さな部屋で生まれたときの
映像です
生まれた5〜6匹の中で
一番生命力がなさそうでしたが
たくさん生きてダーサンを
うんと楽しませてくれました




お庭の日当たりのいい場所で
ムクゲの木のそばに
たくさんのお花と一緒に
きれいな花に包まれて
安らかに眠っています




敬さん、アシシさん、
だごんさん コメント
有難う御座います

「お嬢」を診てくれた何人かの獣医さんや
妊娠中の親猫である
「ノロ」をうちに
連れてきてくれたS君、
ダーサンの旅行中、猫トイレのお掃除と
フードを与えに来てくれた
元アシスタントのOG君とI君、
頭をなでなでしてくれたマッサージ師のおじさん
長い旅行中、何度か家に預かってくれたO君
死ぬ前に抱っこしに来てくれたYさん
写真を撮って送ってくれたHさん
そして辛い思いをして看取ってくれたTさん
皆様に深く感謝です

去年、愛猫「るんた」を亡くしたM先生からも
いろんな看護の御教示に加えて
フードやスギナ茶などまで
送っていただきました

思えば野良で生まれたら1週間も
過ごせなかっただろう「お嬢」さまが
13年と8ヶ月も生きて来られたのも
皆様から可愛がっていただいたおかげです
本当に幸せな奴でした


ばいばい「お嬢」

最後に命の愛おしさを
うんと教えてくれました