□■□自作機増設第三弾!□■□
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         CPUクーラー&ケースファン編
実は今のメイン機を自作してからずーっと気になっていたことが
ありました。それはCPUの温度です。ペンティアムIIIの1GHzといえば
もちろん熱いのは熱いのですが、動作温度は60度とけっして超熱い
CPUというわけではありません。1GHz対応のCPUクーラーで冷やして
あげれば特に問題は無いはずなのですが、マザーボード付属の監視
ソフトでチェックしてみるとアイドリング時は20〜28度付近でいいので
すが、少々CPUに負荷がかかる作業をすると、とたんに60度を超えて
アラートが出るほど危険な状態になります。もちろんまだ熱暴走する
ほどではないのですが、これから季節は夏です、熱くなるのはまだまだ
これからですので先手を取って具合の悪いCPUクーラーの交換及び付
けていなかったケース用ファンを取り付けたいと思います。
ケースファンの方に関しましてはサイドパネルを両側とも外した状態でも
CPUの温度に全然変化が無かったので、特に関係はないのですが
この際ですので冷却系を一気にレストアするため行いました。

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新しく買い直したCPUクーラー。
ペンスリの1.3Gくらいまで対応
らしい。もちろんそんな物は出
ていないので、予測値ですが。
¥3000ちょっと。
親和産業製、ビッグウェーブ。
ケースの裏側につける排気用
ファンです。8cm角の普通の。
ただしちょっと豪勢に流体軸受け
を採用した新型の静音タイプを
チョイスしました。性能が良くても
うるさくちゃね。
¥3000くらい。
取り付ける前にまずばらします。
めんどくさいけど安全のために。
ほとんどのケーブル類とボード類
を外した上マザー(基板)を横倒
しにして作業をやり易くします。
外したボード類です。
IEEE1394ボードやこの前つけた
ばかりのLANボード、あとは増設
用USBポートなどです。またすぐ
つけるのでネジはなくさないよう
にします。
CPUクーラーを外した裸状態の
ペンティアムIII1GHzです。青い
部分がクーラーの接触部分です
が、良く見ると半分程度しか接
触していた跡がありません。
それが原因だったようです。
今回は万全を期して¥1300の
高価なシリコングリスを間に塗り
こみます。これを塗ることで接触
面の熱伝導率を画期的に上げる
ことが出来ます。
左上が以前のだめだめクーラー
ちゃん。今度のは上側に柵が
付いてます。もちろん静音タイプ
ですがな。一応グリスが付いて
ましたが、今回は上のやつで。
グリスを薄く塗った後そっと載せ
てピンを留めます。ここは一番
デリケートなところなので慎重に
やった結果うまくいきました。
失敗すると「コア欠け」という悲惨
な事態もありえます。
こちらはマシン後部のケース
ファンです。取り付けは簡単な
モンです。ネジで四箇所留めて
ケーブルをさすだけ。
試しに動かしたらすっごい静か。
静かさはお金で買うもの(笑)
完了したので、ボード類とケー
ブル類を元通りに付け直し。
ついでに今回もう一つ買った
おまけも取り付けて、とりあえず
終了!
そのおまけとは?
じゃん!ベイの一番上につけた
黒っぽいのがそれです。これは
Dr.LEDといって、起動時にどこか
でエラーが出て起動しなかった
時に不具合個所をLEDで知らせ
てくれる、自作機にとってはとても
役に立つアイテムです。
ただ、今は正常なので特に役立た
ない(笑)
と思いきや、引出しにもなっていて
CD-ROM等が10枚ほど入れられる
というすごいアイテム(笑)
ちょっとミーハーです。
で終了後、早速電源を入れてCPUの監視ソフトで具合を見てみますと
アイドル時で20度ちょっと、作業中でも30度くらいまでと以前と比較に
ならないほど快適な状態になりました。更にどちらも静音タイプを選んだ
こともあってか以前よりも静かな感じさえします。冷却化と静音化が
同時に実現してかなり最高の環境にすることができました。
今回の冷却化では¥8000弱の費用がかかったわけですが、あのまま
使用してCPUをダメにすると思えば安いものでした。
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というわけで今回の交換&増設も無事終了しました。
とほほを期待していた皆様すいません(笑)


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