2014年春闘 働くみんなの要求・職場アンケート 豊島集計結果概要

  労働実態について

 
(1)1ヶ月の超過勤務について    (2)サービス残業や不払い残業の有無
 (3)直近1ヶ月の不払い残業時間    (4)不払い残業が生じる理由

  1ヶ月の超過勤務について

 2013年10月の超過勤務時間では、50時間以上の人は13人・1.2%います。45時間以上の方は医学的見地から「業務と脳・心臓疾患の発症との関連性」が強まり、「産業医が必要であると認めた者には面接指導を実施する」「作業環境、労働時間等の情報を産業医に提出し、事業者が産業医から助言指導を受ける」対象です。「40時間~50時間未満」の方は18人・1.6%(昨年 0.8%)であり、このなかにも45時間を超える方が多くいると考えられ、これらの方たちに対する早急な対応が求められます。
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  サービス残業や不払い残業の有無

 不払い残業が「ある」とした人は51.2%(昨年 47.8%)、半数以上の方が不払い残業をおこなっていて、対応が求められます。
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  直近1ヶ月の不払い残業時間

 不払い残業が「ある」と答えた人の、「直近1ヶ月の不払い残業時間」を聞いたものです。
 「10時間未満」が404人となっています。40時間を超える人が3人いるのは労働安全衛生上、問題です。職場実態を把握し、不払い残業のある職場での人員確保闘争が重要です。
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  不払い残業が生じる理由(無回答を除く)

 不払い残業が生じる理由として、多いのが「仕事の責任がある」46.9%、「申請しづらい雰囲気がある」29.4%、「残業手当の制度がない」9.6%となっています。不払い残業をなくすために、まずは区に実態を把握させた上で、残業手当が必ず申請できるように改善を求めていきます。
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