海洋街おこし「海の八戸ＮＰＯ」-カッターレース
　８／９青森県八戸市の「海の八戸ＮＰＯ」が主催する海洋イベント『カッターレース』会場の館鼻漁港を視察しました。八戸市合併記念市民提案事業の海の朝市、物産フェアーなど、今年は8/20,21に盛大に開催。八戸市は2003（Ｈ15）年、「八戸は海を母とし、海とともに発展する」を理念に掲げ、八戸の海の持つ魅力、能力をフルに活かしたまちづくりを進めることによって、みなと周辺はもとより、八戸市全体をより魅力ある活気あふれるまちにすることを目的として「海洋立市プラン」策定しました。同プランは、平成１５年度（2003年度）から平成２４年度（2012年度）の１０年間を計画期間としており、八戸の海の持つポテンシャルをフルに引き出し、親水空間の創出、観光交流の推進、産業の振興に努めています。
　事務局をＮＰＯ法人「海の八戸ＮＰＯ」が受け持ち、市が支援するという形をとっており、具体的な事業としては朝市の開催、屋形船遊覧、つり情報発信などがります。今年のイベントとしては�@種差観光まつり7/10.�AみなとＰＲパネル展7/16〜18。�B湊ふるさとフェステバル7/24。�C八戸花火大会7/29。そして8/20,21は第2回八戸カッターレースが行われます。
  豊島区でもH16年３月「豊島区産業振興計画」を策定し賑わいの街づくりにとりくんで参りました。「人・交流・にぎわい商工都市の形成」を目標に掲げ、「賑わい魅力商工都市の形成」、「コミュニティ産業都市の形成」、「起業推進]都市の形成」、「いきいき産業都市の形成」の4 つを基本方針としています。この施策体系の下に今後5 ヵ年に取り組むべき事業として38 の重点事業を位置づけ進行中です。企業や商店だけでなく、ＮＰＯや大学など、地域で活動する多様な主体と協働、連携を図りながらにぎわいあふれる商工都市の形成に努めている途中です。
　そういう意味で、八戸市が本区より一歩進んで民間の人、智恵、力と官と地域が一致協力して進める街興し事業としては理想的な取り組みであると思いました。八戸市に負けないよう豊島区も更なる賑わいを創出できるよう頑張っていきます。（8/9/05）