洞爺湖畔、虻田町火山科学館
9/08/03

自然の脅威と共存する防災対策
H12年3月の噴火-画期的な死傷者0

H12年3月、北海道の有珠山噴火に対する町の防災対策を視察しました。「ウソをつかない活火山」との例え通り、H12年3月の噴火は、北海道大学地震研究のスペシャリスト、予知連絡協議会により、噴火の日時までが特定され、60箇所の噴火口の水蒸気爆発が連続した大噴火にもかかわらず死傷者はゼロ≠ニいう研究機関、行政、住民が一体になった防災対策で被害を極限まで押さえる事ができました。

 自然災害の脅威にさらされながらも、洞爺湖の観光資源を守る住民のみなさんの底力に敬服しました。科学館屋上からは当時マスコミで報道された、火山灰と噴石に押し流された公衆浴場、などが残っていました。


正面玄関には泥流に押し流された300kgの岩が展示

(地殻変動でレールが歪曲)

国道の直下が噴火口になった(復旧工事)

火山科学館屋上から洞爺湖に押し流された泥流の跡

昭和52年の噴火時の町長公用車が展示

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