大阪市役所訪問
8/29/03

大阪市観光≠フ取り組みを調査

 「水の都」とも言われる大阪は、古代から川と海によって国内はもとより中国大陸や朝鮮半島との往来が盛んで、大阪の地に置かれた港「難波津」は海外との交流の重要な拠点でした。
 7世紀中頃、大阪に都がおかれ、日本で最も古い都市として栄えました。都が奈良、京都などに移された後も、外国との交易の重要な拠点として、重要な役割を果たしました。
 中世は、石山本願寺が建てられ、社寺参詣などの「旅」の拠点として、近世には物流の中心地として「天下の台所」として発展しました。大阪商人の持つ自由と進取の気風は大阪の特徴として息づき、文楽や歌舞伎など日本を代表する伝統芸能や芸術、文化の華を咲かせるとともに、「食い倒れ」と言われる食の文化も発展させました。

 大阪市ではこういう大阪独特の文化・観光資源を積極的に内外にアピールする計画をたて様々な取り組みをされています。
 そのなかでも、「VISIT OSAKAキャンペーン実行委員会」のオオサカE(ええ)トコクラブは、大阪市をはじめ、大阪観光協会、大阪商工会議所、(財)21世紀協会が共同で、シティ・プロモーションの強化・拡充による大阪のイメージアップや集客力向上を図るため、一般市民からの生の情報提供をもとめるなど、官民が一体になって街づくりを進めています。

民間と行政と市民が一体になった取り組みは、我が豊島区の文化観光施策を進めるにあたって大いに勉強になりました。


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