事故無く怪我無く違反無く
          
           とある日比谷専門の運転手さんの口癖
 
何も、偉そうな事を言うつもりもないし、そんなことはどうでもいいぜ。誰もが事故を起こしたくないだろう。鉄の塊のクルマにぶつけられたら人間なら最低、骨折!運が悪ければこの世とおさらばになるのは、誰でもわかるべ。

 個人タクシーとして毎日ハンドルを握るドライバーとして自戒の念を込めて俺なりの心がまえを記してみるわ。そして毎日読み返して「非の打ちどころの無い親切なセンチュリー個人タクシー」 を目指すわ!(-_☆)キラリ まぁそんなに大笑いするなよ 

 だから自己研鑽中だと言ってるだろう(笑)ヽ(´▽`)/へへっ


1.
「ドライバーよ、ゆとりをもとう」

  実際運転していて事故を起こしたいというドライバーはいないだろう。そして車の運転には、さまざまなトラブルがつきものです。エンスト、パンク、脱輪‥‥‥

 そんな人を見かけたら、ちょっと声をかけられますか?クルマの整備は俺もトヨタさん任せですが、できる範囲で良いのです。ちょっと声をかけて、できる範囲のお手伝いをさせてもらう。

 身近な例だと、他の人に道を譲る、逆に道を譲ってもらった時、心からお礼の挨拶が出来ること。これが「ゆとり」の第一歩なんだぜ。言うはやさし、行うはガタシ(笑)。


2.快適なドライブを生み出すルール

  「雨の日の夕方、T字路を左折しようと思い、カーブミラーで確認したところ対向車が見えなかったので、一時停止の標識を無視してそのまま曲がってしまいました。その時です。すぐ目の前にクルマが‥‥。

 とっさに相手の方がよけてくれたので衝突はまぬがれましたが、冷や汗がでました」(クマ、49歳、主婦) ドライバーには道路交通法というルールがあります。ところが実際は違反者が続発しています。それは「ルール」を、ただ一面的に。

 そこを規制する厄介なものとしか考えていないからではないでしょうか?ただ単に「ルール」の遵守とは考えないで、自分を生かして助けてくれる、相手をも生かして助けてくれるありがたいもの。すなわち、それがルールなんだと考えてみませんか?お互いを生かすものと考えれば必然的にルールを守りはるんではございませんか? 

 たとえばシートベルトひとつとっても、体を守るだけのものではありません。シートベルトをすることによって姿勢が良くなる、視界が広がる。胃腸の働きまで良くなると指摘する人までいます。「ルール」を積極的に受け入れることで、我々はどれほど大きな利益が得られることか。

 もちろんだからといって自分さえルールを守っていれば絶対に事故は起きないというものでもありません。

 「先日、わき見をしていたクルマが急に幅寄せをし、それをよけようとして、違法駐車のクルマに追突してしましました。常に周りの状況を把握し、相手が考えられない運転をすることも頭に入れ、その対応まで考えておく必要があると実感しました。」(クマさん、49歳、主婦)

 俺達だけでなく、家族、友人‥‥一人でも多くの人に「ルール」を守るということを実践してもらうよう心がけていきたいものです。 


3.
名ドライバーの魅力を生み出す条件 忍耐

 クルマを運転していると、実に多くの人々との出会いがあります。気持ちよく道を譲ってくれるような思いやりのある人ばかりではありません。なかには、車の前に急に割り込んだのに、猛スピードで追い抜いたり、道を譲っても挨拶ひとつしない人までいます。

 そんな車を目の前にした時、あなたならどうしますか?もちろん割り込み返す!当然でしょう!そうじゃなくて聞いてよ。

 「三車線の道路で、一番左側から一番右側まで強引に車線変更する車、車線変更しようと、いきなりハンドルを切り、車体を割り込ませる車。そうした車に、月に数回は急ブレーキをかけます。仕事先などへ急いでいる時など腹が立って我慢なりません。いきおい前方の車との車間距離を短くして割り込ませないようにしてしまいます。」(クマ、49歳、主婦)

 無謀な車、失礼なドライバーに出会って、つい腹を立てるのは人間として素朴な感情なのかもしれません。しかし、そこでぐっとこらえる。それが忍耐です。心を広くもって、人も過失を許し、他人の言動を善意に受け止められる心になれば、それこそ自己研鑽です。

 さまざまな悪条件を自ら高めてくれる糧と受け取るのです。猛スピードで追い抜いていった車を見て「ああきっと急ぎの用事があるんだなぁ。大変だなぁ。」そう考えるだけで腹立ちもすっと収まってきます。

 「私が30年間以上無事故でこられたのも、相手に左右されずにマイペースで安全運転に心がけてきたからだと思います。追い越そうと思うより、いつも「お先にどうぞ」という気持ちで運転してきました。」(クマ、49歳、主婦)

 寛容の心をいつも持ちながらドライブしていきましょう。優しい気持ちでドライブしていきましょう。それが名ドライバーの魅力を生み出す秘訣、条件です。ふー大変だ。


4.ドライブから豊かな心を養う秘訣

 前の車がノロノロ、フラフラしながら走っていいるんです。「道でも間違えたのかなぁ?」なんて思いながらイライラしながら走っていたんです。私はバイクに乗っていたんですが、そうしたら前の車が、突然ウィンカーも出さずに急に左折してきたんです。

 車と衝突して二ヶ月入院の重症との事でした。そのドライバーになぜと聞いたんですが、心配事で頭が一杯だったとの事でした」(左藤、49歳)

 「ある年の大みそか、母から急に「初詣でに連れていって」と頼まれて、まだおせち料理の準備をしている最中でしたから、イライラするままハンドルを握りました。

 そして十字路で接触事故をおこして母が入院、心臓が止まるかと思うほど恐い体験でした。」(ホシコ、49歳)

 事故を起こしたくない、事故に巻き込まれたくない。それはドライバー誰しもの願いですが、出掛けに夫婦ゲンカしたり、心配事があったりすると、ハンドルを握りながらも頭の中は怒りや不安でいっぱになってしまいます。

 気もそぞろでは、安全運転などとても望めません。1から3までの条件をよく理解して実践して、自己研鑽により、一心不乱に努力することが大切でござんす。ドライバーは運転をしながら心をもっと豊かに研鑚し、自らが生まれかわれれば、仕事をしながら自身の向上も努力する、素敵な人生を送れるぜ。少しうえから見下ろす感じの「ゆとり」が大切じゃい。
 

5.名ドライバーが得られる心の広さ

 運転中、ドライバーは、予測できないさまざまな出来事を経験します。自分のクルマの直前で事故が起きた、急に子供が飛び出してきた。何が起こるかわからないのが私たちの道路です

 「彼女を自宅まで送ったときのこと。道路の真ん中に50センチ四方ぐらいのダンボール落ちているのに気づきました。仕事で急いでいる時の自分ならば、もしかしたら跳ね飛ばしていったかもしれません。でもこのときは迷わず徐行してダンボールをよけました。

 通り過ぎる時、何気なくダンボール箱をのぞく、中に小さな男の子がいるではありませんか。顔からみるみる血の気が引いていきました。」(38歳、加藤、独身)

 予測できない事態に出会うと、人の心は混乱します。動転してさらに悪い事態を招くことも少なくありません。


6.ゆとり、真実をみつめられるドライバーになろう 

 実際はマナーの悪い運転手さんもいますが、「この世の中は、みんなが助け合い、支えあっている思いやりのある世界なんだなぁ。

 いい世界だなぁ」こうした心境でハンドルを握るとすれば、きっとすべての人に感謝でき、見るもの聞くものが生き生きと感じられ、自然と安全運転を心がけられるに違いありませんねぇ。クルマのお陰で無事仕事も出来て、生活も出来る。

 そのに気がつくとクルマにも自然と愛情も芽生え、毎日クルマに語りかける心境になりますよねぇ。そんな血のかよった世界をいつもかみしめ、ドライブすれば、事故もなくなりドライバー自身の人生も豊かになるに違いありません。

 クルマに語りかけ交通事故のない名ドライバーになろうじゃありませんか。自分自身の豊かな人生の為に。
 

   この4月から、パパはセンチュリーの乗り換える暴挙にでました(笑)。お金はありませんよ。全てローンです。『ローレン、ローレン、ローレン!ローンレンジャー!』アッハッハ。楽しい仕事場で、楽しい(○距離)お仕事をゲット!の目標でのんびりやりますわ。2010.4.19加筆



                    

個人・法人タクシーの目に余る苦情は
直接下記にどうぞ!


国土交通省 関東運輸局
〒231-8433 神奈川県横浜市中区北仲通5-57 横浜第二合同庁舎
TEL 045(211)7204  FAX 045(201)8806
URL  http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/

国土交通省 関東運輸局 東京運輸支局
〒140-0011 東京都品川区東大井1-12-17
TEL 03(3458)9233  FAX 03(3471)6320