アタシの事が好きじゃないのなら

アタシの事を気に留めることなど無いのだったら

ありったけの罵声で傷つけて欲しい
二度と顔も見たくないと
アタシの存在を否定して欲しい

期待などしたくないの

その度に生まれ行く莫大な嫌悪感に
もうついて行けないから

本当は そんな風に
君がアタシを拒絶したら
アタシは壊れてしまうのかもしれないけれど

今は只
君の気持ちが知りたくて

抱きしめて欲しいけれど
連れ去って欲しいけれど

今一番は
君と話したい

君の呼ぶアタシの名前は
不思議な程キレイに響き始めるから

無駄だと思っていた明日にだって
光が射すように観えてくるから

誓いの言葉も指輪も
今はもう いらないから

君のありったけの言葉を
アタシに浴びさせて


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