第10回 グローバル化社会の教育研究会のご案内
新しい年度の準備が慌しく進んでいますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

  さて、「グローバル化社会の教育研究会」の定例研究会も 10回目を迎えます。 今回の話題提供者は、萩原 裕子さん (アメリカ教育相談員) に お願いしました。
  萩原さんは、米国イリノイ州の第15学区において、外国人子女やその家族のための支援プログラムをつぶさに観察してこられました。 おそらく 米国で最も受け入れ体制の整った学区と思われますが、バイリンガル教育や日本人の母親達の活動の様子などについてお話を伺い、理解を深める機会といたします。
  「バイリンガル教育プログラム」(ELL、ESL、Bilingual Program など) や 「読解介入プログラム」(KIP、FLIP、SAIL、SOAR、Read 180 など) といったの最先端の概念や用語についても 易しく解説してくださるようお願いしてあります。 また、第二言語獲得のためには母語の維持も大切であり、それが疎かになると、どちらの言語も中途半端なものになる 危険性が高いということを、事例を交えてご紹介いただきます。
開催日時 :  2005年 4月22日(金) 午後2時〜4時30分
開催場所 : (財) 国 際 文 化 フ ォ ー ラ ム
 (新宿区西新宿2−7−1新宿第一生命ビル 26階)
 * JR「新宿駅」西口より徒歩10分、都営地下鉄「都庁前」より徒歩2分
研修テーマ: 米国における外国人子女とその家族のための支援
               --- イリノイ州第15学区の事例から
(1) 話題提供: 萩 原 裕 子 (アメリカ教育相談員)
駐在員の夫の帯同で、1999年夏から5年間、米国イリノイ州に滞在。 その間、現地校の1年〜8年までのESLクラスでのサポート、日本人家族のサポートなどのボランティアとして活動。そのかたわらコミニティーカレッジで、言語学や音楽教育を学ぶ。2004年6月に帰国し、渡航前や帰国を控えた保護者の支援活動を行っている。
(2) 自由協議: 話題提供の後、ご意見・ご質問をたくさんいただき、活発な会にしたいと考えています。
参 加 費: 1,000円 (運営費)
申込み方法: 氏名、所属先、Eメール連絡先、(もしあれば)同伴者の氏名、ご意見・ご要望などを <kyoiku@t.toshima.ne.jp>まで ご連絡ください。
以 上   


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