第36回 グローバル化社会の教育研究会のご案内
新緑が目にまぶしい陽気が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか。

  さて、第36回グローバル化社会の教育研究会(EGS)研究会は、神奈川県相模原市にありますLCA国際小学校の校長、山口 紀生さんに話題提供をお願いしました。
  同校は5年前に開設され、2年前に教育特区で小学校認可を受けた「英語イマージョン教育」の学校です。 また、「学習塾に通わないで国際的に通用する人間づくり」を目指す学校としても 注目されています。
  首都圏の国立大学附属小学校が、現実的には学習塾に通う児童しか在籍しない現状を抱える今、10年後・20年後の初等教育に向けた調査研究は見直しを迫られています。 「和製インター」の壮大なる実験の現場について お話を伺うとともに、教育特区のもつ可能性と限界についても話し合いたいと思います。
開催日時 :  2010年 6月18日(金) 午後2時〜4時30分
開催場所 : 波 多 野 フ ァ ミ リ ス ク ー ル
 (東京都新宿区下落合2−14−22  Tel.03-3954-3211)  地図
  * JR山の手線「目白駅」より徒歩5分
研修テーマ: 英語イマージョン教育の可能性 --- 学習塾に通わない学校づくり
 (1) 話題提供: 山 口 紀 生 (LCA国際小学校 校長)
1978年 横浜国立大学教育学部 卒業。相模原市立小学校で6年間教鞭を執った後に退職。1985年 私塾LCAを設立。1990年 英会話部門を設立。1991年 幼児教室を設立し株式会社に。2000年 英語で指導する幼稚園「LCAインターナショナル・プリスクール」開園。2005年 国語以外の教科を英語で指導する「LCAインターナショナルスクール小学部」を開校、2008年 教育特区として認可を受け「LCA国際小学校」と改称。現在 園長と小学校校長を兼任している。 著書に「書ける子を育てる親子作文ワーク LCAインター山口メソッド」(オクムラ書店) など。
 (2) 自由協議: 話題提供の後、ご意見・ご質問をたくさんいただき、活発な会にしたいと考えています。
参 加 費: 1,000円 (運営費)
申込み方法: 氏名、所属先、Eメール連絡先、(もしあれば)同伴者の氏名、ご意見・ご要望などを <kyoiku@t.toshima.ne.jp>まで ご連絡ください。
以 上   

『小山の教育通信』 2018年 5・8月
  同校は5年前に開設され、2年前に教育特区で小学校認可を受けた 英語イマージョン教育の学校です。 「和製インター」の実験現場についてお話を伺うとともに、教育特区のもつ可能性と限界についても話し合いたいと思います。 こういう「根っからの教師」に出会いますと、「まだまだ日本の教育も捨てたものではない」という気になります。 みんなでエールを送り続けましょう。 ------------------------------------------------------------------
  『月刊・海外子女教育』7月号の特集「国立大学附属の学校」は 面白いです。 学習塾と共存するしかなくなっている現実と、私立学校との競争に晒される辛さとを行間から読み取れる方は、玄人ですね。 LCA国際小学校の山口先生の「学習塾に通わない学校づくり」が、一層引き立つわけです。


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