幻の 第43回 グローバル化社会の教育研究会 . | |||||||||||||||||||||
拝啓、新年度がスタートしました。 皆様いかがお過ごしでしょうか? グローバル化社会の教育研究会(EGS)研究会は 2003年4月にスタートしましたが、海外子女・帰国子女教育等に関わる皆様と一緒に歩んできた10年間は、実に感慨深いものがございます。 今後ともご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 さて、第43回EGS研究会は、全国海外子女教育・帰国子女教育研究協議会(全海研)の 会長、滝 多賀雄先生と一緒に、「これからの補習授業校を考える」 というテーマで行うことになりました。 滝先生は長年、世界各地の補習授業校の巡回指導も続けてこられましたので、各補習校の運営状況や苦労している様子などを熟知されています。 ここ10年、アジアに於いても日本人学校に通う小中学生の比率が下がり続ける一方、地元校・国際学校等での学力がどうしても伸びないために日本人学校に編入してくる子のケースも急増しています。「アジアで補習授業校は要らない」というのは、もはや過去のものとなり、日本人学校に通わない子供のための母語教育を充実させることで、地元校・国際学校等で学ぶ子供の精神安定と学力増進を図る"学校"の整備が急がれます。今、改めて補習授業校の性格を見定めるとともに、保護者の果たすべき役割などについても話し合いたいと思います。
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