第48回 グローバル化社会の教育研究会のご案内 | |||||||||||||||||||||||||||
寒中お見舞い申し上げます。 さて、本年 最初のEGS研究会(第48回)は、三菱商事(株)の松田 豊弘さんに 話題提供をお願いしました。 松田さんは 家族帯同で香港駐在のご経験もあり、現在はシンガポールで 日本企業とアジア外資系企業とを結ぶ人材育成に携わっておられます。 わが国では、1990年代以降 「グローバル化は必須である」といわれ、あらゆる業界で様々な施策が実施されてきましたが、20年を経ても実効が挙がっているという実感は ありません。 とりわけ学校教育の現場では 「あるべき人材」に対するイメージが不明確なままで 異文化・多文化に晒され、 かえって 保守・守旧の方向が強まる傾向さえ出てきています。 世界を相手にグローバルに活躍する人材育成の最前線に立っておられる松田さんに、「学校教育に何が求められているか」「海外子女・帰国子女教育の可能性」などについて お話を伺い、それを基に話し合いたいと思います。
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以 上 |
話題提供は 三菱商事(株)の 松田豊弘さん(アジアHRDオフィス室長)にお願いしました。 豊田さんは 家族帯同で香港駐在のご経験もあり、現在はシンガポールで日本企業とアジア外資系企業とを結ぶ
人材育成に携わっておられます。 保護者や企業の立場から
海外子女・帰国子女教育について、切実な問題意識をお持ちです。
ご持論の「共に成長するための語学・知恵・知識」についても、じっくり
お話しを伺いたいものです。 ------------------------------------------------------------------------------------- 松田豊弘さんに 『グローバル社会で生き抜く人材の育成』 のテーマでお話しを伺いました。 日本人が管理職としての訓練も不十分なままで海外赴任し、いきなりマネージャーを務めることには 無理があるのですが、たとえ本社にいても “修行” は困難です。 「IQだけが高い学生より、バイリンガル・バイカルチャーを体感しつつ、グローバル社会に対する自分としての “目的” や “やりがい” を持って常に自分を磨いている人材が必要」 とのこと。 待ったなしで多国籍化していく日本の企業… その中で 「日本人でも生き残るには どうすべきか」 を考えさせられます。 学校現場でも、異端であることを恐れない人間、正に “志” や “やる気” を育てることが求められています。 |