2021年 9月吉日
多文化共生を目指す教育関係者の皆様
グローバル化社会の教育研究会 事務局

第76回 グローバル化社会の教育研究会のご案内

拝啓 残暑厳しき折、皆様 如何お過ごしでしょうか?

  さて、第76回グローバル化社会の教育研究会(EGS) は、(株) 教育と探求社の 宮地 勘司さんに話題提供をお願いしました。 一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブを立ち上げるなど、永年 教職員の自己啓発をリードしてこられた方です。

  世間の価値観や学校の役割が急速に変化し 多様化していくなか、専門職としての教師には 多大な期待が寄せられています。 そうした重責を負わされる教師にとって、実社会でキャリアを積んだ人が 現場の教師として協力してくれるのはありがたいことです。
  現場で格闘する教師のために 「21世紀ティーチャーズ・プログラム」「私学次世代リーダープログラム」「ICT授業デザイン研修」「クエストエデュケーション」などを展開してこられた宮地さんから、これまでの経験で見えてきたことなどを伺い、それを基に話し合いたいと思います。

  なお、お申込みは 郵便振替用紙にて 参加費を払い込んでいただく方法で受け付けます。 準備の都合上、お早めにお願いします。 (受付:9月24日まで)

               記

開催日時 :  2021年 10 月 1 日(金)  午後2時〜4時半

開催方法 :

Zoom利用による On-Line 開催

* スタジオ会場=森上教育研究所(東京都千代田区)に 事務局が参集します。
研修テーマ: 教室と世界をつなぐ学び--- 先生こそが真に未来をつくる

 (1) 話題提供:

宮 地 勘 司  (株式会社 教育と探求社 社長/
              一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ 理事)

 1988年 立教大学社会学部を卒業し、日本経済新聞社に入社。2002年 同社内に「教育開発室」を創設、新聞資源を活用した教材開発に取り組む。2004年 (株)教育と探求社を設立し、代表取締役に就任。2012年より法政大学キャリアデザイン学部講師。2015年 一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブを設立。2017年 クエストエデュケーションが「グッドデザイン賞」を受賞。著書に『探求のススメ 教室と世界をつなぐ学び』がある。

 (2) 自由協議:


話題提供の、ご意見・ご質問をたくさんいただき、活発な会にしたいと考えています。

参 加 費:

1,000円(運営費)
※ On-Line参加者は、848円+払込手数料
申込み方法: 郵便振替用紙に 氏名、所属先、Eメール連絡先、ご意見・ご要望などを記入し、ATMで848円を払い込んでください。(詳しくは ここをクリック)
海外在住の方は、どなたか日本にお住まいの方に、申込み手続きを依頼してください。

※ 開催日の4日前になっても Zoom招待のURLが届かない場合や、ご不明な点がありましたら、<kyoiku@t.toshima.ne.jp>まで お問い合せください。
以 上   


『小山の教育通信』 2021年 9月

  世間の価値観や学校の役割が急速に変化し 多様化していくなか、専門職としての教師には 多大な期待が寄せられています。 文部科学省の教員免許更新制小委員会でも、「令和の日本型学校教育」を担う 新たな教師の学びの姿が議論されたようです。 現場で格闘する教師にとって、実社会でキャリアを積んだ人に 現場の教師として協力してもらえると “目から鱗”のこともあります。 多彩な展開をしてこられた宮地さんの経験談は貴重です。 伺ったお話を素に、本音で話し合いたいと思います。
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  「Quest(探究)という用語を わが国教育界に普及させた宮地 勘司さん(教育と探求社 社長)は 実社会でキャリアを積んだ人材を学校現場に送り、教師の伴走者として 探究学習を実現されています。 『教室と世界をつなぐ学び--- 先生こそが真に未来をつくる』 がテーマですから、“矯正ノウハウ”も教えてもらえる…… 「どうやって教師を変容させていくのか?」が 参加者の関心の的でしたが、結論としては 難しいようです (笑)。 ところが、「生徒たち(の学び)が変わった瞬間、先生方は変わられます。 その点は、実に紳士的ですよ」とのこと。 「Quest」の助言を受けることで “大化け”する生徒たち…… それを目の当たりにして、教師の意識が変わるのだそうです。
  生徒自身に内在する “学びの心”を引き出し 元気づけていく作業(Educate)は、教師本来の職務だったはずです。 しかし、いつの間にか “教え込む(Teach)”ことに偏し、生徒から見れば 苦行を押し付ける存在となっているのですね。 そうした先生には 是非、宮地さんの 「Quest Education」を試してみて欲しいと思います。 相談すれば、その学校に合った形を考えてもらえますし、“体験版”の出前授業もやってもらえるはずです。 https://quest.eduq.jp/
◆ 教育と探究社の 「SOCIAL CHANGE ENGLISH」は、生徒が英語を駆使しながら自ら社会課題に取り組む探求型プログラム…… 教科横断型の学び、明確に伝える力、広く社会課題と向き合う姿勢、現実の体験などにより、学びの喜びや自信を得ます。 正に 帰国生向きですね。 現在 “体験版”を無料提供中です。

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