2022年 6月吉日 | |||||||||||||||||||||||||||
多文化共生を目指す教育関係者の皆様 | |||||||||||||||||||||||||||
グローバル化社会の教育研究会 事務局 | |||||||||||||||||||||||||||
第80回 グローバル化社会の教育研究会のご案内 |
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拝啓 新緑の候、皆様 如何お過ごしでしょうか? さて、第80回グローバル化社会の教育研究会(EGS)は、元帰国生で かえつ有明中学校高等学校の前校長、石川 一郎先生にお願いしました。 近著 『いま知らないと後悔する 2024年の大学入試改革』 のヒットで、全国を講演して回る多忙な毎日を送られています。 石川先生は、現在も多くのミッションスクールの“再生”に尽力される一方、「21世紀型教育機構」の設立メンバーとして 私立学校の学校改革を支援されています。 日本は “右肩上がりの成長” の時代が終り、「言われたことを守る」 よりも 「自分で考え、周りの人と連携して何かを創り出す」 ほうが大事だと言われています。 そうした社会の変化や保護者の考え方の変化等に 学校現場は どう対処すべきかについてのお話しを伺い、それを素に話し合いたいと思います。 なお、お申込みは 郵便振替用紙にて 参加費を払い込んでいただく方法で受け付けます。準備の都合上、お早めにお願いします。 (受付:6月23日まで)
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以 上 |
『小山の教育通信』 2022年 6・7月
話題提供は石川 一郎さん(かえつ有明中学・高校の前校長)にお願いしました。 グローバル化社会の教育研究会(EGS)設立時の事務局ですが、登場は7年振り。
元 帰国生で、“学校改革のプロ”…… 「21世紀型教育機構」の設立メンバー(理事)ですし、経済産業省 「未来の教室」教育コーチなども務めておられます。 昨年11月(第77回)には 「21世紀型教育機構」理事長の平方 邦行先生(日本私学教育研究所 所長)にお話しを伺いました。 今回は 石川さんに別の観点からお話しを伺い、それを素に話し合いたいと思います。 -------------------------------------------------- 首都圏模試の「思考コード」でいえば、「A軸(知識)・B軸(論理的思考力)重視」の日本と、「C軸(創造的思考力)重視」の欧米…… 両者の教育観は 「Critical Thinking」が違いのポイントになります。 石川さんは “学力に必要なこと”として (1) 知識・思考力・想像力(創造力)、(2) 非認知能力、(3) デジタル力、を挙げ、それらが相互に機能し合うことを 説かれています。 これらも 「Critical Thinking」の大事な要素なのです。 「Critical Thinking」とは、“本当に そうなの?”“十分な証拠はあるの?” “もし〜なら?”と疑っていくことです。 為政者や大企業、あるいはマスコミに騙されない庶民を育てることが、人類の叡智を懸けた闘いともいえるでしょう。 |