子女教育ニュース |
| 担当: 国際教育相談員 小山 和智 ((学)順心女子学園 校長補佐) |
| 海外人事や教育関係の実務担当者の皆様に配信しているニュースの一部を、 一般の皆様にも公開します。 教育相談・情報などについては、こちらをどうぞ。 |
| 2004年 12月、 11月、 10月、 9月、 8月、 7月。 1月〜6月。 2003年 4月〜12月。 ======================================================================================= |
2005年 1月以降のニュースは こちら。
| [ごあいさつ] 第2回教育フェアに ご協力・ご支援ありがとうございました。 11月23日(火)の教育フェアには、祭日にもかかわらず 50家族80名の皆様がご来場くださり 主催者側関係者も合わせて ほぼ100名の盛会となりました。 参加者のアンケート結果などは こちらをご覧ください。 -------------------------------------------------------------------------------------- ◎MLSの太田雅一社長「社会文化功労賞」を受賞(2004年11月27日付) モデル ランゲージ スタヂオ(MLS)が 東京・目白の裏通りで産声を上げたのは 1974年1月ですから、創立30周年を飾る慶事です。 奈良橋陽子さん(MLS会長)とともに 日本の英語教育の最前線を担ってこられた功績はもちろんですが、帰国子女が気軽に集い、英語で自由にコミュニケーションできる場を永年提供し続けてくださっていることには、頭が下がります。 帰国生や外国人生徒が落ち着いて学習できる環境を整える活動の一翼を今後も担っていただけるよう お願いしたいと思います。 このたび創立30周年と今回の受賞を記念して、MLSプロダクション生徒の英語劇「The Blue Bird (青い鳥)」と、MLS外国人講師による日本語劇「笠地蔵」の公演が行なわれます。 日 時 12月12日(日) 12時〜、15時15分〜 会 場 川崎市民プラザ(川崎市高津区) 料 金 2,000円(前売り一般券は 1,800円) ◎日本のパネルディスカッションを考える(2004年12月 1日付) 先日の教育フェアの来場者から、アンケートやメールをいただいていますが、最も評価が高かったのが 司会の松本さんの“質問の仕方”です。「テンポのよい進行」「帰国子女教育の問題点や現状等についてコンパクトにまとまったディスカッション」と、話題を上手にリードしていただいたことが喜ばれています。 また、パネラーについても「ストレートな質問に対し、明確に回答していた」など、おおむね満足いただけて嬉しいです。 日本では 個々の“パネラー”が放言するだけで終わる(偽の)パネルディスカッションが横行していますが、司会がパネラーを問い詰めていくことで、それぞれの立場の違いなどを浮き彫りにするのは、珍しいことでしょうね。 パネラーが 司会に切り返してみせることも、日本の“常識”には馴染まないことかもしれません。 しかし、その丁々発止が“議論の命”なのです。皆さんの感想等も サイトに載せましたので どうぞ。 ◎IC文庫フェスティバル開かれる(2004年12月 1日付) 28日(日)の会には、ICBA国際児童文庫協会の創立当時(1979年6月)の役員である 小林さん、山内さん、三宅さんたちも 元気なお姿を お見せくださいました。 世代交代が上手くいかず解散していくボランティア団体を、私はいくつも見てきました(それが修士論文のテーマの一つでした)が、25年の“風雪”を それなりに乗り越えてきた関係者のご努力には 拍手を贈りたいと思います。 現在は 第4世代になる 丸山明栄さんや増岡桂子さんを中心に、これからも頑張ってくださるよう期待しています。 フランス語のマロン文庫、スペイン語のセミージャ文庫の子どもたちも元気な様子で、嬉しくなりました。 横浜市桜木町にも フランス語文庫が開設されることになり、フランス語圏からの児童を募集しています。 問い合せは <icba@g00.itscom.net>まで。 ◎東京都国際教育研究協議会が第2回協議会を開催(2004年12月 8日付) 12月6日(月)、都立科学技術高校(東京都江東区)で開かれました。 テーマは「東南アジアの発酵食品から日本とのつながりを考える」。 インドネシアの「テンペ」を取り上げ、参加者で料理して 試食しようというものです。 テンペは納豆を乾かして円盤状に固めたようなものですが、最近は日本のスーパーでも売られるようになっています。多目の油で炒めてから、ココナッツミルクで煮込んでスープにしたり(具は長豆など)、グリーンカレーを混ぜたりして食べると美味しいです。 庶民にとっては栄養満点の健康食ですが、「Orang Tempe(テンペ人間)」は“貧乏人!”と相手を蔑むときの言葉になります。 ◎「帰国子女特別選抜入試」のシーズン到来(2004年12月 8日付) 11月末頃から、有名私立学校を皮切りに 帰国生入試が始まっています。 今の時期に実施している学校の寄付金は かなり高額で、払えるかどうかが 合否に関係するところも少なくありません。 もっとも「毎年、学習塾に 100万円以上払った」というご家庭もあるようですから、寄付金など気にならないのかもしれませんけど。 昨年の暮れ、ある帰国生のお父さん(日系2世ですが)から、「日本語の“寄付金”て何ですか? Donation じゃないのですか?」と質問されました。 お嬢さんの受験された学校の保護者控え室で 「お宅は、いくらになさいます?」という会話が飛び交うことに、違和感を覚えられたようです。 「学校運営に必要な金なら、授業料で徴収すべきだ」という感覚は健全ですが、それが当たり前ではない学校も多いわけです。 (順心女子学園では、寄付金を 学校からお願いすることはありません) ◎第8回グローバル化社会の教育研究会を開催(2004年12月 20日付) 12月10日(金)の定例研究会では、東京学芸大学の都留康子さんのお話をお聞きしながら展開しました。子どもを現地校に入れる場合、保護者の負担はかなり大きいこと、母親が“揺れないこと”の大切さなどを、再認識させられました。 30年前、『スペイン子連れ留学』の小西章子さんをお世話して以来、私は母親の留学に帯同される子どもの教育相談に関わるようになりました。 それが縁で海外子女教育振興財団に勤めることにもなったのですが、“海外子女”から除外されてきた、こうした子ども達の問題は、未だに何も解決していないように感じます。 ◎東京の私立高校の受験事前相談が解禁(2004年12月 20日付) 12月15日(水)から、一斉に始まりました。 お蔭様で順心女子学園も順調な滑り出しを見せていますが、今年は公立高校の制度変更が多くて、受験生も保護者もかなり混乱されているようです。 学校選びの判断基準が定まらないで困っておられるケースが多いようですけど、「入れる学校」よりも「入った後、落ち着いて勉強や生活ができる学校」を探していただきたいと思います。 なお、再三にわたって書いています通り、帰国生特別選抜入試に偏差値は全く関係ありませんので、情報に振り回されないようにしてください。 ◎12月の諸行事------------------------------------------------------------------ ☆第8回グローバル化社会の教育研究会--- 12月10日(金)、(財)国際文化フォーラム及び「プロント」(東京都新宿区)。テーマ 『アメリカ子連れ留学の舞台裏---○○息子と揺れる母親』=都留 康子(東京学芸大学 助教授)。 ☆遠山 顕の和英二ヶ国語コンサート「今世界が必要としているの (What the World Needs Now…)」--- 12月11日 (土)、劇場 シアターX(カイ)(東京都墨田区)。 ☆日英木口木版画展2 ---女流作家を中心に--- 12月6日(月)〜11日(土)、於:銀座・ギャラリー悠玄(東京都中央区)。木口木版画発祥の国 英国と日本の女流作家による合同展です。 詳しくは「あ・り・す」まで。. ☆日本国際文化学会 第4回研究会--- 12月12日(日)、於:法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー 26F(東京都千代田区)。テーマ 「国際交流における文化交流の意義と可能性--- 地域交流賞の事例から」=菅野 幸子((独)国際交流基金 情報センター)。 <jsics@world.ryukoku.ac.jp>まで。 --------------------------------------------------------------------------------- ◆遠山顕さんもMLSの仲間です。 MLSが最初、勤務先と同居していたこともあって、レッスンの後に「ちょっと 30分!」と一杯やるのが楽しみでした。 2人でビール1ケース(大瓶20本) を空ける元気は もうなくなりましたが、歌と踊りはケン在なようで…(笑)。 コンサートには、俳優の寺泉憲さん(NHK朝ドラ「さくら」のお父さん役)も いらしていました。 ◆先日のIC文庫フェスティバルで再会した清田リディアさんは、私の顔を見るなり「今も、主人は同じ人ですよ!」とジョーク……互いに新婚だった20ン年前、「いつまで続くかねぇ」と冗談を言い合っていたのを思い出しました(^o^)。C'est bian! ◆10日(金)から 順心女子学園の中国語中級クラスの生徒たちが 北京に研修・交流学習に出かけます。 今年の3月には 私が引率したのですが、日本語を勉強中の中国の若者との交流は、とても微笑ましいものでした。 生徒もレポートに「中国の学生と 夜遅くまで いろいろ話したことが、一番楽しかった」と書いています。 ◆ここのところ、 「先生からのメールが、最近ヤフーのブラウザで迷惑メール扱いをされて、別のファイルに入ってしまうのです」とか、「最近メールが届かなくなりました。終了されましたのでしょうか? 毎回楽しみにしていましたので、残念です」といったご連絡が よく届きます。 どうやら“危険なメール内容”だと一部のサーバー管理者が判断しているようです。 解決策は、それぞれのサーバー管理者に“抗議”していただくしかありません(笑)。 |
| ◎「帰国生のための大学受験セミナー」開催(2004年11月1日付) 代々木ゼミナール国際教育センターが、在米の高校生および保護者を対象に開催します。 帰国生大学入試に関する最新情報提供のほか、大学に合格した帰国生が後輩に語るビデオも上映されるそうです。 ニューヨーク (10月31日)、シカゴ(11月2日)、コロンバス (11月4日)、サンフランシスコ (11月6日)、トーランス (11月7日)、そしてコスタメサ (11月9日) の6都市で開催されますが、申し込みはロサンゼルス事務所までFAXで。 セミナーに参加できない場合も、配布資料は送ってもらえます。 FAX 310-397-9970 詳しくはサイト右側の「What's イベント情報」をクリック。 なお、河合塾でも 10月28日から11月27日にかけて、ヨーロッパ7都市とアメリカ7都市で「大学進学講演会」を開催しています。 ◎財団が欧州でも「海外学校説明会・相談会」(2004年11月8日付) 海外子女教育振興財団では、中国(6月)に続き欧州3都市でも開催しています。 参加校は 国際基督教大学(ICU)高校、聖学院中・高、学芸大附属高大泉、桐朋女子中・高、茗溪学園中・高、早稲田本庄高校 の6校。 日本人学校・補習授業校だけでなく、現地校や国際学校等に通う子どもや保護者にも 参加が認められています。 ブラッセル(ベルギー)=11月8日(月)、アムステルダム(オランダ)=11月10日(水)、デュッセルドルフ(ドイツ)=11月12日(金)。 ◎「教育フェア」のパネラー決定(2004年11月8日付) 23日(火)のパネラーの顔ぶれが 出揃いました (敬称略)。 後藤貴裕(学芸大大泉 入試担当)、五十嵐 力(都立国際 国際部部長)、攪上哲夫(啓明学園 教頭)、高島健造(玉川学園 高等部教務主任)、熊野 孝 (桐朋女子中高 国際教育センター主任)、田代淳一(茗溪学園広報部長)、森本治子(目白学園 国際教育部主任) そして 小山和智(順心女子学園 校長補佐) の8名です。 ロスアンゼルスから駆けつけてくださる 松本輝彦さん(INFOE)に 司会をお願いしますが、保護者の皆様から寄せられた疑問・質問・要望なども、各パネラーにぶつけてくださいます。 いずれも、帰国子女教育の制度や現状の表も裏も知り尽くした面々ですから、最先端の情報や“オフレコ”も飛び交うことでしょう。 ◎11月の諸行事------------------------------------------------------------------ ☆高等学校の留学関連担当者対象の説明会--- 11月5日(金)、福岡県国際交流センター。11月19日(金)、於:沖縄県国際交流・人材育成財団。 問い合せは 日米教育委員会 まで。 ※ 生徒対象の相談会は 福岡(11月6日)、那覇(11月19日)で行われます。 ☆第50回 帰国子女教育を考える会 (関西)--- 11月13日(土)、於:龍谷大学大宮学舎(京都市下京区)。テーマ「『帰国子女教育を考える会』の回顧とこれからの課題」。報告「これまでの研究例会について」=小島 勝 (会長、龍谷大学教授)。シンポジウム=坂田直三 (元会長)、藤澤 皖 (前会長)、奥居紀子 (立命館高校)、足立 堯 (前財団関西分室長)、上月素子 (「エコー」)・松本順子 (「かけはし」)、明神 洋 (全海研副会長)。司会:井嶋 悠 (事務局長、千里国際学園)。 ☆第14回「箱根会議」--- 11月13日(土)、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)。 テーマ「日本人に役立つコミュニケーション能力の育成」。 国際交流担い手ネットワークの主催で、青少年の意思疎通力を具体的にどうやって育成するか、情報交換や意見交換、相互研鑽を行います。 問い合わせは NPO文際交流協会 まで。 ☆リヒテルズ直子さんの来日講演会--- 11月13日(土)、於:中央区月島区民館 5号室(東京都中央区)。 テーマ 「教育の多様性を実現した国オランダに学ぶ」=リヒテルズ直子。 講演会は長野(11/4)・名古屋(11/12)でも開催されます。 ☆愛をはこぶ人キャンペーン「マッケンジー・ソープに会えるワークショップ」--- 11月14日(日)、於:みなとNPOハウス大会議室(東京都港区)。 対象:小学生・中学生・高校生。 なお、大人向けのワークショップは、12日(金)、六本木ヒルズ森タワー49F「アーテリジェントスクール」で開かれます。 ☆2004年T−GAL 秋の講座--- 11月18日(木)、於:横浜市青葉公会堂 2F(横浜市青葉区)。テーマ「英語学習、7つの誤解」=大津 由紀雄(慶応義塾際学言語文化研究所教授)。 ☆第30回JALT全国語学教育学会年次国際大会--- 11月19日(金)〜22日(月)、於:帝塚山大学 学園前キャンパス(奈良市)。テーマ「生涯に亘る語学学習(Language Learning for Life)」。 ☆小学校での英語教育に関するディスカッション--- 11月21日(日)、於:セシオン杉並 第八九十集会室(東京都杉並区)。テーマ「グローバル時代を生きる子どもに必要な英語教育とは」。パネラー:坪谷郁子(日本国際教育センター)、佐々信行(啓明学園初等学校)、市川 力(東京コミュニティスクール)ほか。 ☆教育フェア「ガンバレ、帰国生!」--- 11月23日(火)、於:東京ガーデンパレス(東京都文京区)。 ☆Group Sea(アジアの生活と文化を考える会)の講演会--- 11月24日(水)、於:(社)海外建設協会(東京都中央区)。 テーマ 「中国で活躍する女性たち」=江原 孔江((財)国際文化交流推進協会 事業課長)。 ※ Group Seaのホームページを更新しました。 労作アニメーションも お楽しみください。 ☆第3回Group Withメンタルヘルスセミナー--- 11月25日(木)、於: 東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区)。テーマ 「海外で暮らすこどもの“ことば”について考える---- 子どもの成長を支える“ことば”を育てる」=石井 恵理子(東京女子大学現代文化学部言語文化学科助教授)。 ☆ワセダ国際交流亭 第165回定例会--- 11月27日(土)、NPO文際交流協会(東京都新宿区)。テーマ「“私”を“デザイン”してみませんか?―デザイン技法をつかって自己表現する方法」。=麻生 潤((株)アソーズ代表)。 ☆関西帰国生親の会「かけはし」発足20周年記念講演会--- 11月27日(土)、大阪市立北教養ルーム 第一研修室 (大阪市北区)。テーマ 「現代バイリンガル教育事情--- 私たちは 家庭の中で何ができるのか?」。第1部:講演会=池田 紅玉(青山学院大学)。第2部:パネルディスカッション=嘉納 もも(京都女子大学)、明習元 吉宣(関西学院大学)、松本 順子(関西帰国生親の会)。 ☆IC文庫フェスティバル(前 ICBAクリスマス会)--- 11月28日(日)、世田谷区民会館別館(三茶しゃれなあど。東京都世田谷区)。 --------------------------------------------------------------------------------- ◆目白学園中学・高校の松本逸也 校長から『「脱亜」の群像』(人間と歴史社) をいただきました。記録写真を通して近代ニッポンの幻想と孤立を振り返る圧巻--- 朝日新聞の敏腕記者だっただけあって、視点と筆致の確かさは 見事です。最近の朝日の記者には それらが欠けてきているように感じるのは、私だけでしょうか? ◆19日(金)からの全国語学教育学会(JALT)国際大会で、順心女子学園の西澤哲男 外国語科長が 実践報告します。西澤さんは、JSLの専門家でもありますが、先日、以前勤務していたシンガポールのインター校の生徒が見学に来て、彼が英語を教えているのに見入っていました。英語(ESL)も日本語(JSL)も、第二言語習得論の素養は 共通なんですよね。 ◆20日(土)は、星田茂之さん(滋賀大附属中)の結婚式でした。国際理解教育の研究実践や論文執筆に超多忙で、結婚は諦めたのかなぁ、と心配していましたが、既に8月に入籍を済ませていたとのことです。新婦は日銀勤務の才媛……どちらも超多忙……心配は 続きます(笑)。 ◆26日(金)は、順心女子学園音楽会でした。 クラス対抗の合唱コンクール(第1部)で、校長が「女子校の合唱は美しいね (男子のダミ声がないから)」と呟いていましたが、私は、1クラス20名なのに 大ホールに声を響かせる 中学生の力強さに感激しました。 第2部は オーディションを勝ち抜いた逸材の発表で、そのセミプロ級の演奏・歌を堪能しました。 ご指導いただいている東京芸術大学の先生方の情熱には 敬服します。 ◆10月27日(土)から読書週間が始まりました。「灯火親しむ候…」という言葉は ほとんど死語になりましたが、20歳までに どれだけ本を読んでいるかで、その後の人生をどれだけ心豊かにできるかが決まるのではないでしょうか。受験生でも「気分転換に本を読む」というくらいになると、傍で見ていても安定感がありますね。 |
| ◎「高校生の英語ディベートコース」募集中(2004年10月1日付) 海外子女教育振興財団が 第2期の募集をしています。 帰国生14名を ディベート指導の第一人者である井上敏之さん・Timothy Wrightさんが 特別指導。「ディベートは 相手を言い負かすためのスキルではなく建設的な討論能力」で、リズムや論理性の大切さも学べます。 日 時 10月31日・11月21日・12月19日・1月23日・2月27日。(いずれも日曜午前10時〜午後1時の3時間) 会 場 海外子女教育振興財団 (東京都港区愛宕1−3−4 愛宕東洋ビル6F) 受講料 24,000円(全5回分。教材費を含む) ※ 定員に達し次第 締切。 担当:教育チーム。 ◎文芸作品コンクールの25周年記念シンポジウム(2004年10月5日付) こじんまりした和やかな雰囲気で開催され、過去の入賞者4名の話を中心に進められました。 海外で学ぶ子供たちにとって、このコンクールが極めて大きな教育的意義を果たしていること、また、その子たちの帰国後の人生にとっても、このコンクールに応募したことが大きな意味をもっていることに、改めて感動させられます。 司会の多田孝志さん(目白大学教授)は、ブラジルのベロオリゾンテ日本人学校から 珠玉の作品群をお送りくださった先生でした。 帰国後は、帰国子女教育・国際理解教育の旗頭として活躍されていますが、聞く者の創作意欲をかきたてる語り口が絶妙です。 「入選作品そのものが、これからの日本の教育について 多くの示唆を与えている」と述べられましたが、本当に そう思います。 このシンポジウムは「海外子女教育の復権」のノロシになる要素を、実に多く含んでいるようです。 ◎帰国生特別選抜と“偏差値”(2004年10月5日付) ある学習塾の方の話では、北米地区の保護者から「帰国生を受け入れる学校の情報が少なくて困っている」という相談が多いそうです。 インターネットの普及した時代に、情報が入手できないわけはありませんが、その保護者が欲しがっているのは“偏差値”なのでしょう。 帰国生特別枠の入学・編入試験に偏差値は全く関係ない(母集団がないので算出すらできない)のに、学科試験を課す学校が多いのは、外国の成績書類を教師が読みこなせない(あるいは その暇がない) からです。 こうした学校は、入ってから きちんと面倒みてもらえる保証がありません。 学科試験を課していない学校は、順心女子学園のほかには 東京都立国際高校・国際基督教大学(ICU)高校・桐朋女子・同志社国際・立命館宇治・千里国際学園などで、書類と作文・面接で選考しています。 日本人学校からの受験の場合は、学科試験が課されるところもありますが、校長からの強い推薦があれば面接だけになる場合もありますので、確認してみるとよいでしょう。 ◎ディスレクシア用の英語教室がスタート(2004年9月6日付) NPO法人EDGEが “読み書き困難”のDX児を対象に 10月から開設。小学6年クラス(土)と中学3年クラス(水)で指導を受けることにより、中学・高校入学後の英語の授業に円滑に入っていけるようにするものです。 オートン・ギリングハム(Orton-Gillingham)によるフォニックスの指導法は、読み・綴り・書きの習得について多感覚(視覚・聴覚・触覚・運動統合感覚) を使って行います。 また、EDGEが培ってきたDX児指導のノウハウとLD・ADHD児に対する指導実績のある先生が指導します。(下記「9月の諸行事」の「EDGEオープンデー」参照)。 注) フォニックス(Phonics)は 外国語保持教室でもよく用いられていますが、発音についてのルールを覚えることにより、効果的に英単語の読みと発音を覚えることができる側面を活用する学習法です。 学習していない英単語についても 読みが簡単に行えるようになる利点もあります。 ◎第7回グローバル化社会の教育研究会を開催(2004年10月19日付) 電気通信大学の志賀幹郎さん(国際交流推進センター) のお話でした。 かなりの時間を割いて、国立大学における留学生の現実について話されましたが、聞いていながら、帰国生特別選抜で入学していった生徒たちのことを考えていました。 やはり、入学後に講義が聴き取れなかったり、用語が理解できなかったりという苦労は多いようです。 私たち中学・高校の教員は、とかく志望校に合格させることを支援するだけになり勝ちですけど、入学後のことについてもフォローする必要を感じます。 小学校段階における日本語指導について、いろいろお話が聞けることも期待していたのですが、あまり話題にならなかったのは残念です。 日本語力が不十分な状態で帰国してくる児童がますます増えていく現実の中で、私たちは何ができるのかを、真剣に考えていきたいと思います。 ◎日本人学校・補習授業校の校長会が開催される(2004年10月19日付) 25日(月)から各地で始まります。 海外校ならではの運営の苦労や悩みを、校長同士の話し合いの中で解決していく貴重な機会です。 外務省・文部科学省や海外子女教育振興財団からも指導講師が派遣されるようです。 南西アジア・中東アフリカ地区:10月25日〜27日、ニューデリー日本人学校 中南米地区(自主開催) :10月27日〜29日、アグアスカリエンテス日本人学校 北米・欧州地区 :11月 3日〜 5日、デュッセルドルフ日本人学校 北米補習校(自主開催) :11月 8日〜10日、ワシントン補習校 東アジア・大洋州地区:11月15日〜17日、バンコク日本人学校 ◎教員募集のお知らせ(2004年10月19日付) 順心女子学園(東京都港区)では「情報科」の専任教員を1名募集しています。 募集締め切りは10月末。 勤務は来年4月からです。 詳しくは、学園のホームページをご覧ください。 また、東京都千代田区の女子校でも「外国語科(英語)」の専任教員1名を募集しています。 この件は こちらまで。 ◎バンコクのインター校 ASBとは(2004年10月10日付) ASB (The American School of Bangkok。2000年9月に Didyassarin International Schoolから改称) は、1995年タイ教育省の認可を受けた国際学校です。米国式のカリキュラムで Pre-K〜Gr.12を開設。収容力 2000名のタイ有数の国際学校になっています。2000年に WASCの認証も受けました。 注)「現地での教育」も修正しました。 ◎世田谷学園が帰国生入試を廃止(2004年10月10日付) 今年から 慶應義塾普通部(中学=横浜市港北区日吉)が 帰国生特別選抜入試を取りやめましたが、来年度から 世田谷学園(中学・高校=東京都世田谷区)も 取りやめるそうです。帰国生の受け入れ校として それなりの実績をもつ学校が“撤退”していくのは残念です。 ◎10月の諸行事------------------------------------------------------------------ ☆高等学校の留学関連担当者対象の説明会--- 10月1日(金)、於:京都市国際交流会館。10月8日(金)、於:札幌国際プラザ。 問い合せは 日米教育委員会 まで。 ※ 生徒対象の相談会は 京都(10月2日)、札幌(10月9日)、仙台(10月16日,仙台国際センター)で行われます(仙台以外の会場は同じ)。 ☆「海外子女文芸作品コンクール」25周年記念シンポジウム--- 10月 2日(土)、於:順心女子学園(東京都港区)。 テーマ 「地球に学んで」=司会:多田 孝志(目白大学教授)。 ☆比較文明学会 第22回大会--- 10月1日(金)〜3日(日)、於:北九州市立大学。テーマ 「環境と文明の未来」。 基調講演=梅原 猛(ものつくり大学総長)。シンポジウム=安田喜憲(国際日本文化センター教授)、松井孝典(東京大学教授)、川勝平太(国際日本文化センター教授)、中沢新一(中央大学教授)。 ☆文化庁舞台芸術国際フェスティバル「アジアオーケストラウィーク2004」--- 10月2日(土)から8日(金)にかけて 東京・大阪で開催。上海交響楽団、ソウル・フィルハーモニック管弦楽団、ベトナム国立交響楽団、マレーシア国立交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団(大阪のみ)の5カ国の楽団が競演。 問い合せ (社)日本オーケストラ連盟<東京>とクラシック・ハウス<大阪>へ。 ☆ニューヨークこどものくに幼稚園同窓会主催「子育て講演会」--- 10月3日(日) 、於:港勤労福祉会館(東京都港区)。テーマ 「子どもとことば ---英語教育の中で育つ子どもたち」=早津 邑子(ニューヨーク・こどものくに幼稚園園長)。 「絵本の読み聞かせ」「母語の形成」「英語教育」などの視点から子育てのあり方を考えます。問い合せは小出敦子さんまで。 ☆国際協力フェスティバル--- 10月2日(土)・3日(日)、於:日比谷公園。 「遊びながら学べる体験コーナー」のほか、各団体ブースで活動内容の紹介、民芸品や料理の販売など。 ☆CIEE主催「次世代TOEFL情報セミナー」--- [東京会場] 10月9日(土)、於:テンプル大学ジャパン(東京都港区)。[大阪会場] 10月12日(火)、於:阪急ターミナルビル17F(大阪市北区)。 講師:=エミリー・プーラー(ハーバード大学院教育学教授、ETSテスト開発部専門委員)。 ※ 2005年9月から、「話す」を加えた4技能を測定するTOEFLが導入されます。 ☆第1回 言論NPOフォーラム--- 10月13日(水)、於:日本記者クラブ 10F Aホール(東京都千代田区)。テーマ 「ローカル・マニフェストと地方の自立」=司会:イェスパー・コール(メリルリンチ日本証券 経営Dir.)。パネラー:増田寛也(岩手県知事)、穂坂邦夫(埼玉県志木市長)、北川正恭(早稲田大学大学院教授、前 三重県知事)。 ☆第7回グローバル化社会の教育研究会--- 10月15日(金)、於:国際文化フォーラム(東京都新宿区)。「言葉の壁を乗り越えるコツ---日本語教育の現場から」=志賀幹郎(電気通信大学 助教授)。 ☆ワセダ国際交流亭 第164回定例会--- 10月16日(土)、於:NPO文際交流協会(東京都新宿区)。 テーマ「"Cool"な日本人に変身する方法---自己エモーショナル・マーケティングのすすめ」=深澤 幸一郎(ワサビ・コミュニケーションズ代表)。 ☆山内玲子さんの講演会・ティータイム--- 10月15日(金)、 ギャラリーコンシャス(東京都港区)。 テーマ「文学と伝承の中の妖精たち」。 山内玲子(児童文学とフォークロア研究家、翻訳家)さんは、ICBA国際児童文庫協会の設立当時(1979年6月)のコアメンバーの一人。 ☆日本国際政治学会 2004年度研究大会--- 10月15日(金)〜17日(日)、於:淡路夢舞台国際会議場(兵庫県東浦町)。共通論題「地域統合と同盟政治」ほか。 ☆第14回 マレーシア総合セミナー--- 10月18日(月)、憲政記念館ホール(東京都千代田区)。 テーマ 「アジアの人材と技術--- ASEAN 更なる飛躍に向けて」。 問い合せは (社)日本マレーシア協会。 ☆日本国際文化学会 第3回研究会--- 10月23日(土)、於:法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー(東京都千代田区)。 テーマ 「日韓大衆文化交流の最前線」=林 夏生 (富山大学人文学部助教授)。問い合せは 事務局 まで。 --------------------------------------------------------------------------------- ◆『月刊・海外子女教育』10月号は、お手元に届きましたでしょうか? 香港在住の皆様のお蔭で 国際学校の最新事情を取材ができ、特集記事にまとめることができました。 不行き届きな点は、専ら私の不勉強が原因です。お気づきの点などございましたら ご教示いただければ幸いです。 * 香港日本人学校からは 「中学部の生徒全員に配りたいので 抜き刷りを許可して欲しい」という旨の依頼がきました。 ◆INFOE(松本輝彦 代表)の主催の第17回北米地区「教育フェア」は、3日(日)までに10カ所を巡ってきました。 今年は、ニューヨークとシカゴの日本人学校で初めて開催され、大成功だったそうです。 海外子女教育振興財団からパネラー参加があったことも 画期的でした。 シカゴやロサンゼルスでは 約百名の保護者が集まったとのこと。 東京の「教育フェア」でも、それくらいになるとよいのですが。 ◆順心女子学園では学習塾の先生対象の説明会も行っています。 5日・6日には、読書好きの子供に育てる工夫や実践の一端を披露しました。 中学生の全校平均で、1年に50冊も読んでしまう生徒たちも、入学した時点では“活字離れ”そのものだったのです。 見る間に読む習慣を身に着けていく様子には 目を見張ってしまいます。 ◆新選組の近藤勇の道場「試衛館」が江戸の「市谷甲良屋敷」(現:新宿区市ヶ谷柳町) にあったことはご存知でしょうか。 今は駐車場になっていて、当時の石垣や石畳、稲荷神社くらいしか残っていません。 江戸時代に賑わっていた柳町の本通りは、坂下に弁天通り(外苑東通り)ができて寂れています。 試衛館は“多摩の田舎”のイメージが強いのですが、こんなに繁華街の近くにあったのかと驚きます。 |
| ◎国際教育交流センターが移転(2004年9月6日付) 園 一彦 所長のもと、永年 海外子女教育の振興に貢献し、政府派遣教員の夫人の赴任前研修などでも実績を残してきましたが、8月に九段から飯田橋に移転しました。 ご相談その他は 下記宛にご連絡ください(Eメイルアドレスは 変更ありません)。 〒102-0072 東京都千代田区飯田橋4−1−10 セントラルプラザ 704 新しい電話:(03)5206−7788 FAX.(03)5206−7880 * JR・地下鉄「飯田橋」徒歩1分 ◎「TOEFL教育者セミナー」開かれる(2004年9月15日付) 8月30日(月)、CIEE(国際教育交換協議会)が東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区)において、「高等学校における英語教育とTOEFL---特色ある指導方法とその成果」のテーマで開催、英語教師を中心に86名の参加者がありました。 君津学園国際交流室の木嶋勇一室長、慶應義塾湘南藤沢高等部の田邊巧主事、そして智辯学園和歌山高校のレベッカ・ベンワさんから、TOEFL-ITPをクラス分けや海外研修の参加基準、成績評価や学習効果測定、単位認定、教員の自己評価、カリキュラム改善などに活用される事例が報告されました。 なお、TOEFL-ITP (校内受験プログラム) の「レベル1」のテスト問題が6種類から8種類に増え、半年で最大4回、年間8回まで問題が重複せずに利用可能になります。 また 従来のリスニング問題はカセットテープを使っていましたが、CDもできました。 ◎AYUSA留学生のレセプション(2004年9月11日付) 今年はAYUSA日本事務局開設20周年という節目でもあり、米日財団から10名に奨学金が与えられています。 その両方の“記念”ということで、10日(金)の日本青年館には、米日財団の詫摩(たくま)武雄東京事務所長、全国高校生留学・交流団体連絡協議会(高留連) の江夏啓子代表幹事(YFU)や新谷勝利事務局長(元AFS) など、関係者も多く参加されました。 私も留学生受け入れ校を代表してスピーチをするよう頼まれ、30年間の高校生留学の発展経緯と「派遣超過」の問題について話させていただきました。 交換留学生を数多く受け入れる経験が帰国生や外国人生徒も安心して学べる環境整備につながることを、国内の高校に もっとアピールしていく必要を感じます。 ◎外務省の在留邦人子女数調査結果(2004年9月11日付) 『月刊・海外子女教育』9月号に調査(4月現在の小・中学生) の結果が載っています。総数は 54,148人で、前年と比べ 1,686人(3.2%) 増えていますが、これは アジア(+797人)と欧州(+985人)、大洋州(+383人) の増加が反映したものです。 アジアは 1996年頃から 15,000人前後となっていたのが、2年前から増加傾向に転じ(16,981人)、欧州は 減少傾向になっていたのが 盛り返した感じ(11,549人) です。北米は ここ数年横ばい(20,659人)、大洋州は着実に伸びています(2,907人)。中東・アフリカは イラク戦争等の影響もあってか 896人(-173人)、中南米は 今年も減少して 1,156人(-117人)になってしまいました。 また、日本人学校に通う子供の比率が 2年前から 31%台まで落ち込んでいる点(cf.1981年 46%) は“日本人学校離れ”の傾向の表れでしょう。 しかし、この調査の数字に表れない就学前の幼児数は、ここ数年急速に伸びていて、地元や国際学校の幼稚園に入れた子供が、そのままそこの小学校に進級する例も少なくありません。 こうした子供たちが数年後に帰国してくることにも 対策が必要なのですが、小・中学校の現場は 大丈夫でしょうか。 ◎スラバヤ日本人学校が幼稚部教諭を募集(2004年9月15日付) スラバヤはインドネシア第2の都市です。 幼稚園教諭1級免許所有者の女性(25〜35歳)で、幼稚園での職務経験のある方 (できれば小学校免許があれば望ましい)、人柄がよく 協調性のある人が求められています。 任期は2004年10月または11月〜2007年3月末。 詳しくは、海外子女教育振興財団 滝沢次長まで。 ◎劇団四季の『南十字星』の公演始まる(2004年9月15日付) 9月12日(日)から。第二次大戦からインドネシア独立戦争にかけての歴史の流れに翻弄される若者の話だそうです。 1か月前に劇団関係者から「インドネシア国歌を歌うシーンがあるのですが、歌詞はどういう意味でしょうか」という問い合せが来たのには驚きました。 役者さん達はカタカナで丸暗記するのだそうで、大丈夫かなぁと心配しています。 1940年以降の歴史、とくにアジアの歴史をほとんど知らない50歳以下の人たちが、少しでも興味をもってくださることを願います。 於:JR東日本アートセンター 四季劇場(東京都港区)。 ◎New Intarnational School が4年目に(2004年9月15日付) 3年前に開校したばかりのインター校ですが、すっかり軌道に乗ったようです。 パール学園長は以前、青葉インターの校長をされていましたが、英語だけに偏ったカリキュラムに納得できず、今の学校を設立されました。 帰国児童をきちんと受け入れる幼稚園・小学校に限りがある現情では、海外転勤の多いご家庭には 向いているかもしれませんね。 ◎アメリカの学校評価団体の管轄(2004年9月22日付) 『月刊・海外子女教育』5月号の特集の補足: 各評価団体の管轄は一応、下記の通り6地域に分けられています。 MSA =ワシントンDCとニューヨークなど5州と中近東・アフリカ NEASC=コネチカット、マサチューセッツなど北東6州と欧州諸国 NCACASI=イリノイ、ミシガン、オハイオなど北部中央19州と各国の米軍基地内(DoDDS) NAAS=オレゴン、ユタ、ネヴァダなど北西部7州 * 2004年2月「NASCU」から改称。 SACS=テキサス、ケンタッキー、テネシー、フロリダなど“南部”11州と中南米 WASC=カリフォルニア、ハワイの2州とグアム、太平洋全域、東アジア しかし 永年、評価団体の域内独占の弊害が指摘されてきたこともあり、次第に管轄地域は好い加減になりつつあります。 例えば、MSAに欧州から加盟したり、NAASにニューヨークやペンシルヴァニア、南カロライナ、メキシコ、ジャマイカなどから加盟したりということもあります。 日本はWASCの管轄ですが、MSAの審査団も来日します。 ◎「NPO法人 日韓・アジア教育文化センター」認可(2004年9月25日付) 8月に第1回「日韓・アジア教育国際会議」を主催し、大成功を収めたのですが、このたびNPO法人認証が下りた旨、内閣府から連絡があったそうです。 関係者の皆様のご努力が報いられました。 これを機に一層の展開のエネルギーが結集されていくことを期待します。 また、事務局のウェブサイトが もうじき立ち上げられる予定だそうです。 ◎9月の諸行事-------------------------------------------------------------------- ☆2004年度AYUSA交換留学生来日記念式典--- 9月10日(金)、於:日本青年館(東京都新宿区。注:昨年、住居表示が変更)。日米両国の相互理解促進の活動を続けてきた米日財団の奨学金を得て、高校生が10名来日します。 ☆EDGEオープンデー--- 9月12日(日)、於:EDGE事務所(東京都港区)。 テーマ 「英語の効果的な学習方法について」。 問い合せ・申込みは EDGE事務局まで。 ☆ワセダ国際交流亭 第163回定例会--- 9月25日(土)、 NPO文際交流協会(東京都新宿区)。テーマ 「異文化ビジネス体験--- 元海外勤務商社マンが語る仕事・家庭・遊び・ライフワーク」=樋口 健夫(元 三井物産社員)。 ☆第15回 三鷹国際交流フェスティバル--- 9月26日(日) 、井の頭公園 西園(東京都三鷹市)。「小中学生クイズラリー」のほか、世界の音楽や踊り,大道芸などの舞台、世界の料理・グッズ販売のテント、憧れの民族衣装が着られる「ふれあいゾーン」など。 ☆国際交流基金の「アジア理解講座」--- 9月27日(月)〜12月14日(火)、於:国際交流基金 赤坂ツインタワーセミナールーム(東京都港区) & 国際交流基金国際会議場(水曜のみ。アーク森ビル20F)。内容=[月]「現代ベトナムを知ろう」、[火]「モンゴルを知ろう」、[水]「アジアの布と社会」、[木]「中国現代文学を味わう」。いずれも全10回。 --------------------------------------------------------------------------------- ◆『月刊・海外子女教育』10月号の特集「香港のインターナショナルスクール」の原稿を、やっとまとめることができました。 6月初旬に4泊5日の日程で香港に出張し、5つの学校訪問、通学している生徒や学習塾の先生方へのインタビュー、父母の座談会などを こなしたわけですが、その資料や録音テープを整理するのは大変でした。 ◆INFOE主催の「第17回 教育フェア」が、9月18日(土) ニュージャージー補習校を皮切りに、ボストン、ニューヨーク、シカゴ、サンディエゴ、ロサンジェルス、アーバイン、ポートランド、シアトル、サンノゼと 移動しながら開催されます。すっかりアメリカ各地のご家庭には なくてはならない催しとなりました。 10月3日(日) までの長帳場ですが、日本から出かけられる先生方のご健康と安全を祈ります。 なお、国内版の教育フェアは11月23日(火)です。 ◆25日(土)・26日(日)は順心女子学園の学園祭も含め、秋の催し物が各地で行われます。こうしたお祭りに欠かせないのが“屋台”や模擬店の食べ物……保健所が厳しい眼を光らせるのは当然ですけど、調理者に検便まで義務づけられるのは ちょっと……。まあ 気をつけましょう。 ◆フレンズの『母親が歩いて見た学校案内 中学・高校編』、関西かけはしの『帰国生への学校案内《関西》2005』ができました。 いまや帰国生の学校選びの定番になっています。 関西の松本さんから「毎年毎年、取材するたびに新たな発見もあり、ちっとも変わらないなあと思ったりの連続です」とのお便り--- 永年、取材に関わってこられたお母さん方は、現場の教員よりも状況がよく見えていることもあるのでしょうね。 |
| ◎「日韓・アジア教育文化センター」 いよいよ活動開始(2004年7月4日付) 第1回 日韓・アジア教育国際会議は、8月8日(日)〜10日(火)、小林聖心女子学院(宝塚市塔の町)で開催されます。 分科会テーマは、「日本語(母語)の教育[日本語教育・国語科教育]から海外帰国子女教育・外国人子女教育の現在と未来を考える」「外国語教育としての日本語教育現状から、日本の課題、役割、期待を考える--- 韓国・中国(北京・香港特別区)・中国台湾の中等教育での日本語教育現状を通して---」など。 ◎「第1回 日韓・アジア教育国際会議」は大成功(2004年9月6日付) 韓国・北京・香港・台北 そして日本国内から 150人余名の参加がありました。 東京学芸大学の佐藤郡衛教授、国際文化フォーラムの中野佳代子事務局長をはじめ各界・領域で活躍されている方々から、この会の趣旨が高く評価され、期待されていることを喜びたいと思います。 主催団体である「日韓・アジア教育文化センター」のNPO法人認証がもうじき下りますが、それを機に一層の展開のエネルギーが結集されていくことでしょう。 理事長予定者である井嶋悠さんから、次のような報告が届いています。 「会議終了後、韓国でありました韓国全土の高校日本語教員研修大会に参加し、各地区の会長にセンター活動内容の説明をする機会が与えられ、一層の連携の可能性を直接に感ずることができました。 現在、韓国でも海外帰国子女教育は困難な問題として顕在化しつつありますし、日本では、アジア地域に限らずこれまでになかった難しい諸問題が年々強くなりつつあります。 そのようなとき、この海外帰国子女教育の課題は、センター活動の一つの柱ですので、日韓が基軸となって、アジアの現状をそれぞれに情報交換しつつ、それぞれの国・地域で、この問題にある教育の本質課題に取り組みながら、国際化時代・国際社会での教育のありように関して、より広い視野で発言できるのでは、と期待しています。」 ◎全海研のトーキングテーブルから(2004年8月5日付) 8月3日(火)、全海研の京都大会に行ってきました。 私の参加したトーキングテーブルでは「帰国生の指導に当たっては、まず自分はどういう人間なのかを考えさせることが必要である」ことが取り上げられました。 終了後の懇談では「自分自身と自分の周囲を見つめ理解することなしに、一足飛びに異文化理解や国際理解をさせようと思っても無理だ」という実践経験の話が 多く耳に飛び込んできました。 学校教育においては、まず自分自身の確認があり、その後に学級、学校、地域社会……というふうに同心円的に着実な理解を広げていかないと 子供たちは「へぇー」で終わってしまうことを、実践者は痛感しているわけです。 ◎プロ野球を考える超党派議員懇談会が発足(2004年9月5日付) 日本プロ野球選手会は「プロ野球の明日を考える会」を 8月9日(月)に開催しましたが、前週8月4日(水)には、国会議員による「日本プロ野球の更なる飛躍・発展とスポーツ文化振興による地域活性化を推進する会」が発足しています。 (1)「ファンも選手も球界の一員」であるとの認識がさらに広まること、(2) 法令にもとづいて、実質的な使用者であるオーナーと選手とで十分な話し合いがなされること、(3) 野球協約等では、選手契約に関しては選手も加わった特別委員会の開催が義務付けられているが、こうした特別委員会の開催など適正手続きが確保されること、などを関係者に働きかけていくそうです。 事務局長には、鈴木 寛さん(民主党)が選任されました。 ◎「東京都私立学校フェア」開催される(2004年9月5日付) 8月21日(土)・22日(日)に、東京国際フォーラム(有楽町)で行われ、2日間で5万3千名以上の来場者 があったそうです。 中学3年生は意外と少なく、都立高校の改革が進む中で志望校の絞り込みが遅れている(私立学校にまで まだ興味が向かない)ということかもしれません。 9月から10月にかけて、毎週土曜・日曜には学習塾主催の進学説明会も続きます。 また、中学・高校の学校説明会や見学会、学園祭、音楽会なども目白押しです。 私たちは“週末”のない2ヶ月を送るわけです。 ◎8月の諸行事--------------------------------------------------------------------- ☆第31回 全国海外子女教育・国際理解教育研究協議大会(京都大会)--- 8月2・3日(月・火)、於:京都テルサ(京都市南区)。テーマは「世界と子供をひらき、つなぐ教育をめざして」。 [一日目] 実践事例発表会、シンポジウム、[二日目] テーマ別分科会、ト−キングテーブル。 問い合せは、全海研 事務局まで。 ☆総合的な学習の時間に向けた国際理解教育セミナー--- 8月4日(水)、於:福岡市立婦人会館(福岡市中央区)。テーマに分かれ、日本人講師・外国人講師による模擬授業や参加型ワークショップを体験。「食=食べ物から見える世界」「いのち=様々な国の 様々な暮らしから」「異文化理解=音楽・子どもを通じて」「国際協力=地球のともだち」。 JICA国際協力推進員 坂本 FAX:092-733-5635 ☆第30回全国英語教育学会長野研究大会--- 8月7日(土)・8日(日)、於:JA長野県ビル(長野市)ほか。 テーマは「日本の英語教育の将来---『行動計画』で示された英語学力の学校種別目標は 学校教育の実情と整合性があるのか」 など。 ☆第50回全国高校ユネスコ研究大会 in 熊本--- 8月8日(日)〜11日(水)、於:熊本県水俣市・芦北町で開催。テーマは「環境」(2005年から始まる「国連・持続可能な開発のための教育の10年」に因む)。 TEL.03-5424-1121 日本ユネスコ協会連盟 高校大会係(担当:奥川,石神,尼子) * 参加申込みは 締切済み。 ☆横浜市 BankARTスクール「ニッポンのメセナ企業2」 --- 8月12日〜9月30日(毎週木曜、午後7時〜)、於:BankART 1929 Yokohama (横浜市中区)。メセナ企業8社の担当者が、各社の文化支援の取り組みや今後の展開・新しいメセナのあり方などを 週替わりで語ります。 協力は(社)企業メセナ協議会です。 ☆第7回 読書コミュニティフォーラム全国大会--- 8月20日(金)・21日(土)、 於:郡山女子大学(福島県郡山市)。テーマは 「本は子どもと世界を結ぶ」=鈴木健二(元NHK/前青森県立図書館長)、岩崎京子(児童文学者)、新川和江(詩人)、槇さわ子(詩人)、吉岡しげ美(音楽家)など。 ☆第47回 エネルギーシンポジウム in広島--- 8月27日(金)、 広島国際会議場(広島市中区)。 特別講演「教師の評価制度はどうなるか」=山極 隆(玉川大学教授、元 文部科学省視学官)、基調提案=迫田 一弘(TOSS広島代表)、中国各県代表による最新エネルギー教育模擬授業(10分x5名)、ほか。 主催は エネルギー教育全国協議会。 ☆国立大学附属高校 学校紹介フォーラム 2004--- 8月29日(日)、於:東京芸術大学 奏楽堂(東京都台東区)。関東地区にある附属高校9校の生徒が一堂に会して、国立大学附属高校でのユニークな高校生活を紹介。 参加校=筑波大附属、筑波大駒場、筑波大坂戸、学芸大附属、学芸大大泉、東京工大附属、お茶の水女子大附属、東京芸大附属、東大附属。 ☆TOEFL教育者セミナー 2004--- 8月30日(月)、於:東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区)。 テーマは「高等学校における英語教育とTOEFLテスト---特色ある指導方法とその成果」。 高等学校において先進的な指導を行っている4校の英語科の先生方から、その指導方法を紹介してもらいます。 主催は CIEE TOEFL事業部。 --------------------------------------------------------------------------------- ◆8月1日(日)、「高畠通敏先生にお別れする会」が立教大学(東京都豊島区) で開かれました。 かつての近代的市民の概念とは異なり 「自分の生活から出発し、生活者の感覚で政治を切り取り、ふつうの人の常識で政治を見る」ように説き続けた先生の大きさを、改めて かみ締めました。 私たち日本人が多文化相対主義の立ち場に至る前には、自文化中心主義と欧米文化中心主義との葛藤が まずあります。「グローバル スタンダード」を僭称する米国基準法に振り回された時期もありましたが、それを反面教師として、私たち自身が健全な自尊の心(self-esteem) を育てることで、その葛藤を克服していくしかありませんでした。 そうした私たちの格闘を見守り励まし続けてくださった高畠先生には、もっと生きていて欲しかったです。 ◆外務省では 全海研の協力を得て 「開発教育/国際理解教育コンクール」 を開催し、教育素材や実践教材、実践授業例などを募集しています。 教員・学校のほか、NGO、NPOなどの活動に携わっている個人または組織団体にも応募資格が認められています。 |
| ◎第6回グローバル化社会の教育研究会(2004年7月2日付) 11月の教育フェアで どんなことをやっているかを知ってもらう「ミニ教育フェア」としたこともあって、過去最高 50名が参加。 活発なやりとりの連続で、参加者からも「丁々発止のシンポジューム」などと 感激の言葉をいただきました。日本では とかく各パネラーが自分の意見を発表するだけの“パネルディスカッション”が横行していますので、新鮮に映ったようです。 ロサンゼルスの松本輝彦氏(INFOE代表)から、在米赴任家庭の教育問題の現状についての報告もあり、日本国内の教育への不安から「帰国しない」ということも有力な選択肢になってきていること。「日本の子は 算数が得意」と言われて 赴任直後の学習に自信を持たせることができたが、最近はそうでもなくなって「何の取り得もない子」とされる例も多いこと。 そもそも赴任時の国内力が かなり低下してきているために、現地校での学力が なかなか向上しないケースが多くなり、無視できないレベルまで深刻になっていること、などが提示されました。 「日本人学校は 現地校やインター校との競争に晒されている」と既に報告しましたが、留学や長期海外研修の普及により もはや国内の中学・高校までが グローバルな市場の中で競争を迫られる時代を迎えつつあることが浮き彫りにされました。 それを受けて 第二部では『「留学」という進路を考える』が話し合われ、世界各国が留学を重要な“輸出品目”と捉え 産業省などの中に留学生獲得の専門部局を設けていること、海外の大学を卒業した人たちにも 十分な就職機会が与えられるようになったことなどが理解できました。 ◎ 「帰国後に通える“英語補習授業校”」に期待(2004年7月2日付) 補習授業校等への緊急アンケートの結果、意外にも要望・需要が大きいようです。 また 「食堂はあるのか」といった質問(?)の多いのにも 苦笑しました。 実際、ランチタイムのおしゃべりの教育効果は 無視できないのですが、まさかそれをレッスン時間に加える(=受講料をいただく)わけには いきません。 今後は どこが実施母体になるべきか、教務内容の確定と維持をどういう組織で運営していくべきか、といった検討を 急ぐことになります。 もちろん 帰国児童の圧倒的多数が、帰国後は公立小学校に編入するわけですから、そうした子供たちが通える英語補習校でなくては 意味がありません。 また、日本に数年の予定で滞在している外国人子女(多くが公立小学校に在籍)でも通える条件を 整えるべきでしょう。 さらに27日(日)、海外子女教育振興財団主催の講演会が 東京でありました(6月行事参照)。 9歳くらいまでが母語確立に重要であることの指摘のほか 「補習校に通っていることが、環境でない言語(海外では日本語、国内では英語など保持伸張したい言語)の習得に大きく貢献する」ということが 指摘されました。条件は熟しつつあります。 ◎学校説明会等のシーズン本格化(2004年7月4日付) 4日(日)から学習塾等の主催する学校説明会・相談会が目白押しですが、帰国生に特化したもの(帰国生が多く進学する中学・高校・大学の先生が、受験生・保護者の相談に応える)は、次の2つ。いずれも入場無料ですが、予約が必要です。 ☆海外子女教育振興財団主催の説明会 日 時 東京会場:7月29日(木) /大阪会場:7月27日(火) 午後1時半〜4時半 会 場 (東京) 国立オリンピック記念青少年総合センター、(大阪) 大阪YMCAホール ☆JOBA 海外・帰国生進学相談会 日 時 7月25日(日) 午後1時〜5時 会 場 都市センターホテル(日本都市センター会館内) しかし、時間が許す限り 実際に学校を訪れて、学園の雰囲気や在校生のようすなどを確かめ、帰国生自身が 「ここなら馴染める」と思える学校を探すことが大切です。 なお、『月刊・海外子女教育』2004年7月号でも特集されています通り、帰国生枠受験に偏差値は 全く関係ありません。 無責任な情報に惑わされないように、関係者みんなで気をつけましょう。 ◎「“センミツ詐欺”にご注意」(2004年7月13日付) 最近、身に覚えのない会社から、架空請求の手紙やEメールが届くことが多いようです。 いわゆる「センミツ詐欺」という古典的な詐欺の手法ですが、電話をしろと書いてあっても、絶対に電話しないで放っておきましょう(こちらが電話するまで、相手は 当方が何者かを知りません)。 高校時代の同級生の弁護士が、送られてきた文書にコメントを付けていますので、ご参考までに。 『こんなの、電話しなけりゃいいんだ。ハガキを出してる側も“千に三つも当たりゃいい”って思いながら、やってるような詐欺だよ。 「法務省認可通達書」--- 法務省は認可などする省庁ではない。 「裁判所からの書類通達後」--- 正式に訴訟を起さなければ、裁判所から通達など来ない。こいつらが訴訟を起こすわけがないので、裁判所からの書類は絶対来ない。訴訟が起されない以上、「裁判所への出頭」する必要はない。 「裁判後の措置と致しまして給与差押え動産物差押えを強制執行させて 頂きます」--- 訴訟に勝てたらね。 「当社と行政執行官による「執行証書の交付」を承諾して頂く」-----“行政執行官”とは言わないな。ただの執行官”だね。執行証書というものもない。執行調書てのはあるが、これは判決により強制執行が行われた後に作成されるものだよ。裁判もせずにそんなものが出るわけがない。 「同時に、最寄の債権回収業者へ債権譲渡を致しますので」--- 強制執行やってんだろう。何の債権譲渡だよ。言ってること、チンプンカンだなあ……』 ◎「高校生の米国私費留学が困難に?」(2004年7月21日付) 今年の5月以降、アメリカ大使館のヴィザ発給に異変が起きています。 全国高校生留学・交流団体連絡協議会(通称:高留連)所属の団体(AFS、AYUSA、YFU、PIEEなど) が扱う 高校生交換留学(1年間)なら問題ないものの、私費留学や姉妹校交換留学などのヴィザは、取得が難しい状況になっているのです。 高留連の団体を通す留学(いわゆる「Jヴィザ」での渡航)のほかに、私費留学や姉妹校留学を導入して、“国際化”を図る高校はかなりの数に上っています。 これらの留学に必要な「Fヴィザ」を取得することが難しくなってくると、独自の留学プログラムが行き詰まることになります。 とりわけ「全員が1年間留学」を売りにしている「国際コース」の類を設置している学校は、慌てて 渡航先を カナダやオーストラリア、ニュージーランドなどに振り向ける必要が出てきました。 ◎「東京都新宿区の『英語で遊ぼう!夏休み』」(2004年7月24日付) 文部科学省では、放課後や休日に学校周辺地域の協力を得て「子どもの居場所」をつくり、スポーツや文化活動など多彩な活動が展開されるよ奨励する事業を 今年度から実施しています。 子どもたちの思いやりや行動力、協調性、前向きに生きていく力などは、学校生活だけで身に付くものではなく、家族や同じ地域で暮らす多くの人々とふれあいながら得られるのはもちろんです。 ところが都市部では、単身者優遇策とプライバシー保護が推進されることで、地域社会は崩壊状態に追い込まれてきました。 もはや遅きに失したと言いたいところですが、再生される地域社会が一つでも多いこと祈りましょう。 この推進事業の一つ、東京都新宿区の「英語で遊ぼう!夏休み」の概要を紹介します。 1.夏休みを利用し、小学生を対象にネイティブの英語講師による英語を使っての体験学習を実施。都内の小学 校に派遣されているALT (補助語学教師)を講師として、日本語を使わずに、工作やゲームを取り入れた英語で の活動を楽しむ。 英語を学ぶ教室ではなく、小学生が国際感覚を養い、臆することなく英語に親しむことを 目指す。 2.新宿区立中学校(11校)で児童の安全に配慮した教室(冷房付)を確保し、校区内の小学生5年〜6年生を対 象とする。 1コマ90分(途中10分休息)×5回を1教室とし、各会場で3教室を実施。 1教室の定員は30名。 3.時間は 午前10時〜11時半。ただし 会場・講師の確保の関係から午後に実施することもある。 期間は、 1回目:7月26日(月)〜30日(金)、2回目:8月2日(月)〜6日(金)、3回目:8月9日(月)〜13日(金)。 ※ プログラムの詳細に興味がおありでしたら、こちらまで。 ◎「HISTEPフォーラム 2004」(2004年8月1日付) 7月6日(火)に経団連会館(東京都千代田区)で開かれましたが、OUTREACHの相川幸子さんが報告してくださっています。 順心女子学園からは 森谷教頭と 西澤外国語科主任が出席させていただき、「自ら考える力を育てる教育」をテーマとした討論に参加しました。 最近の子ども達の傾向として、読書量の減少、書く力の衰退、基礎学力の低下、学習意欲の減退などを、各国の教師が認識しているようです。 とくに読書量の減少は深刻なのですが、日本の中学・高校で専任の図書館司書を置いている学校はほとんどありません。 順心女子学園では、中学生平均で毎月4〜5冊、高校生平均で毎月3冊程度を読んでいますが、これは司書2名が常駐していて、図書の補充・調達や生徒とのコミュニケーションに工夫・努力を重ねてくれているからでしょう。 ◎7月の諸行事--------------------------------------------------------------------- ☆日本国際文化学会 第3回全国大会--- 7月3・4日、於:神戸大学国際文化学部(神戸市灘区)。公開シンポジウム(二日目13:30〜16:30)のテーマは、「国際社会における公共性の可能性を問い直す」。 ☆HISTEPフォーラム--- 7月6日(火)、於: 経団連会館(東京都千代田区)。1987年から日立製作所が毎年実施している日米欧教諭による交流プロジェクト、HISTEPの最終日を飾る総括討論会(米4名、英2名、仏・西・独各1名+日本人7名)。 テーマは「自ら考える力を育てる教育」。モデレータ:小松 郁夫(国立教育政策研究所 高等教育研究部長)。 ☆中学校「経済・金融教育」研修セミナー--- 7月22日(木)、於:アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)。 テーマは「社会に役立つ力は 確かな価値観と経済感覚」。 講演「社会に出て使える力を育てるために」=武長 脩行(椙山女学園大学教授)。 パネルディスカッション=武長 脩行(同上)、松本 利男(市立春日部中学校校長)、門屋 光利(松山市立輿居島中学校教頭)、田島 繁(同志社中学校教諭)、池上 浩一(野村證券 広報部長)、小林 利幸(学研『教育ジャーナル』)。 ☆特別支援教育に関する意見交換会--- 7月24日(土) 、於:みなとコミュニティーハウス(東京都港区)。 テーマは 「すべての不利を被っている児・者のために 〜港区における特別支援教育のサポートについて考える〜」=小林 進(港区教育委員会次長)、緒方明子(明治学院大学教授)、NPO法人テクノシップ、藤堂高直(NPO法人EDGE)、品川裕香(文筆家)。 ☆ワセダ国際交流亭 第162回定例会--- 7月24日(土)、於: NPO文際交流協会(東京都新宿区)。 テーマは「ネパール風『いい子?』の作り方---世界の子育てに学ぶこと」=樋口 容視子(海外生活アドバイザー/文筆家/異文化交流の会「バナナくらぶ」主宰)。 --------------------------------------------------------------------------------- ◆中村学園の小林和夫理事長・校長の随想集『まわれ まわれ 風車』(銀の鈴社刊)の中に、私が11年前『私学公論』に書いた記事(当時45歳の小林先生にインタビューしたもの)も収録されていて 驚きました。「良い意味で 実験的なことをやっていく。 その一つの突破口となり得るものが国際理解教育だし、コンピュータ教育じゃないですかね。 もちろん、その眼力は問われます。 昔の LL教室みたいに『1千万円もかけたけど使えない』ってことになる可能性もある…」(p.210) など、今でも色褪せない名言に溢れています。 ◆7月11日(日)、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターの大体育室で「NHK大学ロボコン2004」が開催され、優勝は東京大学でした。 今回はOBの研究者たちが相当入れ込んでいたようで、こんなところにも独立行政法人になった緊張感が滲んでいます。 , ◆7月14日(水)は フランスの「大革命記念日」です。「7月14日」を「パリ祭」と翻訳したのは、名訳といってよいかもしれませんが、翻訳(命名?)者は 川喜多かしこ夫人だそうです。 フランスの現地校から帰った生徒は キョトンとしていますけど。 |
2004年 6月以前のニュースは こちら。