西日本地区では、都市間輸送能力向上のため電化される路線が増えてきた。しかし、
都市間の需要は高いものの、途中駅間での需要は小さく、ローカル色が強かった。
そういった路線に対応する車両として、1981年に登場したのがこの105系である。
短編成の通勤型電車で、非常に使い勝手が良いとは言える。 通勤型電車と称したとおり、車内はオールロングシートである。編成によってはトイレが ない場合もある。しかしながら長距離運用で走る事もあり、長距離乗車には向かない車両である。 かつては仙石線にも在籍したが現在ではなく、西日本地区でしか見られないこの105系、 同系列の中でも3ドア車と4ドア車があったり、顔も全く違ったりする。これは103系からの 改造で誕生した車両があるからである。 東日本で言う701系にあたる存在かもしれない。 |