JR東日本高崎支社が受け持つ路線では、急行減少により活躍の場を失っていた165系が
各地で運用されていた。しかし、既に老朽化が進んでいた事や、乗降時間短縮には不都合で
あった事等を受け、この107系を製造。1988年に登場した。コストダウンを図るべく、
165系の機器を流用し、車体更新車という感じである。165系に代わって、高崎支社が受け持つ
各路線で運用に入っている。 全編成が2両編成オールロングシートという構成であるが、個人的には走る路線柄から言っても セミクロスが良かったなあ…と思う。 特筆すべきは、自社の大井工場や新津車両製作所で製造された事である。今でこそE231系の 大量製造を受け持っている新津車両製作所だが、107系はその先駆けにあたるともいえよう。 ちなみに、塗色は2種類ある。 |