209系は京浜東北線の顔。田町にて。 205系がある程度広まった頃、次世代型車両の開発が進められていた。そこで掲げられたのは 「価格半分、重量半分、寿命半分」というもの。このコンセプトで登場したのが209系である。
そのコンセプトの通り、製造コストは今までの約半分に抑えられた。さらに、改良された 軽量ステンレスの採用によって軽量化を実現。制御装置は本格的にVVVF制御を採用、 電力消費半減を実現した。
(ちなみにここでの「半分」とは、おそらく103系との比較である)
209系は京浜東北線に集中投入され、同線の103系を短期間で置き換えた。その他、 完全置き換え用ではないものの、様々な路線に数編成ずつ投入された。また、広幅になった 500番台、地下鉄直通用の1000番台、半自動ドア装備の3000番台など、バリエーションが 豊かである。

2編成のみだが、南武線にも在籍。  広幅車体になった500番台。
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