JR九州は主に特急車両でユニークな車両を製造してきたが、一般車両にもその波を持ってきた。
その一番手が813系である。 813系は、1994年に登場。JR九州のコーポレートカラーである赤を大きく取り入れ、811系と 比べて随分と派手なデザインになっている。それは外側の見た目だけでなく車内にも当てはまり、 随所に赤を取り入れている。 派手であるのは事実だが、それでいて不思議と落ち着く事のできる車内となっている。 それは、転換クロスシートを主体とした座席と、VVVF制御の採用による良い乗り心地にもよるのだろうか。 主に鹿児島本線の快速で運用され、評判は上々。現在も増備が続けられている。東京地区にも 通勤用とは一線を画して、このような車両が登場しないものだろうか。 |