井の頭線の大型化工事に伴って、1995年に登場した新形式車両。井の頭線では初の
20m4ドアの車体で、井の頭線としては実に33年ぶりの新形式となる。 足回りも井の頭線では初めてVVVF制御を採用し、低騒音・省エネに優れた車両となっている。 車内は明るい白の化粧版に、赤紫色のバケット型シートを採用。座り心地はなかなかよい。 さらに、車椅子スペースを設置している。 大量増備の形はとられていないが、年次に着々と増備を重ねて、現在は11編成55両の勢力 となっている。その中でも、2003年に登場した最新の1011Fは、ドアチャイム・LED案内表示機・ 片支持方式のシートを採用、優先席付近のつり革の高さを下げるなど、これまでとは一線を 画した存在となっている。 |