1993年に登場。「ニューレッドアロー」の愛称で、利用者から親しまれている。 「ゆとりとやすらぎの空間」をコンセプトとしたこの車両は、ゆったりとしたシートピッチ・ LED車内案内表示機・車椅子利用者向けの１人がけ座席等の設備と、落ち着いた配色の車内で、 特急としての風格を十分に持つ車両となっている。 足回りは、山岳区間の秩父線に入線する関係で、101系を基本とした抵抗制御となっている。 現在の特急は全て10000系である。2003年には、ダイヤ改正における特急増発要員として第12編成10012Fが 登場。この車両は20000系同様の足回りとなり新宿線に所属。内装も変更になり、今後他の編成も順次 10012Fに準じた車内に改造される事になっている。