池袋線で乗務員訓練運転中の20055F。飯能にて。 「環境と人にやさしい」をテーマとして、2000年に登場。無塗装アルミ車体と ボルスタレス軽量台車の採用で軽量化を実現、最新のVVVF制御と相まって、大幅な省エネ・ 走行音減少を実現した。
またその他初めて本格的に採用したものに、片支持方式の座席、LED種別行先表示幕、 ワンハンドルマスコン、電子笛、シングルアームパンタグラフ等がある。
20000系は地上専用車両として最初は新宿線のみに所属、2002年からは池袋線にも所属する ようになった。
8両固定編成と10両固定編成があり、8両編成は主に各駅停車運用で、 10両編成は優等運用で活躍している。
西武鉄道の車両では最新の形式で、今後もこの車両は増備されていく方針となっている。 果たしてどこまで勢力を広げるだろうか。

運転台。ワンハンドルマスコンである。  シングルアームパンタグラフ。