準急池袋行きの6054F(アルミ車)。石神井公園にて。 営団地下鉄有楽町線への直通用車両として、1992年に登場。青帯にステンレス車体ということで、 それまで黄色一色だった車両群では一際目立つ存在となった。
車体だけではなく、足回りでもVVVF制御を初めて本格的に採用、車内設備で車椅子スペースや ドア上のLED案内表示機、非常時の通話装置を設置。人にやさしい車両となっている。
当初は池袋線のみに所属、現在では9000系との交換という形で7編成が新宿線に所属している。 1996年からは更なる軽量化を図るべくアルミ車体として登場、さらに戸袋窓を廃止したグループも 登場、バリエーション豊かな形式となっている。
4ドア10両固定編成で、有楽町線直通運用を中心に、さらに池袋線・新宿線両方で 優等運用でも活躍している。

ドア上のLED案内表示機。  車内。寒色系となっている。