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親の会便り、家族の会便り
毎月行われる親の会、家族の会の内容は、会員のかたが、毎回テープ起こしを致しまして、冊子として、毎月発行されています。
これは、地方にお住まいの方や平日や日中に時間の取れない方には大好評です。また、毎月参加なさっている方も、3週間後(日程により前後することがあります。)に送られてくる冊子を読み返すと、そのときには気づかなかったことや、わからなかったことがすっと心の中に溶け込んで、新たな解決への糸口となることも多いです。
1部800円
年間購読をお勧めします。
1年間購読料(送料込み)\10,000、SEPY倶楽部会員は\5,000(随時申し込みうけつけています)
郵便振替による申込みも受け付けます。【郵便振替口座】00120-5-194786 SEPY倶楽部

「親の会便り」の一部をご紹介いたします。

≪Aさんの体験発表より≫
その頃、私はいろいろなことに疲れてしまい、子育てにも自信をなくして、友達の紹介で「親と子の相談室」という所に、母親教室とカウンセリングに通い始めました。そこで、子供の気持ちを受け入れてあげることを初めて学びました。そして、金盛先生の本も紹介され、初めて読んでみてびっくりしました。『愛する心理、愛される心理』です。(『「自分を信じる」ただそれだけでいい』大和出版に改定されています)今まで読んできた子育ての本には、〜でなければならない、〜しなくてはならない・・・というように書いてありましたが、すべて受け入れる、と今まで書いてあったのとは逆のことが書いてありました。相談室に通いだして、子供の気持ちを受け入れてあげるということが少しずつわかってきました。氣づいてきました。金盛先生の本もたくさん読みました。でも、1日に何回かイライラして、子供に何か言わなくては氣がすまない、わからせたい自分がでていました。長男が小4の7月の頃、学校の先生から「頭が痛いと言っています。迎えに来てください。」と電話がありました。迎えに行った帰り道、「学校に行きたくない」と言われました。私は、少し受け入れられる準備ができていたので、ビクビクしながら「行きたくないのなら、明日はお休みにしよう」とお休みさせました。・・・・・・・・・・・・〈途中省略〉
家の中では「はい、ありがとう、ごめんなさい。」に徹していました。うれしかったのは、食事のときに、私は子供が3人いるので忙しく動いているときに、「お茶」と言われます。昔の私だったら「お茶ぐらい自分で入れて」と言っていたのですが、「はい」と言って、入れてあげると、「ありがとう」って言われるんです。「〜取って」と言われて、「はい」と渡すと、「ありがとう」と言われます。こんなに「ありがとう」といわれる私は幸せだなと思いました。こんなに「ありがとう」をいただけるのなら何でもさせていただこうと思いました。長男も波がありましたが、だんだんに元気になりました。お金もなんでも使わせていただきました。余り大きいものはなかったのですが、「〜が欲しい」と言われて、「はい」と言われたものを買っているとお菓子一つでも心から「ありがとう」と言ってくれます。こんな嬉しいことはありません。・・・・・・

親の会では、体験発表の後、質疑応答が行われます。金盛先生からの適切なアドバイス、解決のヒントがいただけます

1.Bさんの質問「他人の言葉や態度に心がゆれてしまう」という内容に対して、
【金盛先生】そうだと思いますよ。私もよく泣くのですが、泣いてもいいのですが、ちゃんとしっかりしたものがありながらやっていかないと揺さぶられます。揺れないでいくには氣功をやったり、自律訓練をやったりするしかないです。意識を変えて、あの人はあの人の考えね、と思っていければいいんですが、ぐらぐらしてしまうのです。うらんだり、憎んだり、さげすんだり、嫉妬したりは、主語がないので、思ったその人のところに来ます。ですから、今日は、その奥さんでも、坊ちゃんでもなく、自分なんだわと思って帰ってください。
そして、水曜日の夜の6時半に氣功に出ていらしてください。それに出ていらっしゃるのが一番いいと思います。そしたら、Bさん自身が人生ってこんなに素晴らしかったんだとなっていきます。

2.Cさんの質問「自分が小さい頃、父親が怒鳴っていた」という話に対して、
【金盛先生】今のCさんのお話はすごく大きな問題を振ってくれましたが、皆さんわかりますか?家族の中での思考回路がどうあるかということが一番大きいのです。Cさんがおっしゃったように、Cさんのおばあちゃんもそういう人だった、お父さんもそういう人だった。おばあちゃんもお父さんもすぐ怒鳴る、それは生活環境遺伝です。資質的なものというより、耳から入ったものが出てきてしまうのです。そういうことはたくさんあるのです。先ほども「夫が神経痛なんです。」とおっしゃった方がいらしたのです。「神経痛は心因で、それは愛がほしいということです」と言いましたら、「母もそうでしたから」とおっしゃっていました。そういうふうに皆さんの中で決めてしまっていることが、マイナスのことを伝授していることなのです。それを断ち切らないと色濃くなっていきます。

3.Dさん(お子さんが現在不潔強怖症)の先生への質問と先生からの答え
【Dさん】お母さんしだいよ、お母さんが変わると、子供の病気だと思っているような症状がかわるんだよ、と言われたんです。投薬治療をせずに様子をみているのですが、母親次第でこういう症状は改善されるんでしょうか?
【金盛先生】母親次第ってどういう次第をしているのですか?それが問題ではないでしょうか。
【Dさん】今は、子供が言ってくることをすべて受け入れているつもりなんですが・・・・・・
【金盛先生】つもりでは心の中に流れているものがお子さんに行ってしまいます。そこに大きな意味があるのです。自分自身がすべてうけいれていると思っていても、自分の中に大きな不安があるのです。自分自身の不安定さを何によって持ちこたえられるかということが大きいです。自分の不安感が表に出るとお子さんは感知してしまいます。自分が安定した状況で見られるかどうかです。
【Dさん】確かに不安はいつも持っています。
【金盛先生】そうそう、その不安をやっつけてあげないといけないのです。
【Dさん】先ほどおっしゃられたようにプラスの思考回路ということですか?
【金盛先生】では、どうやってプラスの思考回路にするの?頭の中にも心の中にもちょっと静かにすれば出てきてしまうのに。Eさんのお子さんもありましたよね、強迫行為。昔だから忘れてしまったかしら?
【Eさん】Eです。不潔強怖症とおっしゃった時にうちの息子もそうだったなと思いました。すごかったです。・・・・・(途中省略)結局その子の氣が済む、望むように気持ちを受け入れる。でもやっぱり、自分がこれでいいのかなと思うので、週1回氣功に通ってきていたのです。それから、毎日必ず自律訓練をしましょうということでテープをつくっていただいて(現在は、CD「うらこの自律訓練法」として販売しております。詳しくは東京心理教育研究所ホームページへ)、それをやって何とかもちこたえていました。でも本当に、その子の望むように受け入れていたら、スーッと消えていったのがすごいなと思いました。
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