アンチ「ヒロイン」ランキング!

自分で実施しといてなんだが、「主人公っぽくない主人公」を挙げるより「ヒロインっぽくないヒロイン」を挙げる方が大変ということに気付いた。 でもまあ一度「やる」と言ったことだ。ここで逃げたらオレの美学に反するってモンだぜ!
よってなんとか頑張ってみよう! 「ヒロインっぽくないヒロイン」たちの(不毛な)ランキングをっ!!

  10位:神谷 薫 (るろうに剣心)

少年ジャンプのヒロインってのは以外と「不遇」度が高いと思う今日この頃。バトルマンガだらけの中じゃ、ヒロインが活躍できるシーンの数もタカが知れてるからな。
ただそんな中じゃあ、薫さんはまだ……いやかなりマシな方だとは思うけどさ。ただ、いずれにしても「ヒロインらしく」はないと思う(笑)。

  9位:春野 サクラ (NARUTO)

これはオレの持論ではあるけど、ヒロインというのは主人公のサポートに回るだけじゃなく、「ヒロインなりに活躍する」ことが重要だと思っている。
だからサクラちゃんのように「出番をことごとく奪われる」タイプのヒロインってのはどうにも引っかかって。
ただサクラちゃんも奮起したようで、第2部に入ってからの活躍は目覚ましい。だから9位に「ランクダウン」したのさ(笑)。

  8位:マール (クロノ・トリガー)

ぶっちゃけ、地味(笑)。
出番が無いというより単純に「地味」な存在で、なまじキャラクターの魅力が高めな作品なため余計マールの地味さが顕著に。
SFC時代のゲームじゃあんなもんで十分なのかなぁ……。オレの考えすぎかなぁ……。
などなど色々考えたのだが、やっぱり結論・ヒロインっぽくない!!

  7位:クレア・ベネット (テイルズオブリバース)

テイルズ史上初となる「戦わないヒロイン」。だけどクレアさんをヒロインっぽくないと思うのは、決してそれが理由じゃないんだ。
クレアさんをヒロインに見えないのは、ひとえにヴェイグとの絡みが少ない! と思うから。 別に言うほど少ないことはないんだけど、もともとヴェイグが根暗で無口なせいで全然関わってるように見えない!
それどころか、マオやアニーとの絡みばっかが思い起こされる始末。オレ的にクレアさんというのは、「ヒロイン」というより「仲間のひとり」なんだよな。

  6位:木船 郁子 (SIREN2)

ずっと岸田百合がヒロインだと信じていたので、郁子さんの登場には正直混乱した。「あれっ、どっちがヒロインなんだ?」という感じに。
しかも『SIREN』というゲームの性質上、登場回数もめっきり少ない郁子さん。そのために結局混乱状態が続いたままゲームをクリアしてしまい、その流れからどうにも彼女を「ヒロイン」だとは思えなくて(笑)。

  5位:フローラ (ドラゴンクエストV)

PS版で少しはマシになったとはいえ、SFC版における彼女の扱いは一体何なのか。テキトーにも程がある!!
むしろ単純に「ヒロインっぽくない」というより、「強力な対抗馬がいる」ということの方が大きい場合もあるといういい例だ。 DQVにビアンカさんが存在する以上、オレはもうフローラさんを「ヒロイン」と思うことはできない! もっともフローラさん派の人から見れば、それは逆になるんだろうけどさ。

  4位:シャーリィ・フェンネス (テイルズオブレジェンディア)

むしろ、このゲームはホントにシャーリィがヒロインなのか? と時々自分を疑いたくなるよ。
いや、ポジション的には彼女がヒロインだってオレもわかってるんだ。 だけどそう信じられないのはクロエという強力なライバルの存在と、何よりシャーリィ自身の圧倒的な出番の無さが原因なんだよ!!
そうさ、オレだって「なぜシャーリィに出番が無いか」という理由はきちんと理解してるつもりさ! だけどそれにしたって、あまりにも「ヒロインっぽさ」に欠けちゃいないかこの娘は!?
しかしヒロインランキング1位になったコレットちゃんに対し、こちらにもベスト10中2人もテイルズキャラがランクインか……。 両極端ってヤツなのかな? テイルズって。

  3位:ソフィア・エスティード (スターオーシャン Till the End of Time)

シャーリィ2世であり、またフローラさん2世でもあるソフィア。 つまり相当な出番無しの上に、キャラまで喰われているという可哀想さ! オレはソフィアファンじゃないけど、それでも可哀想と思える不遇ぷりだ。
誰にキャラが喰われてるって、その相手がマリアさん一人だったらまだいいんだ。 だけどソフィアがあまりにも出番に乏しくまた参入も遅いため、今となってはネルさんにもキャラを喰われかけ……「ヒロイン」という座さえも奪われかけている感のある彼女。
なんかもう、どうにもソフィアを「ヒロイン」と見ることはできないんだよな……。

  2位:エンテ (ティアリングサーガ)

「アンチ」主人公ランキング10位、リュナン。そして「アンチ」ヒロインランキング2位、エンテ。……って、コイツらどんなカップルだよ!!
何よりエンテは、あの「眼」がヤバイ! あんなに人を見下した(ように見える)眼をしたヒロインなんて、オレはエンテ以外に知らんぞ!?
むしろ好き嫌いは置いといて、もう『ティアサガ』の主人公&ヒロインはホームズ・カトリでいいから! リュナン・エンテはもういいから!!

  1位:松本 梢江 (グラップラー刃牙 シリーズ)

上と同じく、相方である刃牙も「アンチ主人公」8位にランクしているけど……。まあ。この方に限ってはカップルだとかそんなの関係ないか……。
ともかく梢江ちゃん……彼女を「ヒロイン」と呼ぶことに対しては、正直生理的な抵抗感をもよおす。理性が認めても、魂が認めようとはしないんだ!!
まあ、なんつーか……ある意味「ここまで思わせるヒロイン」なんてのはそれだけでレアというか天然記念物モノだろう! ……なんてフォローもしてみたりみなかったり。
いずれにせよ、オレの中で「アンチヒロイン」といったら梢江嬢のトップは不動の地位。そんな地位、当人は嬉しくもなんともないだろうがね(笑)。

あとがき

最初に言った通り、やっぱ「ヒロインっぽくないヒロイン」を探す作業は大変だった。トップ3くらいは逆にすぐ決まったんだけど、それより下がキツイ。
結果としてどうにも微妙な面子が並んじゃったんだけど、まあそこらへんも加味して「ヒロインっぽくない」ってことなのかな。

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