07.1.2
  23位:キール・ツァイベル (TOE)

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「ウィンドカッター!!」「フリーズランサー!!」
「信じてくれなきゃ、僕だってお前を信じることが出来ないだろう!」
「キールが木をきーる〜」

オレの中で、テイルズ不動の地位にいる「好きな幼馴染」「見ていてほのぼのさせてくれる幼馴染」の3人組といったら……とりあえずはロイド・コレット・ジーニアスという『シンフォニア』勢だ。キールのトコロで言うことじゃねーが、そこは譲れない(笑)
しかしっ! 次点に位置されているのは、間違いなくこの3人っ!すなわちリッド・ファラ、そしてキールという『エターニア』3人衆なのだっ!!

この3人の関係も、『S』の3人に負けず劣らずの「ほのぼの」ぶりを見せ付けてくれるが、その核となっているキーパーソンはまさにコイツ……キールだとオレは思っている。リッドとファラは、これまでもずっとラシュアンという同じ村の中で生活してきた。離れずにいたため互いが互いに「気付かない」し、衝突はしても「横の軸」がズレることはない。
だけどキールはそんな中、幼い頃に2人と別れ、異なる道を歩み始めた唯一の人間だ。だからこそ、再会した2人との間に「壁」があり、しかし同時に昔と変わらぬ「心の繋がり」も残っている。そんな相反する奇妙な感情を抱くキールは、3人の関係を凡庸なモノから特殊なモノへと徐々に変化させていく役割を担う。キールがいたからこそ、リッドたちの旅…ひいては『エターニア』という作品そのものの物語が、刺激に満ち溢れたものになった。大袈裟に見えるかもしれないが、オレはそう思っているんだ。

また、「ほのぼの」といえばもうひとつ。「キルメル」というカップリングの「ほのぼのレベル」も見逃すことは出来ないっ!!
テイルズのCPというのは基本的に「熱」とか「甘」ではなく「ほのぼの」という感じではあるんだが、キルメルはその様相が特に顕著だ。キールとメルディの性格がお互いにアレだから、ホントに見ていて微笑ましくて! まあそれは、単純にオレがこのCPを好みだってことも影響してるんだろうけどさ(笑)
ただセネシャリ(L)も好きなオレだけど、彼らにはそこまで「ほのぼの」を感じてはいないことを考えると……やはりキルメルはある程度そのレベルが高いのだろうと思われる。

バトルにおけるキールは……と言っても、『E』のシステム上の問題で、キールとメルディにはお互いにこれといった「特徴」はないんだよな。しいて挙げればキールはメルディのように遠距離攻撃が出来ないし、「デスティニー」を唱えられないし、また「ブルーアース」も唱えられないし……って、これじゃあキールが駄目キャラじゃんか!(笑)
しかしアレだ。キールの「詠唱声」ってのは、テイルズ屈指の「聴き心地の良さ」を誇っているだろうと思うのはオレだけか!? 上にも書いたが、特に「ウィンドカッター!!」と「フリーズランサー!!」の素敵度合は抜群だ! 他には「ディストーション!!」もイイ! 保志さんブラボーーッ!!

そういやバトル時のキールの特徴としちゃ、もうひとつアレがあったな。すなわち、「ひたすらに足が遅い!」(笑)
リッドの3分の1あるか無いかというあの鈍足ぶりは、『P』のミントと張り合っても勝てるか不明なほど! 確かに走りにくい服かもしれないけど、さすがにアレはないんじゃないか!? モーゼス(L)なんてあんな服で走ってんだぞ!(笑)

最後に余談になるが、このキール……。現在「テイルズ三大ダジャレ」に位置付けられている(というかオレが勝手に認可している)モノのうち、不動の一角を担っている「アレ」を発した人間である。

要するに「ダオスを倒(だお)す」(Byクレス/P)
更に「ヤスカに行きヤスカ」(Byアーリアさん/T)
そしてキールの「キールが木をきーる」と。

う〜ん、やっぱり最後のが一番「駄」洒落かな(笑)

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