06.12.24
「爪竜斬光剣!」
「極光壁ーーっ!!」
「リッド……大切な人を守れ。極光術は……そのためにあるんだ」
レイシス、いや、レイス……。
彼はその生き様から、オレたちに大切なことを教えてくれた。未完成のままの極光術で、身を挺してリッドたちを守ったレイス。自らの身を顧みず、ただ仲間の為にその命を賭けたレイスの想いとその姿には、やはり心を打たれた。
個人名は出さないものの、例えば『D』のアイツ、『S』のアイツ、『A』のアイツ…。テイルズにはその「死」を描かれるキャラも何人かいるが、レイスのそれは、彼らとはまた別物だと思うオレがいる。真の意味でレイスは、本当に崇高な生き方をしたんだと思うよ。もちろん、他のやつらがそうじゃないという話ではなくて。
しかし思うのは、レイスはそんなキャラたちの中においては、まだ一番「救い」があると言えなくもない。
表にして見ていくと、
『D』のアイツ＝元々救いが無かった。
『S』のアイツ＝死なないシナリオもあるので、それが救いといえば救いなのだが。しかし死亡シナリオだと救いが無い。
『A』のアイツ＝エンディングの「アレ」が、アイツにとって救いになるのかが不明。
…という感じ。しかしレイスはその中で、希望の光を未来へ託した者。4人の中では一番救いがあると言えるだろう。
もっとも…『D』のアイツはリメイクに伴い、その死さえもが果てしない程に美化されてしまったが(笑)
さて。しかしこのレイス…。前にもどこかで言ったが、かなりゼロス(S)に近いキャラだよな。ルックスもそうだが、内心を隠して道化を演じ(ジョニーか?)、その出生･境遇にトラウマに近い感情を持ち(ヒルダさん?)、しかし時折凄くカッコイイ。仲間になっている期間も短く登場回数も少ないというのに、レイスはオレの中でやはり特別なキャラだ。まぁ、だからこそこの順位にいるんだけどさ。
戦闘におけるレイスは、オリジナル技の「爪竜斬光剣」がカッコ良かった! ってことくらいしか言うことが無いので割愛。
…まぁ一応小ネタを挟んでおくとすれば、これは『D2』ジューダスや『新D』リオンの「崩龍斬光剣」の元ネタになった技である。もっともそれは名前だけで、モーションはかなり違うんだけど。
しかしオレが一番感動したのは、何より終盤…セイファートの試練において、「セイファートの使者」の声がレイスと同じだったということだ。あれには何か深い意図を感じ、オレは大きな感銘を受けたものだ。
最後に超余談。まあホットなネタだから書いとこう。
『新D』のサブイベントで戦うことになるジェントルメンタイが使ってくる技、「ひゃっほう壁」。これは「極光壁」のパロディだが、元ネタはリッドではなくこのレイスです!
これはオメデトウ〜! なのか?(笑)
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