06.12.22
  30位:チェスター・バークライト (TOP)

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「屠龍! ぶち抜け〜〜っ!!」
「獲物は逃がさないぜ!」
「百発百中だぜ!!」

「やさしいあにき」であり、また初代「スケベだいまおう」でもあり。しかしコイツに一番似合っている称号は「げきマッハやろう」だと思わなくもない、そんなチェスター!
オープニングにパーティーインするも、すぐ離脱。しばらく後にまた加入したと思ったら、これまた長期離脱。次に仲間になるときは既に「時代」が違い、オマケにクレスたちとのレベル差は果てしなく広い。某ファンダリア王とは違い、経験値入手の専用イベントが用意されているのでいいだろうと思うかもしれない。しかしながら、オレとしては「それはそれで酷い」ような気もするぞ。だってアレじゃあ、あまりにも「とってつけた」感が拭えないじゃないかっ!! ホラ、経験値やるよ。これで満足だろ? みたいなっっ!!

まあ、それはともかく…。
チェスターの話をする上で外せないのは、やはり「アミィちゃん」の存在であるだろうと、オレは思う。何を隠そう、オレはアミィちゃんの死に対し、当時からずっと心に引っかかり続けていることがあるのだ。
…オレは基本的に、「死」というものをゲームやマンガといった作品の中で重要なファクターとして用いることに肯定的…とは言わないまでも、一応認めてはいるんだ。それも「生き返る」「実は生きていた」などというご都合主義の入る余地の無い、完全なる死。更にはそれを、作品上重要な位置を占めるキャラに対して用いること…そのこと自体には、否定的な思いなど無い。ただしそれは、その誰かの「死」が、それを視ている我々に「何か大事なこと」を考えさせてくれたら…という前提があっての話である。
「所詮はゲームだ、マンガなんだ」と言うのは簡単だ。もちろんそう考える人が間違っているとは思わないし、むしろそちらの方が正常だとも言える。…だけど。話の展開上「ただなんとなく感動的だから」などという形で安易に「死」を用いることを、オレは決して認めたいとは思わない。そしてオレはアミィちゃんの死に対し、「そういう雰囲気」を強く感じたのだ。彼女の死を直視させられたとき、オレは説明しようもない憤りを何故か感じた。それは彼女を殺めた黒騎士に対しての思いというよりむしろ、「そのイベント」自体への怒りだったのかもしれない。
…まあいいや。このへんの話は余談として、別の機会にでも書くことにしよう。今はチェスターの話だったな。

さて。戦闘でのチェスターと言えば、それはやっぱり「最強のアーチャー」という一説に集約されるであろう! チェルシー、ナナリー、そしてナタリア。テイルズの純正アーチャーズの中において、ひときわチェスターが異彩を放っている所以は、何よりその「攻撃力」にあるだろう。他の弓キャラは、あくまでも「補助・支援」がその役割だというのに…しかしチェスターの攻撃力は主人公クレスに匹敵するレベルなのだ!
ただし、もちろん「弓使い」の中でチェスターの戦力は破格なのだが……結局「一番強いシューター」といったらフォッグ(E)だという事実は言ってはいけない(笑)

ちなみにSFC版のチェスターはPS版と違い「技」こそ無いものの、その代わり通常攻撃力が更にダンチ。
「やあっ!」と撃ってダメージ4000? こりゃ笑うしかねえ!

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