06.12.14
「いくよ……コリン!」
「何しようってのサ!」
「大いなる元素を統べし者よ……。出でよ、マクスウェル!!」
おっと、ここまで来てやっと初の『シンフォニア』勢が登場だな。シリーズの中でも好きなゲームというだけあって、キャラへの愛着も全体的に高レベルということか。
とはいえ、要するに「その中」じゃしいなは最下位ってことなんだけど(笑)
ちなみにしいなは最初「コレットを狙う暗殺者」として…。すなわち「敵」として登場し、その後仲間になるタイプのキャラである。しかしテイルズにおいてこのタイプは案外珍しく、誤解等ではなく「敵意むき出しで襲い掛かってくる」ようなキャラは他にアニーとヒルダ(R)を数えるくらい。
つーか、女ばっかじゃねーかっ! どういうこっちゃ!!
ちなみにテイルズの四大「ボインちゃん」と言ったら、ミント(P)とグリューネさん(L)とティア(A)、そしてこのしいなというのが一般的である。
戦闘におけるしいなは、初代クラースさん(P)に続く「正統な召喚士」だということが印象的であったが、実際はオーバーリミッツ時にしか召喚術を使用できないため、今いちインパクトに欠ける。更に召喚術があるためPS2リメイク版における「全キャラに秘奥義追加」という特典の中にあってもしいなだけが候補から外され、あまつさえ申し訳程度に「召喚使用時のカットイン」だけが書き下ろされているという屈辱を受ける(笑)
限定条件があるため、召喚をバシバシ使っていくような術師キャラでもなく、また純粋な戦士タイプと呼ぶには破壊力に欠ける。そのため彼女の「中途半端」ぶりはナナリー(D2)に勝るとも劣らないレベルであり、古き日のサマルト王子(DQ2)を思い出すとか出さないとか。
いずれにせよ、彼女は『TOS』プレイヤーにとって、最もメインパーティー入りする確率が低いキャラであることは間違いないだろう。
しかしアレだ。ただ単に「召喚が使い辛い」ってだけならまだマシだったのかも知れないけどさ…。しいなの場合、それだけじゃないからヤバイんだよ。だって彼女…召喚どころか「技」のワンパぶりが半端ないじゃんっ!!
散力翔符に凄符、幽幻翔符に凄符、蛇拘翔符に凄符…って何じゃそりゃ! しかもモーションまでほぼ一緒…って、更に何じゃそりゃっ!!
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